【挑戦者側から、社会をおもしろくする。】
当社で活躍する社員の「成長のヒント」を追う社員インタビュー!
今回、紹介するのは、新卒で入社した会社を1年目に退職して、年末にナイモノ入社、そこから約半年で急激な成長を遂げた若手CA、佐藤。彼女の成長のプロセスをご覧ください!!
目次
「中の下」から半年でMVP受賞
選考中に出会った「憧れの姿」
「がむしゃら」に働いた3ヶ月
学生にとってベストの環境を
最終面接…予想外の結果
「三度目の最終面接」のチャンス
エラーを減らして未来を描く
「マインド」と「方法論」の両立
「中の下」から半年でMVP受賞
2023年12月にナイモノに入社して約半年。
翌6月を迎えて、目標に対して236%。佐藤はCA(キャリアアドバイザー)として社内トップの達成率で月間MVPを受賞した。
「入社から数ヶ月はずっと “中の下”くらいでしかなかったんです。6月に何とかそこまで達成することができて、受賞できました。
たまたま数字が集中したのもあるし、先輩や上司が相談に乗ってくれたことや、私を信頼してくれた学生たちがいたから出せた結果です」
『新卒エージェントNo.1』を目指すナイモノにおいて、「学生に寄り添うこと」と「売上につながるサービスを提供すること」は、欠かせない両輪。
学生への想いやコミュニケーションによる信用は重要でありつつ、それがビジネスにつながらなければ、売上の向上やサービスの継続はできない。自社のビジネスだけを考えたサービスは、学生の未来を損なう可能性すら含んでいる。
だからこそ、「情と理」のバランスの中で価値を提供することが、ナイモノの仕事の難しさでもあり、魅力でもある。
選考中に出会った「憧れの姿」
佐藤は九州で生まれ育ち、大学も長崎。
親が自営業だったこともあって、自身も経営の知識やスキルを身につけたいと考えて、就職活動でも「とにかく成長できる環境で、視野を広げよう」と、新卒で上京してベンチャー企業に就職をした。
会社にとって新卒採用を始めて最初の年、1期生としての入社だったこともあって新入社員は社長直下に配属された。しかし、そこでは自身が望んでいた「視野や成長」は得られないと感じた。
「社長はもちろん社員の方も良い方ばかりだったんですが、私が求めていた環境ではないな、と。
もっと厳しかったり、できないことに気づけたり、高い目標を目指せる場所を期待していたけれど、優しいというか緩やかな環境でイメージしていた“社会人”とは違う、と感じてしまって……」
新卒で入社して半年経たずに転職活動を始め、何社もの会社の面接を受ける中でナイモノの女性CAの話を聞いて、衝撃を受けた。
「この人が、私の目指す姿だ!って(笑)
面談で話をさせてもらって、話す内容も話し方も、仕事への向き合い方も含めてその瞬間に憧れの存在、目指したい姿がこの人だ、と。この人と一緒に働きたい、と思ってナイモノへの入社を決めました」
「がむしゃら」に働いた3ヶ月
入社後は、想像していた以上に怒涛の日々だった。
時期としても、学生の相談や企業の内定出しが佳境を迎える最繁忙期の年末年始。100人を超える学生たちとの面談を進めていきながら、その間にも連絡や相談が次々と舞い込んでくる。
忙しいながらも、佐藤にとっては、これが求めていた環境だった。
学生との面談を繰り返す中で,選考を通過する学生や頼ってくれる学生が徐々に増えていく刺激だらけの環境、目まぐるしくも学生にかかわれる実感、何より目標とする社会人像を体現している先輩CAの元で働けていること。
「がむしゃらに目の前の業務をこなしていくのに必死でした。憧れの先輩から存分に学べる環境で、学生や仕事に対する考え方やスタンスを吸収できて、友だちや家族にも自慢してました(笑)
ただ、まだまだ何も考えられていなかった時期だな、って思います。いま振り返ると、とにかく時間やスケジュールに追われて詰め込んで仕事をしていましたね」
そんな日々を繰り返して入社3ヶ月が経った頃、佐藤が担当する女子学生が最終選考に進むことになった。
ナイモノの支援企業の中でも採用基準が高い会社で、最終選考まで至る学生は多くはない。学生本人としても、そのA社が第一志望。企業担当(RA:リクルーティングアドバイザー)の社員からも、「憧れの先輩CA」からもその段階にまで進むことが少ない、と評価された。
学生にとってベストの環境を
「褒めてもらえたことはうれしかったです。ただ私自身、まだ何もわからない状況でしたし、ただ学生にとって良い結果につなげたいとしか考えていませんでした」
その学生は、佐藤が入社して1ヶ月も経たない年末に出会った学生。
もともとは大手の有名企業を明確な第一志望にしていたものの、話を聞いていく中で、佐藤は学生に「もっと視野を広げてほしい」と様々な業界の会社を紹介してきた。
「彼女が最初の頃に志望していた企業を選んだ理由やその背景を聞いていると、“その企業が本当に彼女にとってベストなのかな?”とは感じていたんです。
ただ、私が細かく指摘したりアドバイスをするより、いろんな企業を見てもらう中で彼女自身に感じてもらって、一緒に話をしながら探していきたくて。そもそも当時の私には、そんなスキルや知識もなかったのもあるんですが(笑)」
その学生が、結果的にA社の最終面接まで進んだ。
先輩CAとRAの3人で、これからの対策を考える。その内容を踏まえて学生本人との面談をしつつ、企業に送るための推薦文も作成した。
