三菱自動車は、世界160ヵ国以上の地域で販売を展開しており、売上比率の90%が海外となります。また、三菱自動車ならではのやりがいとして、一人ひとりが担う仕事の範囲が広く、少数精鋭で若いうちから大きな仕事にチャレンジできる環境があります。
今回は、入社4年目で海外駐在となり、現在も三菱自動車のインドネシアの現地法人「Mitsubishi Motors(Krama Yudha Indonesia)Co.LTD」のブカシ工場(2017年に開所したばかりの新工場)で活躍している栗原さんに、成長の手応えや仕事のやりがい等を、レポートしてもらいました!
Kurihara Keisuke◆CAREER◆
2014年4月 新卒で三菱自動車工業(株)へ入社
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2014年9月 新人研修後、地区統括経理部(京都経理)へ配属【原価計算、工場損益取り纏めを担当】
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2018年2月 PT. Mitsubishi Motors Krama Yudha Indonesia (MMKI)へ休職派遣【工場経費予算取り纏めを担当】
♦Q1今までの仕事内容、現在の仕事内容について教えてください。
入社後からMMKI駐在までは京都製作所の経理部にて、原価計算や工場損益の取り纏めを担当していました。京都経理は小規模な部署でしたが、きめ細やかに指導頂き、幅広く仕事を任せてもらうこともでき、多くの経理の基礎知識を学ぶことができました。MMKIでも経理部に所属し、工場経費予算作成および予実管理を担当しています。日本では企画部門が大まかな予算方針を作成し、それを基に経理部門が具体的な数字を作っていくという分業体制ができていますが、MMKIでは経理が企画機能も兼ねて1から予算を作っています。最適な予算配分のために各部門へのヒアリングを何回も重ねながら予算を作っていくのは大変ですが非常にやりがいのある仕事です。
(写真下:職場での風景)
◆ある一日のスケジュール◆
7:45 始業
7:45-8:00 メールチェック
8:00-11:45 工場経費レポート作成(例:費目/部署別予算実績分析&見通し作成)
11:45-12:45 昼休み(現地社員とランチに行くことも!)
12:45-13:00 メールチェック
13:00-14:00 グループミーティング(例:グループ課題の共有、配下の現地社員の業務進捗フォロー)
14:00-15:00 幹部への損益報告(例:ここで午前中に作成した工場経費のレポートも報告)
15:00-16:45 MMC宛工場経費レポート作成
16:45 終業
16:45- 残った業務を片付けた後、他の駐在員と近隣の日本料理屋に夕食へ
(写真下:職場の方とのランチ)
Q2 今までの経験が今の海外での業務に生きていることは何かありますか?
京都経理時代に製造業にとって基本である原価計算を担当し、モノづくりにおいてどういった活動が行われ、どういった費用が発生するのかをきちんと学べたことが、現在工場経費の予算作成や予実分析をする上でベースとなっています。また、工場損益取り纏め担当時は製作所幹部が参加する工場経費フォロー会議に同席する機会があり、そこで学んだ予実分析手法やコスト低減手法をMMKIでの業務にフィードバックしています。結果、18年度はMMKI版原価フォロー会議立ち上げや、年度計画予算を達成することができました。工場でモノづくりの現場やコスト低減への取り組みを実際に間近で学べたことが、現在MMKIで予算管理をする上でも貴重な経験となっています。
(写真下:MMKI全体の風景)
Q3 海外での勤務経験から学んだこと、自分の中での変化は何かありますか?
仕事への責任感が増し、数字によりこだわるようになったことが一番の変化です。MMKIはXpanderの好調な売れ行きでMMC内でも非常に注目されている会社の1つであり、その中で会社経営に直結する工場経費予算管理を任されることは非常に責任を感じます。他方でそれに応えるべく、各予算の成り立ちや予実差を正確に理解するために、各部へのヒアリングを重ねながら、今まで以上に1つ1つの数字にこだわっていくようになりました。結果、以前に比べ格段に各費目の理解が深まり、予算の精度も徐々に向上してきています。海外駐在は大きな責任を伴いプレッシャーを感じることもありますが、自分を大きく成長させてくれるやりがいのある貴重な経験だと感じています。
Q4 休日の過ごし方を教えてください。
周りはゴルフ好きの方が多いので、時々ゴルフに連れて行ってもらいます(1,2ヶ月に1回程度なので中々上達できませんが…)。まとまった休みが取れたときには旅行に行ったりもします。これまではバリとジョグジャカルタと国内旅行のみだったので、今後は他の東南アジア諸国へ海外旅行に行きたいとも思っています。また、職場の方に誘って頂き、インドネシアで釣りデビューしました。インドネシアの海は基本入れ食い状態で魚がどんどん釣れるので非常に楽しいです。釣った魚は日本料理店に持ち込んで料理してもらうのですが、非常にエナック(インドネシア語で美味しい)です。
Q5 最後に、当社を目指す方にメッセージをお願いします。
当社は売上の大半が海外で占められ、海外では皆さんの想像以上に三菱車が活躍しています。特に当社が強みを持つアセアン地域では三菱車を日常的に見ることができます。もしアセアン地域に行くことがあれば、道行く車に注目して下さい。いかに海外で三菱車が活躍しているかを肌で感じることができるはずです。また、アセアン地域を中心に複数の海外拠点があり、近年は若手が駐在員として派遣される機会も増えています。海外勤務は幅広くかつ重要な仕事を任され大変なことも多いですが、同時に自分を大きく成長させるチャンスです。ワールドワイドな仕事をしたい、仕事を通して成長したいと考えている方は、是非当社をご検討頂けたらと思います。一緒に働ける日を楽しみにしています!