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トルコで架けた橋から日本に辿り着いた数学者が挑む正解の無い仕事

今回はカスタマイズ部門で活躍する、トルコ出身のウズンさんのインタビューをお届けします。

社内でもウズンさんの開発スピードの速さや成長意欲の高さは評判です。


プロダクト&エンジニアリングDivision ウズン メジト ケレム

モビルスに入社する前はどんな仕事をしていましたか?

2008年にトルコから東京大学大学院数理科学研究科へ研究のために来日し、博士過程まで進んだ後に、一旦トルコへ帰国しました。


帰国当初、トルコでは大学で働いていました。アカデミックの世界から飛び出し、違う世界に入りたいと思っていたところ、実家にあるイズミット湾を横断する吊橋を建設するプロジェクトがあることを知り、幼い頃からこの場所に橋があったら便利だろうなと思うことがあったことと、地図に自身の手掛けた仕事が残る壮大な仕事のように思えて調べたところ、なんと!偶然そのプロジェクトが日系企業のプロジェクトであることが分かり、これはチャンスだと思い立って、そのプロジェクトに応募しました。

入社した当時は日本語能力を買われ、日本人とトルコ人の橋渡しをするようなバックオフィスの仕事をしていたのですが、1か月後にはエンジニアリングに求められる数学を学んでいたことが社内で伝わり、エンジニアリング業務にも携わる事に。現場の測定担当になり、オフィスから現場の情報を監視できるシステムを作りました。

プロジェクトの終了後は、日本に戻ってきてITのスタートアップ企業を経て、2019年にモビルスに入社して現在に至ります。

入社の経緯を教えてください。


大学で数学を専攻していたこともあり、元々自然言語処理に興味を持っていました。折角働くなら自身の興味や知識を活かせる会社に転職したいと考え、就職活動をしていました。

モビルスではAI自体の開発はしていないものの、AIを活用したサービスを提供していることや、面談時の会話から新しいことにチャレンジしている社風を感じ入社を決めました。

当時は使ったことのないプログラミング言語もあり、面談時に率直に伝えたところ、「学習していけば大丈夫」と言ってもらえたのも嬉しかったですね。入社後は周りの人にアドバイスを受けたりして、半年程でキャッチアップすることができました。

入社後に改めて感じたことですが、思っていたより柔軟性があるのもいいですね。全てが決まり切って”かっちり”して身動きが取れないと、パフォーマンスも発揮し辛いですよね。10カ国を超える多国籍な社員が働いていていることや、フレックスタイムを取り入れていることがモビルスの良さだと思います。

現在の担当業務は?


チャットボットのカスタマイズ開発を中心に担当しています。

モビルスでは、コンタクトセンター向けにチャットサポートシステム(mobiAgent)を提供していますが、ユーザーからの問合せに自動で応答ができるチャットボットサービス(mobiBot)をオプション機能として追加できます。

チャットボットに返答させたい内容は業種や企業によって異なるので、セールスやカスタマーサクセスの部門が顧客からヒアリングした内容を元に、Node.jsやPythonなどを使ってカスタマイズ開発を行っています。製品開発とは違い、案件ごとに開発言語が違うので、大変なこともありますが、できることの幅は広がって楽しいです。

お客さまの期待と想像を上回るように意識して開発を進めています。

業務でのやりがいは?


顧客の中には、暮らしに近いサービスを提供している自治体や鉄道会社などもあり、直接エンドユーザー(消費者)に影響することもあり、インパクトが大きいこともやりがいになります。

また昨年度から通常の業務とは別に、新規プロジェクト(開発)にも関わっています。ここ2年で会社の人数や規模も大きくなっているからこそ、新しいチャレンジは大切です。まだリソースが足りずに思うように開発が進められないこともありますが、スモールステップでも進めていくことで、将来的に世の中に新しい価値を提供できたらいいと思っています。

どんな人と一緒に働きたいですか?

お互いを補完し合い、チームとしての開発を大切にする人と一緒に働きたいですね。自分自身が入社した当時は分からない事も多かったのですが、周囲の人たち皆が質問に答えてくれた環境があったので、早くキャッチアップすることができました。

また、IT業界は正解が分からない中でも進めていくこともよくあるので、アイディアを出しあったり、意見を交わしたりしながら共に仕事をしましょう!

ウズンさんはカジュアル面談がきっかけでモビルスに入社しました。興味を持たれた方は、是非一度カジュアル面談をお勧めします!お待ちしています。

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