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なぜ同じチームでも監督次第で結果が変わる?Webディレクターがマネジメントをサーカー視点でお応えします!

こんにちは!コーポレート室でHRを担当しているZAKです。

皆さんはこんな疑問を持ったことはありませんか?
強豪といわれるチームが監督が変わった途端に弱くなったり、逆に万年最下位にいたチームが急に優勝したり。メンバーは変わらないはずなのに、なぜこんなに結果が変わるのかと。

今回はそんな疑問にお応えするストーリーのご紹介です。

※MONSTER DIVEのHPでは、全メンバーが持ち回りでブログ記事を発信しています。
今回引用した記事は、WEBプロダクション事業部のマネージャーが発信する「3人の監督から学ぶ、チームマネジメント術!」より抜粋しました。

あらためてですが、チームの成果はリーダーの手腕によって大きく変わりますよね。
同じメンバーなのだから、同じ結果になるはずなのに、現実はそうならない。

なぜなんだろう?
そんな疑問を、当社のサッカー好きのマネージャーが、現在活躍する新進気鋭の3人の監督を取り上げ、それぞれのマネジメント術への解説を通じてお応えします。リーダーシップやチームマネジメントに悩む方には、ぜひ参考にしていただきたい内容です。

それでは早速記事をご紹介していきましょう!

元記事はこちら



では、早速、結果を変えた1人目は...

シャビ・アロンソ監督(レバークーゼン)

今シーズンははこの監督を外すことができないです!レバークーゼンの「シャビ・アロンソ監督」です。
既に23-24シーズンのブンデスリーガ優勝を決めてしまい、現時点(24年5月13日)でリーグ・カップ戦の公式戦『50試合無敗』という、 欧州最多記録(ちなみにその前の記録は59年前...)を越すという、とんでもない結果を出してしまいました。

選手として名前を知っている方は多いかと思いますが、
選手としてのキャリアを終えた後、 レアルマドリードユース(U-14カテゴリ)の監督に就任〜レアルソシエダBの監督に就任。 その後、2022年10月トップチームのレバークーゼンの監督へ。
監督経歴を見て貰えばわかるように、トップチームの監督はレバークーゼンが初めてなんです。
ちなみに、監督就任時にはリーグの降格圏内にいたチームをヨーロッパリーグ出場圏内の6位に、そしてこの2年目で無敗優勝という結果を残したことは、「スゴい」の一言では済ませられない「スゴさ」なんです!!

ただ、私の所感にはなりますが、監督として「スゴいカリスマ性があるか」「見たことのない戦術をしてくるか」でいうと、どちらもNOです。

ではなぜここまでの結果を残せているのか。
他メディアの参考記事からポイントを抜粋してみます。

【シャビ・アロンソから見る】 スペイン人指導者のベースの高さとは?|jun takada / 高田 純
スペイン人指導者シャビ・アロンソ率いるレバークーゼンがブンデスリーガ優勝を達成しました。そのフットボールに注目をし、彼のチームを追っていた指導者の方も多いかと思います。 ...
https://note.com/junbarcelona/n/nc26683afe9a5
"特別な知識のある指導者"ではなくその指導力のベースの高さにあります。
選手たちにそれを理解させ、実行させるための能力、つまり伝える力がないとできません。

育成年代の監督のキャリアをスタートしてステップアップしている監督だからこそ「伝える力」が優れている。
ということが考えられます。


続いて、2人目は...

ミチェル監督(ジローナFC)

「ジローナは、ラ・リーガで現在3位、既に来季のチャンピオンズリーグの出場権を獲得しました」

この情報だけでは今回フォーカスした理由がわからないと思いますが、 ジローナFCは「シティ・フットボール・グループ」が保有するクラブですが、約6000万ユーロという予算規模しかなく、妥当に考えると降格圏内を彷徨うチームのはずなんです。
(ちなみにレアル・マドリードの今季予算規模は9億4000万ユーロらしいので差がわかりやすいと思います)
そんなチームが3位というのはとんでもないことなんです!!

