塩畑 徹朗(Tetsuro Shiohata)
物流部門 笠間ディストリビューションセンター 入荷グル―プ
2013年大学卒業後、新卒でエネルギー関連企業へ新卒で入社。その後、2017年2月末にモノタロウへ入社。アルバイトスタッフとして約1年働き、2018年3月に正社員に登用。
現在のグループとお仕事内容について教えてください。
茨城県にあるモノタロウの 笠間ディストリビューションセンター(以降笠間DC)の入荷グループに所属しています。現在当社で取り扱っているアイテムは1800万点以上あり、日々サプライヤーさんから、様々な種類のアイテムが大量に入荷します。入荷グループでは、入荷したアイテムを検品し、所定場所へ棚入れ・整理・移動といった業務を行っています。
その中で私は、入荷目標が安全かつスムーズに達成できるよう、工程の進捗管理を行っています。
具体的には、①アルバイトスタッフさんの教育や管理、②過去・現在の入荷情報・出荷情報を照らし合わせ、在庫の補充、③トラブル時の初期対応 (例:自律搬送型ロボットを使用したピッキングエリア、オペレーションエリアで流れが止まってしまったときの対応)などがあります。
▼自律搬送型ロボット
▼自律搬送型ロボットを使用し、棚から商品を取り出すピッキングエリア
物流経験ゼロからのスタート。
入社してからの取り組みについて教えてください。
私は地元が笠間で、大学4年間は茨城を離れてひとり暮らしをしていたのですが、就職をきっかけに茨城へ戻ってきました。
1社目は当社ではなく、大学で環境分野を学んでいたことがきっかけとなり、エネルギー関連の会社に営業として入社しました。3年間勤務したころに、とある通販会社が巨大な倉庫を笠間に立ち上げるという話を耳にし、興味を持って応募しました。
2017年に入社し、当時は物流の経験がゼロだったので、まずはアルバイトスタッフとしてスタートしました。入荷グループの在庫補充を行うチームに配属となり、その2~3ヵ月後に、シニアスタッフというアルバイトスタッフの中でリーダーにあたる役割を任せて頂きました。
センター長をはじめとする上司の方々が、物流の重要な指標などの現場の見方を教えてくれました。気にかけてくれていると感じ、凄く嬉しかったのと同時に、正社員へのモチベーションが上がっていきました。そして、2018年に正社員の登用試験を受け、現在は同グループで正社員として働いています。
様々なバックグラウンドの仲間と、同じ方向を向いて仕事をする。
仕事で大切にしていることは何ですか。
笠間DCには現在、全体で約600名、チームには約60名、性別や年齢問わず様々なバックグラウンドのメンバーが働いています。全社員が一丸となって仕事ができるよう、正社員の会議で決定した事を、将来的なゴールを自分なりにブレイクダウンし、アルバイトスタッフさんへ伝えています。
商品リストをただ渡して「急いで補充しておいてほしい」では、作業の意図が分からず、業務内の優先順位も付けづらいですよね。ゴールを共有することで、アルバイトスタッフさんから「安全面を考慮し、作業レイアウトを変えたらどうか」といった現場目線での提案も頂けます。作業性や環境の改善に繋がり、またアルバイトスタッフさんも次のアクションを取りやすくなり、生産性も上がります。
様々なバックグラウンドの方と同じ方向を向いて、日々の仕事を前向きに進める為に、「現場を動かすコミュニケーション」を、今後も高めていきたいです。
物流のゼネラリストを目指したい。
これからの目標を教えてください。
これまでは、スタッフさんの課題に対して自身がアルバイトスタッフだったころの経験を根拠に、アドバイスをしてきました。これからはチーム全体をいい方向に導けるように、マネジメントを進めていきたいです。
更に、笠間DC全体を見渡せば、入荷グループのほかに在庫管理グループや出荷グループもあり、知らない分野がまだまだあります。ひとつひとつ挑戦し、ゼネラリストを目指していきたいです。