「企業体発足からTech Companyへのシフト」事業部長 柳沢が語るものづくり進化への挑戦
こんにちは、採用担当の小野です!社員インタビュー第7弾は、2016年にミスミに入社し、3D2M企業体 meviy事業部で事業部長を務める柳沢さんにインタビューしました。
ーこれまでのご経歴とミスミでのご経験を教えてください。
大学院で画像処理や機械学習の分野を専攻し、卒業後はものづくりのベンチャー企業で3DデータやIoTを活用した全自動金型製造ラインの開発を行っていました。2009年、次にチャレンジできる場所を求め板金工作機械の世界トップシェアのメーカーに転職。そこで新商品の企画や開発のプロジェクトリーダーを約5年経験した後、ミスミに入社しました。
入社後は、金型デジタルものづくりラインの立ち上げ、meviy FAサービスの企画、開発、営業やマーケティングに注力し、2020年3月よりmeviy全サービスの事業責任者を務めています。
ー一貫してものづくりに携わっているんですね!では、当社における3D2M企業体の位置づけやmeviyというプロダクトへの想いを教えてください。
ミスミでは、商品・地域・全社共通機能を軸にそれぞれが企業体(1つの会社のような形態)として組織が構成されています。その中で、3D2M(3DtoManufacturing)企業体は、2018年5月に金型企業体とFA企業体から独立し発足しました。
当時はまだ在籍人数65名と小さな企業体でしたが、製造業のDX推進とミスミのビジネスモデル進化を期待され、全社からの後押しもあり、事業成長と共に2018年12月末には約100名、2020年3月には約170名が在籍する組織へと拡大しています。
meviyについては、私自身もお客さまと直接お話しながら拡販に携わっています。特に印象深かったのが、このプロダクトを愛用してくださるお客さまから直接フィードバックを受け、meviyをより良くするアイデアを頂いたことでした。その時、このプロダクトはもはやミスミだけのものではなく、お客さまと共に進化させていくプロダクトだと感じました。また、それと同時に本サービスそのものが提供する価値の大きさや可能性、お客さまの行動を変え、世の中を変えるために必要なプロダクト(仕組み)だと改めて実感しました。
ーお客さまと共にあるプロダクトなんですね。ではmeviyの進化のために、必要なことは何でしょうか?
Tech Companyへシフトすることです。
meviyの進化には、システム開発と商品開発を加速させることが急務だと思っています。meviyは今年から海外展開を予定しています。これからは日本に留まらずグローバルのお客さまの課題を解決していかなくてはなりません。また、部品調達のプラットフォーマーを狙う企業が続々と登場しており競争は益々激化していきます。そのため、社内の開発能力を飛躍的に向上させる必要に迫られています。Tech Companyへのシフトは非常に重要なテーマです。
ー終わりに、ひと言!
meviyは、ものを売るサービスに留まらず、ビジネスモデルとして様々なケースに変化できる可能性を秘めています。その根幹を担う開発組織構築に立ち上げから参加し、アイデアを提案できる環境がここにはあります。また、自身の開発したものが広く社会に提供され、成果やフィードバックが顧客30万社から即座に得られることは面白くもあり、成長できる環境だと思いますよ。
同じゴールを見据えて、予定調和だけではない道のりを共に歩んでくださる仲間との出会いを願っています。
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meviyとは
製造業における「労働生産性改革」を実現
meviyは製造業の調達領域に対して革新的な進化をもたらします。従来型の紙の図面を中心としたアナログな調達のプロセスを変革し、設計データをアップロードするだけで、AIが価格と納期を即時見積もり、受注生産でも最短1日で出荷を実現するオンデマンド製造サービスです。従来型のアナログな調達のプロセスと比較して9割以上の時間削減をもたらし、ものづくりのスピードを劇的に変えることが可能となります
※各種受賞歴(第49回日本産業技術大賞 文部科学大臣賞/令和元年度情報化促進貢献個人等表彰 経済産業大臣賞/第62回 十大新製品賞 本賞/CEATEC AWARD スマートX部門 グランプリ/Impress DX Awards 2019 アプリケーション部門 グランプリ)