ミスミのセールスとエンジニア(第3弾)meviyのセールス担当者たちに話を聞いた
こんにちは、採用担当の小野です。社員インタビュー第15弾は、テクニカルセールスチームのリーダー倉橋さん(写真左)と高橋さん(写真右)にグループインタビューしました!
ーまずは、自己紹介とミスミ入社の経緯を教えてください!
倉橋:倉橋と申します。2016年にミスミに中途入社、前職では機械工具メーカーの営業を約10年経験しました。そこでは、工場でものが作り出される過程や良いものをいかに効率よく作り出すかを、現場の方々が日々改善・工夫している光景を目の当たりにし、日本のものづくりの凄さに魅了されました。ミスミの入社のきっかけは、縁あってミスミの営業担当をしていた時期があり、同社には日本のものづくり産業を支える基盤があることのほか、多くの企業が製品の価格に重点を置きビジネスを行う中、ミスミでは「時間」に重点を置き、お客さまに「時間価値」を提供していること、更にものづくり産業を進化させる使命を担い真摯にビジネスに向き合う人々の働く姿を見て、私も一緒にそのビジョンを実現させたいと思ったからです。
高橋:高橋と申します。私は2016年度の新入社員として入社しました。ミスミを選んだ理由は、幼い頃から自営業を営む父の背中を見て育った影響もあり、将来経営者を目指したいと思っているため、就職活動時には様々な新事業の創造に携わり、一気通貫で事業推進できる機会が多い商社を軸に企業を探していました。その中でミスミは商社機能だけでなく、メーカー機能を併せ持つユニークなビジネスモデルを展開している点、経営トップ自らが経営リーダーに必要な視座と戦略思考能力を鍛える研修を行っている点に魅力を感じました。また、30万社という膨大な顧客のニーズを捉え、1977年に標準化の髄を詰め込んだカタログビジネスの誕生秘話に感銘を受けたこともミスミに入社を決意した理由の1つです。
小野:そうだったんですね。それでも色々な企業と出会い迷われたかと思います。最終的に後押しとなったのは何だったのでしょうか?
高橋:そうですね。決め手は「人」でした。
小野:前回のインタビューに登場して頂いた阿部さん・嶋田さんと同じ答えですね!決め手の「人」について具体的に教えてください。
高橋:私の場合は面接のときに怒涛のなぜなぜ質問を受けて…3つ目くらいのなぜから何も答えられなくなってしまったことがありました笑。それで「もう落ちたかな」と思っていたのですが、面接を振り返ると「どうして自分のキャリアのためにそんな熱量で語るんだろう」と思うくらいに熱量が凄く、且つ怒涛のなぜなぜ質問にもしっかりとした論理性がありました。このことに気づき、ミスミで働く人は仕事や自身のキャリアに対する熱量が物凄く、ここに飛び込めば絶対成長できると思ったことが最終的な決め手になりました。
ーミスミの「提供価値」やそこで働く「人の熱量」が入社の決め手になったんですね。次に、現在の仕事内容とやりがいを教えてください。
倉橋:大阪を拠点に大手の既存顧客を中心としたmeviyの拡販事業を担い、西日本エリア(大阪・中国地方・九州地方)のリーダーをしています。meviyはものづくり産業において先進的且つお客さまである設計者の方に大きなメリットを与えるサービスだと感じています。実際、昨年から拡販に携わっていますが、meviyのサービス概要について説明するとお客さまが本当に椅子から転げ落ちるほどの驚きの反応を見せてくださることもありますよ。例えると、今まで固定電話しかなかったところから、ポケベルや携帯電話を通り越してスマホになったくらいの驚きが感じられます。
小野:すごく分かりやすいですね。
倉橋:ただ大きなメリットを与える一方、お客さまから不安のお声を頂いたこともありました。
小野:具体的にどういったことが不安になられたのですか?
倉橋:meviyは、3D図面をWEBにそのままアップロードすれば、即時に必要な部品の見積を回答できるサービスです。つまり設計者が2D図面を描かなくてもよくなることが大きな特徴です。しかしその結果、設計者が2D図面を描く機会が少なくなり、スキルが落ちるのではないかと不安になられていました。
小野:なるほど。その他にも不安になられていたことはありましたか?
倉橋:meviyというサービス自体、ものづくり産業やお客さまにとって先進的で、言わば夢のようなサービスであるが故に、「3D図面をWEBにアップロードするだけで、本当に瞬時に値段が出て、注文したら製品が届くの?」というやり取りがあるほど、当初は本当に設計・注文した製品が届くのか不安、というお声もありました。
小野:このような不安はどのように解消されたのでしょうか?