そのジローナを率いるのが「ミチェル監督」です。
「シティ・フットボール・グループ」の中心クラブであるマンチェスター・シティのグアルディオラ監督に感銘を受けているとも言われています。

ジローナ首位躍進の秘密は「ファンでも理解できる」戦術ミーティング?ミチェル監督が挫折から学んだ弱小クラブ強化術 - footballista | フットボリスタ
23-24欧州各国リーグ:ダークホースの注目監督第3回 ジローナ×ミチェル レバークーゼンがバイエルン、ジロー
https://www.footballista.jp/feature/174779
ミチェルは選手の前で難しい言葉を使わない。「戦術ミーティングにファンが立ち会っていても理解できるレベルだ」という。

アトレティコマドリード、レアルソシエダ、ビジャレアルといったCLに出場するようなチームを抑えての現時点3位。
予算規模からすると限られた人材の中で、ミチェル監督の「伝える力」を持って成功したと言っても過言ではないですね。


そして、最後の3人目は...

黒田監督(FC町田ゼルビア)

サッカーをあまり詳しくない方でも知っている方が多いと思いますが、J1リーグ 町田ゼルビアの「黒田監督」です。

まず有名な肩書きで言うと、元教師 青森山田高校の監督 ですね。
今となってはサッカーの強豪校で有名ですが、黒田監督が強豪校に育て上げたという経歴を持っています。
そこからプロのクラブチームの監督というキャリア。正直、ほとんどの方がプロの監督としての成功をイメージしていなかったはずです。

ただ、監督就任初年度にJ2優勝・J1への昇格に導き、また現時点(24年5月10日)でJ1首位!
この状態がシーズン終盤まで続いた場合、日本だけではなく海外からも間違いなく注目されることになるでしょう。

そんな黒田監督が独自の組織論を語った記事を紹介します。

FC町田ゼルビアはなぜ強いのか。思い出された「黒田剛監督の組織論」。その根底にあるのは... | サッカーダイジェストWeb
今季のJ1リーグで4試合を消化して首位に立つのが、J1初挑戦のFC町田ゼルビアだ。強度な守備と速攻、高精度のセットプレーを武器に名古屋グランパス、鹿島アントラーズ、北海道コンサドーレ札幌を破り...
https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=149941
監督が頭でっかちになって、あれもできるこれもできる、あれもやりたい、これもやりたい、あれやっとけ、これやっとけ、というのは独りよがりで裸の王様状態。それが組織にとって最悪な状況。すごく神経を使って、みんなが同じベクトルの方向に進んでいく。これが組織の進み方としてすごく重要です

組織に関わるスタッフが一人一人の役割・責任を持ち実行することで、
勝った時の喜びをより分かち合うことができ、負けた時の悔しさを一人一人自分に向けることができる。
それがブレない強固な組織となる。

勝つサッカーというより「負けないサッカー」という哲学をチームに浸透させているという事と、 それを選手・チームで実行・結果を残しているということが、黒田監督のスゴさ・マネジメント力なんだと感じました。

3人で共通している点

  • 育成年代の監督を経験
  • 小さいクラブ・下位に落ち込んでいるクラブの監督に就任
  • わかりやすい(伝わりやすい)戦術

強豪クラブを勝たせ続けるというのも大変ではありますが、低迷しているチームを躍進させるというのは監督のマネジメント力がより際立ちます。 ただ、監督が一人歩きするようなことはなく、コーチ・スタッフ・選手をまとめオーガナイズしている。

企業でも、マネジメントのポジションにいる人が、理解してもらうためのわかりやすい伝え方で、みんなが同じベクトルの方向に向かっていくよう浸透させていき、個々を生かすようなマネジメントをする事で、良いチーム・組織に成長していくのではないかなと思った次第です。
私自身の目指すマネージャー像が非常に近かったので、間違っていないなと感じました!

そんな私がマネージャーとして所属しているWEBプロダクション事業部は、一緒にチームを成長させていくWebディレクター募集しています!
このブログで少しでも興味を持たれた方は、是非検討してみてください。

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