「バズらせるだけの一発屋だった」——月収200万円・フォロワー30万人だった男が、数字を捨てて不動産ベンチャーのマーケ責任者になった話
TikTok開設4日目で4投稿連続100万回再生。1年でフォロワー30万人、最高月収200万円。
フリーランスのSNS運用者として、個人で誰もが羨む成果を手にしていた太郎さん。しかし彼はその「成功」を手放し、当時社員数10名弱の不動産ベンチャー「ないけんぼーいず」に飛び込んだ。
なぜ、自分の力で自由もお金も手にしていた男が、不動産ベンチャーの社員になったのか?
入社1年半でマーケティング部マネージャーに昇格し、現在はないけんぼーいずのマーケティングをリードする太郎さんに、その裏側を聞いた。
目次
まずは自己紹介をお願いします
フォロワー30万人、月収200万円。「人生イージーモード」だった
「再現性のない一発屋、、、、」
突然の出会いに、突然の決断
「感覚」が通用しない世界から、お問い合わせ3倍増までの軌跡
1年半でマネージャーに。「NOを言える自分」になれた
SNSをやりながら悩んでいるあなたへ
まずは自己紹介をお願いします
——太郎さん、まずは簡単に経歴を教えてください。
太郎:もともとフリーランスでSNS運用をやっていて、TikTokとInstagramでライフスタイル系のアカウントを運用していました。最終的にはフォロワーは合計30万人くらいまで伸びて、最高月収は200万円でした。そこから転機があり、2年前にないけんぼーいずに入社して、今はマーケティング部のマネージャーをやっています。
——今は具体的にはどんな業務をしていますか?
太郎:マーケティングチームとしてその月の目標を達成するために、どんなアクションが必要かをまず決めて、それを誰にどう割り振るかを設計します。進捗管理、クリエイティブのフィードバック、チーム全体のスピードを上げるためのマネジメントがメインです。
扱う領域はSNSだけではなく、広告、LP、LINEのシナリオ設計など、オンラインのマーケティング領域全てを管掌してます。
フォロワー30万人、月収200万円。「人生イージーモード」だった
——まず、フリーランス時代のことを聞かせてください。SNSの数字の凄さが印象的です。
太郎:もともと知人がインフルエンサーで、見よう見まねで始めたのが最初でした。ライフスタイル系の発信するアカウントだったのですが、投稿4日目にして初の100万再生を出し、そこから4投稿連続で100万再生超えができました。TikTokのフォロワーは1ヶ月で一気に5万人を突破し、1年でInstagramも合わせて総フォロワー30万人に達しました。最高月収は200万円で、平均でも月100万円くらいの収益があったので、時間的にも金銭的にもかなり余裕がありました。
当時の運用アカウントのTikTok再生数
——すさまじいスピードですね。
太郎:投稿すればバズって、スマホは一日中震え続けてました。通知欄はいつも「99+」。平日の朝、スタバでアイスコーヒー飲みながら「人生イージーモードだな」って本気で思ってました。誰にも怒られない、満員電車もない、嫌な上司もいない。SNSアカウントを始める前に夢見た理想のフリーランス生活そのものでしたね。
Instagramなどの通知は鳴り止まない状態
「再現性のない一発屋、、、、」
——そこから、なぜ転職(就職)を考えるようになったんですか?
太郎:SNSが短期間で急激に伸びて、収益化も早いタイミングでできたんですけど、どこか違和感がありました。結果が出ているのに、自分の自信が全くついてこなかったんです。心の奥底で、自分のスキルでアカウントを伸ばしたわけではなく、運とタイミングによって伸びただけだと分かっていたのだと思います。
自分の能力以上の成果を手に入れてることに気が付いてましたし、そこに違和感があり、能力やスキルアップの一つの手段として考え始めたのが就職でした。
——具体的にはどんな感覚ですか?
太郎:SNS戦略の言語化もできない、仮説検証のロジックもない。ただ「感覚」で当ててきただけという感じです。
今のアカウントで稼げなくなった時に、もう1回同じことができるかって問われたら多分無理だなって思いました。心の中でもう一人の自分が「お前は、まぐれで伸びただけの一発屋だ」って囁いていました。
——数字は出てるのに、不安だった。
太郎:フォロワー数や収入よりも、自分自身が成長できてる実感の方が、僕が求めてるものに近かったんです。あと、誰にも文句言われず自分の感覚だけで仕事をしていてストレスフリーではあったんですけど、僕が当初思っていた「自由」はそこにはありませんでした。実際に僕と社会の接点はスマホの画面とカフェの店員さんへの注文くらいで。僕自身、1人で仕事をするよりも、人とやる方が楽しいかもしれないなと思い始めていました。
フリー時代の太郎さん
突然の出会いに、突然の決断
——ないけんぼーいずとの出会いはどういうきっかけでしたか?
太郎:ある日の夜ベッドでインスタを眺めてたら、私が入っていたオンラインサロンのオーナーとないけんぼーいずの代表の中島さんがコラボライブをしていたんです。当時ないけんぼーいずは初見だったのですが、そこで中島さんが言ってた言葉が刺さりました。「SNSマーケターを名乗りながら、ただの動画制作者になってる人が多すぎる」「ベンチャーの事業会社であれば、SNS・広告・CRM・セミナーなど全部自分たちでやる。泥臭いけど、本当のマーケターになれる」と。
——中島さんの言葉が当時の太郎さんに刺さったんですね。
太郎:その言葉を聞いた瞬間は胸の奥で何かが破裂したような感覚でした。僕に足りないのはまさにこれだと思いました。当時は、自分の将来に対して漠然とした不安はありましたが、転職したいという気持ちがまだ顕在化しているわけではありませんでした。しかし、代表の一言が自分を突き動かし、「このままぬるま湯にいてはいけない」と思い、翌朝すぐにDMを送りました。
——周りの反応はどうでしたか?