倉橋:お客さまのマインドをしっかりと変えていくことから始めました。「ミスミは紙カタログで部品販売を始め、それがWEBカタログに変わり、今では当たり前のようにWEBから製品を探していただいてますよね。実はこのmeviyは、第3のカタログなんです。変わったところは、WEBカタログから探して『選ぶ』ではなく、お客さまが設計した3D図面をアップロードすると、それが商品となり、注文することができる。そのような画期的なサービスなんです。」と丁寧に説明しています。また品質に関しても丁寧に説明し「以前と同じ品質のものがしっかり届きます。」とお客さまに安心感を与えるよう心がけています。
小野:まるで自分がmeviyを拡販されているかのような気持ちになりました。本当に丁寧に説明することで安心感が湧いてきますね。
倉橋:あとはこのような先進的なサービスの場合、お客さま側の社内フローやルール変更などが生じることもあるため、その部分も協力し導入までの道筋を一緒に作り上げていくことも大事にしています。
小野:すごく心強いですね。
倉橋:固定電話からいきなりスマホをパッと渡されてもうまく使えないのと同じですよ。安心して使用していただけるまでサポートを徹底したいと思っています。
小野:では改めて、仕事を通してのやりがいまたはモチベーションは何でしょうか?
倉橋:私はものづくりがとても好きで、更に日本のものづくりを進化・発展させたいという想いがあります。meviyは間違いなくものづくり産業の進化に貢献できるサービスだと思っています。meviyの最大の良さは、お客さまの時間を圧倒的に削減し、新たに生まれたその時間を新しい考えや創造を生む時間に繋げられることだと思っています。実際、あるお客さまからもそのようなお言葉を頂いたことが嬉しく、貢献を実感できモチベーションに繋がっています。
高橋:仕事内容、やりがいについては倉橋さんが模範解答されているので、私は現業務に携わっている経緯をお話します。私は今年の3月に、がらがらポン制度を使い自らの希望でmeviy事業部に異動しました。現在は国内の営業活動における営業プログラムを学んでいて、今後meviyを海外の現地法人に展開する上での事前準備や営業プログラムの整理を行っています。
倉橋:もともと海外に行きたかったのですか?
高橋:はい、もともと学生の頃から海外でのビジネスに興味を持っていました。今回海外事業に携わるチャンスがあると思い、今の部署への異動を希望しました。
小野:そうだったんですね。ではmeviy事業部への異動を志望した理由をもう少し詳しく教えてください。
高橋:志望した理由は3つあります。➀meviyという新しいサービスの魅力に自分自身も惹かれ、お客さまに本当に提案したいと思ったからです。以前の部署でもmeviyの拡販サポートをしていた時期があったのですが、そこでお客さまにmeviyの話をすると、(倉橋さんも言っていた通り)このサービスに物凄く驚き感動されていました。その光景が忘れられず、直接拡販に携わりたいと思ったことが理由です。②世界市場でみると、このようなデジタルものづくりを行っている企業は年々増えてきているものの、まだデファクトスタンダートとなるサービスは存在していません。meviyはこの戦乱の時代を淘汰するサービスだと思い、その中心人物として関わりたいと思ったためです。➂最後にこの組織ならではの文化も好きだったからです。一例ですが、組織内で「キングダム」がお薦め図書として挙げられていたりします。
小野:好きな武将はいますか?
高橋:少ししか登場しないのですが、藺相如ですかね。作中に中華統一のうねりの話をしているシーンがあるんですが、そこを勝手に加工部品市場のうねりと想定して、その波を作っているのはmeviyなのでは、と思っています笑。
小野:なるほど。キングダム、ハマりますよね。では、続けてやりがいも教えてください。
高橋:倉橋さんがお話された内容にも共感しますが、その他に、お客さまの今までの商習慣をデジタルシフトさせていただく、この歴史的瞬間に立ち会えることにやりがいを感じています。
小野:歴史的瞬間とはどんな感じでしょうか?
高橋:meviyは今までの常識を塗り替えていくサービスだと思っています。お客さま(いち法人、いち担当者)にとってmeviyに出会ったその瞬間を点とすると、それを線にしたとき、meviyのサービスが当たり前になる未来が来ると思います。日々の業務がその軌跡になっていると実感できているところにやりがいを感じています。
小野:お二人のミッションややりがいなど詳しく教えて頂きありがとうございました!
ー次週は「プロダクトへの想いや一緒に働きたい仲間」についてお話を伺っていきたいと思います!(次回に続く・・・)
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meviyとは
製造業における「労働生産性改革」を実現 meviyは製造業の調達領域に対して革新的な進化をもたらします。従来型の紙の図面を中心としたアナログな調達のプロセスを変革し、設計データをアップロードするだけで、AIが価格と納期を即時見積もり、受注生産でも最短即日で出荷を実現するオンデマンド製造サービスです。従来型のアナログな調達のプロセスと比較して9割以上の時間削減をもたらし、ものづくりのスピードを劇的に変えることが可能となります。