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【MONOLITH Japan 社員紹介】コピーライター・プランナー 大村 尚也


こんにちは、大村の上司です。今回は弊社のコピーライター職にスポットをあて、昨年、広告制作プロダクションから転職し、ほどほどに活躍しているプランナー兼コピーライターの大村 尚也[2020年入社/コピーライター歴5年]を紹介します。余談ですが、広告の手法の一つに『正直の法則』というものがあります。当たり障りのないポジティブで無機質な言葉が溢れる現代。そのような中で、ネガティブ面も認めてそれを正直に伝える言葉、デメリットをポジティブ変換して活用する広告は、顧客の心に入り込む効果的な方法だというものです。「責任よりやりがいのほうが大きいです!」「楽しくコピー書けています!」この記事では、そういった言葉は排除して、正直に、等身大の彼と弊社のいいところ、あまりよくないかもしれないところをまとめてみました。このストーリーを読んでくださる皆様もぜひ、疑いの目でご覧いただければと思います。


コピーライターになったものの、

コピーを書けていなかった。

大村の転職動機の一つです。こういう悩みを持つ20代のコピーライターの方って、けっこう多いのではないでしょうか。一つの案件に大多数の人が関わる広告制作において、新人・若手の考えたプランやコピーが最終的なアウトプットとして形になることはなかなか難しいことだと思います。「経験や知識、センスもない状態で、憧れていた『コピーライター』という肩書きは得たものの、ただひたすら目の前のタスクと向き合う日が続く内に、自分が何になりたいのか、どんな仕事をしたいのかもわからなくなっていました」。できるクリエイティブディレクターやアートディレクターのもとで、なかなか自分の案が通らず、受動的にコピーを書かされる日々。与えられた仕事を作業的にこなすのではなくて、能動的に打席に立つ決意がいる。そういった考えを持って彼は転職活動を行い、そしてモノリスジャパンと巡り合い、入社することとなります。私との面談を通して、このディレクターのもとなら、自分の案が通せると思ったのでしょう。


メリットは、打席にたくさん立てること。

嫌だと言っても、立たされるけど…。

「最初の面接で、“とにかく案件の数は多い。その分、自分のプランやコピーをアウトプットとして形にするチャンスも多い”という話を聞いたことが大きな理由です」と弊社への入社動機を大村は話します。たくさん打席に立てることは、モノリスジャパンでコピーライターとして働く大きなメリットだと思います。現に入社半年の大村も、今、複数の案件をメインプランナーとして動かしています。“企画は学ぶものより、やるものだ”と尊敬するコピーライターが言っていました。現場で、たくさんコピーを書く。たくさん企画を練る。たくさん顧客と向き合う。たくさん没られる。たくさん悩む。たくさん書き直す。それでも納期通りに、広告を納品する。そういった経験が、コピーライターとして自分のためになると思いますし、また「クソみたいな日に、いいもんつくるのがプロ」なのです。これは好きな漫画『左ききのエレン』に出てくるセリフですが、一度言ってみたかったのでここで使えて良かったです。楽しく仕事をすることは素晴らしいことですが、広告制作の仕事は、悔しさとか苦しみの先に、もっと楽しいことが待っているような気がします。

※こんなことを書きながら、弊社は残業を推奨していません。規則正しい生活の中で、効率的・効果的な仕事の進め方を模索することは、目指す姿勢の一つです。

仕事をきかれて、

会社名で答えるようなやつには負けない。

就職情報誌のコピーです。大村はモノリスジャパンに入って良かったことを次のように話しています。「毎日のようにコンセプトやコンテンツの企画、キャッチコピー作成のチャンスがあることです。その範囲も、企画の段階から実制作まで、上流から下流まで担当できるので、そこはけっこうやりがいを感じます。自分の裁量が大きければ大きいほど、手掛けた案件の納品物が届くとやっぱり嬉しいです」。これは、何でもかんでも仕事をふられることを、ストーリー記事用にポジティブに言い換えた良いコメントです。実際に、入社からそれほど日は経っていませんが、大村が考えた企画やコピーは色々と形になり、広告として世に出ています。学校のコンセプトフレーズ、企業の採用プロモーション企画、上場企業のブランドスローガン、その中にはメンバーやクライアントから評価を受けたものもいくつかあります。また大村は、案件によって社内の色々なメンバーと関われることも良い点だと言います。営業・デザイナー・ライターの垣根があまりなく、フラットな関係性でチームとして案件を進めることも弊社の特長。営業やデザイナーのアドバイスで、ぐっとコピーの質が上がることもよくあります。良いコピーライターになるためには、有名なコピーライターにつくだけじゃなく、良いデザイナーや良い営業と仕事をすることが、いいのかもしれません。「メンバーと一緒に、自分がやった仕事だ」そう胸をはって言える仕事って、最高じゃないでしょうか。


会社で通用するコピーライターより、

社会で通用するコピーライターに。

「前の会社には、ポンコツだった自分を粘り強く育ててもらったので、必ず恩返ししないといけないと思っています。今さら何を言っても薄っぺらいのですが…。いつかコピーライターになって胸をはって感謝を伝えにいきたいです」大村のこういうところはすごくいいので、最後に載せておきます。コピーライターにとって良い広告をつくることは、お客さんのためになり、会社のためになり、そして自分のためにもなるように思います。だからこそモノリスジャパンで働く人には、この会社だけで通用するようなスキルではなく、社会で、別の企業で、またはフリーとしても通用する力をつけていってほしいし、そのような視座をもって一緒に働きたいと思います。

広告制作者というものは才能やセンスよりも、謙虚さと熱意の2点が重要だと教わりました。また広告は他人のために本気になる仕事で、社会は他人のために真剣になれる人ほど評価すると学びました。コピーが好きな人。それゆえ広告に悶々としている人。謙虚さと熱意を持った人。そんな大村のようなコピーライターがジョインしてくれたら嬉しいです。

『がんばって、がんばって、メチャクチャ勉強して、やっと手が届く。そういう大学のこと、第一志望って言うんじゃないのか?(進研ゼミ)』。彼の人生を変えたコピーらしいです。がんばって、がんばって、やっと手が届く高みに、どうか私も一緒に連れていってください。いえ、そんな仕事をともに目指しましょう。

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