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【社員インタビュー #09】ムーブで体感する「裁量と責任は表裏一体」ということについて

こんにちは。採用・広報グループの三苫です。
4月に入り、ムーブは15期目を迎えました。年度開始後、緊急事態宣言に伴うリモートワークへの切り替えなどで少しバタバタとした動き出しではありましたが、2週間ほどが経過した現在は落ち着きを取り戻しているところです。

さて、今回の社員インタビューでは、サーバーサイドエンジニアの渡邉に話をしてもらいました。
彼自身や弊社での働き方についてお伝えできますと幸いです。

名前:渡邉 岳比古(わたなべ たけひこ)
出身:千葉県流山市
入社年月:2019年3月
趣味:読書、ゲーム

ソーシャルゲーム開発で得たもの

ムーブに入社するまではSESの会社に在籍していました。常駐先が変わることもありましたが、一貫してソーシャルゲームの会社に参画し、新規機能の追加や改修、イベントの実装、CS対応など、ゲームのサーバーサイドに関する仕事を一通り経験しました。

ソーシャルゲームは流行り廃りが激しい業界ということもあり、開発においてもかなりのスピード感を求められます。月間の売上目標やイベントなどのスケジュールが決まってから、仕様を固めて実装することも多いため、開発のスケジュールと規模のバランスによってはハードな局面が度々ありましたが、新機能リリース時にはすぐにユーザーの反応が見られるといった手ごたえもあり、モチベーションになっていました。

私の体感ではありますが、ソーシャルゲームは新たに機能の追加や変更をしても、それらがユーザーからポジティブな反応を得られるのは全体の2、3割くらいではないかと思います。そのため、当時はプランナーと調整をしながら、どうしたらユーザーに受け入れてもらえるか、ユーザーの支持を得られるかという課題と常に対峙していました。
ソーシャルゲーム開発を経験したおかげで、その後の業務においても「使う人にとって有用なものを作る」ことを意識して開発することができています。

経験値を高めるべくムーブへ

ソーシャルゲーム開発の経験を重ねるにつれ、現場を変えても仕事内容が変わらないことが増えていきました。サーバーサイドについての経験をある程度積めましたが、常駐先が大手企業で仕事が細分化されていたことや、SESのため契約内容を越えた仕事はできなかったことから、次第にシステムの一部分ではなく全体を作ってみたいと考えるようになりました。
・自社開発や受託開発をしている
・比較的小さな会社
という2点に重きを置いて転職活動していたところ、ちょうどスカウトメッセージが届いたことがムーブを知ったきっかけです。
西坂との面談では、自分の実力よりはるかに技術力の高い社長であり会社である印象を受けたのを覚えています。社長がエンジニアであるということが決め手となり、ムーブに入社することになりました。

プロジェクト全体を見渡したことで生まれた変化

現在は、サーファー向けの波情報サイトや某広告代理店の社内コスト管理システムのプロジェクトを担当しています。
前職までは、売上面ではプランナーやディレクターやPMといった人達のみがコミットし、開発面ではエンジニアチームのリーダーが仕事を振ってくれる状態でした。そのため、良くも悪くもメンバーの1人である自分がプロジェクトの全体像や売上について把握していなくても、仕事を進めることができていました。
一方ムーブでは、担当するシステムやその機能の開発について、仕様の策定や見積もりや実装を自分が一貫して行います。自分で金額や納期について見積もりを出すし、なにかあれば自分で解決しなければなりません(もちろん困った時は気軽に相談できる人は周りにいます)。
例えば、お客様との間に認識の齟齬が生まれ、手戻りが発生した場合、自分自身につけが回ってきます。弊社では基本的にお客様とBacklogやSlackなどでやり取りをしていますが、お客様に正しい意図が伝わる文面かどうか、お客様のニーズを満たしているのかといったコミュニケーションを、手を動かして作業をする以前に行わなくてはならない点に非常に難しさを感じます。ただ、プロジェクト全体が見えるようになった分、以前よりも自分やチームで売上を出しているという自覚も強まりました。

ムーブに対する思い

社内は基本的に落ち着いた雰囲気で、皆もくもくと集中して作業しています。各エンジニアが幅広い開発工程を担う働き方なので、必然的に責任感のある社員が多いと感じます。
またムーブでは、エンジニア一人ひとりの裁量が大きいからこそ、越えなくてはならないハードルも高いものがあります。実力不足を痛感することはありますが、システム開発の様々な工程に広く関われるという当初の希望が叶い、転職してよかったと感じています。
道のりは長いですが、早く1人前と言えるように経験を積んでいきたいです。

お読みいただきありがとうございました。

今後の人々の働き方や会社の在り方が変わりつつある世の中ですが、弊社では自分たちや時代に合う方法を取り入れ、しなやかで強い会社を作っていきたいと考えております!
15期目の今期もムーブをどうぞよろしくお願いいたします。

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