そして、数日後に迎えた最終面接……。
最終面接…予想外の結果
A社から伝えられた結果は、「判断保留」。
その時点で不合格ではないものの、「他の学生の選考結果を踏まえて判断したい」とのことだった。
通常であれば、企業側のタイミングで結果連絡を待つケース。それでも佐藤は、ここで諦めたくはなかった。
学生本人の想いや熱意、社会人として目指したい姿を聞いてきたからこそ、「まだできることはあるし、もう一度機会があれば……!」と考えていた。
それをRAに伝え企業との交渉を経て、数日後に再度の最終面接を設定することができた。
「振り返ってみると、あれは私にとって入社して初めての成果になるケースだったんですよね。CAとして“中の下”でやってきて、やっと成果を出せる。
ですが当時はそういうことは考えていなくて、というか気づいていなくて(笑)、ただ彼女が求める結果になってほしくて必死でした」
学生から最終面接で話した内容を聞いて、企業からのフィードバック内容もRAに聞いた上で、改めて対策を練っていく。限られた時間の中で、できることはすべてやりたい。やりきったと思えた。
しかし、それでも求めていた結果にはつながらなかった。
RAからは、「タイミングもあるから」と声をかけられた。「A社は早期から採用しているから、充足人数を考えると通常よりも採用基準が上がっている」と。
「三度目の最終面接」のチャンス
その後、学生はいくつかの面接を受けて、新たな第一志望の会社を含めて7社の内定をとったと聞いた。
「CAと学生」の関係はしだいに薄れつつあり、佐藤自身もその出来事を経て学びも増えたことで、少しずつ成績を残せるようになっていた。
「二度の最終面接」から約2ヶ月が経った頃。
社内会議でA社が追加枠での採用を再開したと発表された。
その瞬間、佐藤の頭に一人の学生の名前が浮かんだ。
「もう一度、彼女が挑戦できるチャンスだ……!!」
すぐに学生に連絡を入れて状況を伝えると、佐藤の想像とは違った反応が返ってきた。本人としては、内定先に一定の満足をしているようで、改めて就活を再開することには積極的になれないようだった。
とはいえ佐藤としても、彼女の状況は理解しつつ、ほんの2ヶ月前には第一志望だった企業へのチャンスを逃してほしくはない。
何より、これまでの会話を通して、現状の内定先について本人も納得をできていないように感じていた。はっきりとは口にしないものの、いったん区切りをつけたからこそ、改めて就活を再開することに躊躇しているように思えた。
エラーを減らして未来を描く
「学生が納得する道筋の中で、エラーが起きることがある」
4月から新たに佐藤の上司になったCAに相談すると、そんな言葉が返ってきた。
学生にとっても、CAにとっても、目指している目的がある。そこに至るまでには、いくつもの「判断」があってそれぞれの選択をする。そのプロセスでエラーが起きれば、目的地に達することはできない。
だからこそ、そのエラーを事前に察知して回避していく。それ以上の理想は、お互いに納得できる目的地への最短ルートを想像すること。
その言葉を得て、2ヶ月の間に落ち着いてしまった学生の本気をもう一度、思い出してもらえたら……。
「二度目の最終面接の後も連絡はとっていたんですが、内定先の企業の理念や働き方について、不安や疑問があるんじゃないかな、って何となく感じていたんです。
どこか“それ以上の会社”がないから妥協して納得しているような感じで。とはいえ、もう一度就活を再開するまでの気力は起こしきれていないような……。だから、その温度感を思い出してほしかったんですよね」
佐藤としても、現状の内定先よりもA社の方が、学生が活躍する未来が想像できた。だからこそ、諦めずに納得できる就職先に挑戦してほしい。その想いで学生に向き合い、三度目のチャンスに力を注いだ。
「マインド」と「方法論」の両立
「また、落ちたかもしれません……」
面接を終えた学生からの連絡があった。
佐藤の中で不安な気持ちも膨らみそうになりつつ、「そんなはずはない」という想いは捨てなかった。そうであるはずがない。
入社してからこれまでの半年間。
CAとしてだけではなく、理想の女性社会人として憧れた人の元で一言一句から学び、吸収してきた。その後の上司からは、目的からの逆算、そのために細分化していく考え方を学んだ。
その両者から、学生に対するマインドやスタンス、目的のための思考回路や方法論を得てきたからこそ、「大丈夫だ」と思えた。
数日後、企業から内定の連絡があった。
佐藤が入社直後に出会った学生が「三度の最終面接」を経て内定を得た。さらに、その同じ月に佐藤は前月比で2.7倍、目標数値に対して2.4倍以上の成果を挙げて、月間MVPを受賞。
「入社直後は、“何か”ができていないのはわかるけど、“何が”できていないのかがわからない状態で、ただがむしゃらにやるだけでした(笑)
そこから半年でMVPがとれたのは、先輩CAやRAのアドバイスがあったからこそだし、“ちゃんとやれば2ヶ月後に成果につながる”という言葉が、まさにそのまま成果になってびっくりしました(笑)
今はむしろ受賞した後の方が、学生への価値は高められていると感じているので、これからの1年が勝負だと思っています!!」
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