太郎:「アカウントも伸びてて収益化もできてるのに、なんでわざわざ会社員に戻るの?」と実際に何人かに言われました。みんな口を揃えて「勿体無い」と。でも僕の中では明確でした。フリーランスを「諦める」のではなくて、自分の可能性を諦めないために環境を変えるんだという気持ちでした。不安は正直ゼロで、ワクワクの方が全然大きかったですね。
実際にないけんぼーいずに最初に送ったDM
「感覚」が通用しない世界から、お問い合わせ3倍増までの軌跡
——入社して、ギャップはありましたか?
太郎:めちゃくちゃありました。これまでのSNSの実績があったので、正直自信はありましたが、自分が如何に何もできないか、これまで如何に感覚でしかやってこなかったのかを思い知らされました。ないけんぼーいずは、例えるなら「強豪校の部活」です。全員が仕事に本気。SNSのことなら詳しい自信がありましたが、ビジネスの現場では「なぜその構成なのか?」ってロジックを求められる。得意だったはずのクリエイティブでさえ承認の壁に阻まれて、思うような成果が出せませんでした。
ないけんぼーいずは、例えるなら「強豪校の部活」です。全員が仕事を本気でやっている環境です。そんな環境の中で、自分の戦闘力の低さに打ちのめされる日々でした。
——苦しくなかったですか?
太郎:もちろん苦しかったけど、楽しかったです。できないことが次々に出てくる感覚、それができるようになる感覚。壁にぶつかってそれをチームで乗り越える。僕はまさにこの感覚を求めていたんだなと思いました。フリーランスの時は、誰からも文句や指摘をされませんからね。指摘をしてくれる人がいるってすごくありがたいことなんだと感じました。「辛いことを楽しくやるのがセンス」って言葉があるんですけど、僕はこれを大事にしていて。伸びた時期って、端から見たら頑張ってるように見えるけど、本人は楽しくやってる時なんですよね。
——たくさんの壁を乗り越える中で実績としてはどんな変化がありましたか?
太郎:チームで回したセミナーマーケティングの施策で、月のお問い合わせを40件から130件に伸ばすことができました。Instagramの導線、リール広告、LPのコピー、LINEシナリオ、セミナー構成などをマーケチームだけでなく、営業チームや経営陣を巻き込んで何度も改善したことが結果に繋がりました。CVRは約30%増加しました。フリーランス時代に「フォロワー+1万人」を見た時よりも、この仕事で「問い合わせ+1件」を見た時の方が何倍も重くて嬉しかったです。その1件の向こうには、人生をかけて家を選ぶ人がいるので。
1年半でマネージャーに。「NOを言える自分」になれた
——入社1年半でマネージャーに昇進されましたね。
太郎:渋谷のカフェで社長と面談してた時に「太郎に、マーケ部のマネージャーを任せようと思う」って言っていただきました。フリーランス時代の僕は自分のことを「中身のない一発屋」だと思ってたので、ないけんぼーいずに入って自分のやってきたことが少しでも認められたのかなという喜びは、今でも忘れられないです。
——マネージャーになって、自分自身の変化はありましたか?
太郎:人に媚びなくなったのは大きな変化だと思います。元々、周りの目を気にしがちで、必要な時でもメンバーなどに厳しくすることがすごく苦手でした。それは自分の中では優しさのつもりでした。でも社長の中島さんに「それ優しさじゃなくて自分を守ってるだけだよ」と言われて、そこから根本のネックに向き合うことができました。今は時に厳しく、NOをはっきり言えるようになりました。メンバーにやりきる習慣をつけてあげることが成長に繋がると思っているので、メンバーやお客様のためにも厳しくするところは厳しくやっています。
マーケチームの仲間たち
SNSをやりながら悩んでいるあなたへ
——どんな人と一緒に働きたいですか?
太郎:バカになって仕事に熱狂したい人と一緒に働きたいですね。SNSを伸ばした経験がある人は誰しも周りからは「すごい努力」と言われながらも自分ではそんな感覚なく、「本気で遊んでる」に近い感覚を持ってやってきた経験があると思います。これが本当の熱狂だと僕は思うんです。もう一度そんな思いを持って頑張っていきたいという意欲のある人と働きたいです。あとは「一緒に成長していけるな」って感覚がある人です。スキルや経験より、素直さと伸びしろを重視しています。僕もまだまだこれからなので、一緒に切磋琢磨できる仲間が増えると嬉しいです。
——最後に、この記事を読んでいる方にメッセージをお願いします。
太郎:もしあなたがSNSで一定の結果を出しているのに、なぜか胸の奥に冷たい風が吹いているなら、「バズらせるだけ」の先に行きたいと感じているなら、会社員に戻ることを「負け」だと思わないでほしいです。それは、あなたの才能を爆発させるための最強の助走期間になると思います。
ないけんぼーいずは、不動産会社であって不動産会社ではないです。ここはマーケティングの全部に触れる場所ですし、ベンチャーだからこそ色んなことを経験して、壁にぶつかって、乗り越えて 、、そんな経験を何度もできます。その繰り返しが楽しいし、成長に繋がると思います。自分の可能性を、もう一度信じてみませんか。
少しでも気になった方は是非カジュアルにお話ししましょう。
株式会社ないけんぼーいずでは、この急成長フェーズを一緒に駆け上がる仲間を募集しています。