こんにちは。まつけんです。
皆さん、「働き方改革」ってご存知ですか？

「長時間労働が制限されることはわかるけど、働き方改革の具体的な内容はよくわからない！」
というのが本音ではないでしょうか？

それもそのはず「働き方改革」は、今後迫りくる圧倒的な「労働力不足」の解決という大役を担っているので、どうしてもテーマが大きくなり細かい内容まで理解するには根気が必要です。

一応首相官邸HPから働き方改革の概要を抜粋しますが、、、

◆働き方改革の概要
・同一労働同一賃金など非正規雇用の処遇改善
・賃金引上げと労働生産性向上
・時間外労働の上限規制など長時間労働の是正
・柔軟な働き方がしやすい環境整備
・女性と若者の活躍しやすい環境整備
・病気の治療と仕事の両立
・子育てや介護等と仕事の両立、障がい者の就労
・付加価値の高い産業への転職・再就職支援
・誰にでもチャンスがある教育環境の整備
・高齢者の雇用促進
・外国人材の受け入れ
（首相官邸HP　働き方改革実行計画より抜粋）

う～～～～～ん！多い！

短期記憶の限界をしれっと超える概要項目数！

この内容の多さを目にして
「別に働き方改革なんて深く知らなくても…」
とお考えの人はいませんか？

ちょっと待ったぁ～～～！！！

女子中高生(以下JK)の「働き方改革」の関心度をご存知で！？

出典：働き方改革に関する意識調査／GMOリサーチ

50％を超えるJKが働き方改革に関心を持っているのです！

50％の凄さについては、、、

出典：女子中高生とスポーツに関する調査／プリキャンティーンズラボ

なんと！先日の平昌オリンピックよりもＪＫ達の関心度は高いのです！

恐るべし働き方改革...

JKから尊敬を集めたい紳士淑女の皆様！

今こそ立ち上がる時ですよ！

ご安心ください！

難しい言葉や解説は、
他の賢い方が作成している他の記事にお任せして！

今回の記事では童話を使って働き方改革を
わかりやすく解説させていただきます。

結局「働き方改革」って何なの？童話で例えてみた

※今回の企画は「すべての会社に人事部を」を理念にあらゆる人事労務領域をサポートする株式会社ミナジンの提供でお送りします。

●桃太郎

昔々、あるところに桃から生まれた桃太郎という男の子がいました。

ある日桃太郎は、都を襲い人間が成すすべもない強大な力を持つ鬼を退治に行くことになりました。

一人で鬼を倒すことは難しいと考えた桃太郎は、おばあさんが作ったきびだんごを報酬として仲間を募集しました。

しかし、いくら待てども仲間が見つからなかった桃太郎は途方に暮れ、結局一人で鬼退治へ行くことに決めました。。。

えっ！？無理無理！鬼ですよ！？

HR(ハンターランク)１の桃太郎がクエストレベル★５の鬼に叶うはずがありません！

目にもとまらぬ早さで敵を翻弄する犬の存在が、

得意の木登りで立体攻撃を繰り出す猿の存在が、

空から敵の弱点を集中的に突くキジの存在が、

そう、3匹の存在なくして鬼を倒せるはずがありません！

なぜ仲間が集まらなかったのか？

皆さんもお気付きの通り報酬が少なすぎたのです。

ではどれくらいの報酬が適正だったのか、
働き方改革導入後の世界で一緒に考えてみましょう。

鍵となるのは「最低賃金」という考え方です。

最低賃金とはその名の通り国によって定められた最低額の賃金です。

最低賃金は地域によってそれぞれ金額が決められており、桃太郎の舞台岡山県では時給781円(平成30年3月時点)になります。

781円をきびだんごで換算すると、約20個分に相当します。(参考：廣榮堂　元祖きびだんご)

鬼退治を1日(8時間)のミッションと仮定すると、なんときびだんごは最低でも160個必要になります！

また、働き方改革「賃金引上げと労働生産性向上」の項目では、「今後最低賃金について平均1000円になることを目指す」との記載があるので、鬼退治の報酬はきび団子200個を用意しておくのが適切と言えるでしょう。

試しにこの条件で募集してみると…

なんということでしょう！

お馴染みの仲間がパーティーに加わりました！
これで鬼退治も安心ですね。

めでたしめでたし☆

～～～ここで一旦CMです～～～

今回の桃太郎はたまたま看板の置き場所や時期がよかっただけで、運が悪ければきび団子200個の報酬でも仲間が見つからなかった可能性があります。

また、看板の文章の作成は結構面倒なものです。

採用を担当している方ならこの気持ち、、、わかりますよね！？！？

そこで今回紹介したいのがこちら、
藤井寺を拠点とした南大阪に特化した求人サイト「ミナキャリ」

犬顔の藤本(先輩)が必ずや皆様の力添えになります！

さぁこの調子でどんどんいきますよ？

●かぐや姫

むかしむかし、一本の光り輝く竹の中から可愛らしくて小さな女の子が出てきました。

これは神様からの授かりものに違いないと思い、お爺さんは女の子をかぐや姫と名付け大切に育てました。

やがてかぐや姫は、持ち前のセンスを活かしファッションデザイナーとして会社で働き始めました。

彼女がつくるデザインは今まで誰も見たことがない斬新かつ美しいもので、たちまち彼女は「ファッションの未来を創る女」として社内で評判になりました。

しかしある年の十五夜に、空から使者がまぶしい光を放ちかぐや姫の前に舞い降りました。

使者「かぐや姫、あなたは月の都から生まれた者です。さあ私と共に月へ帰りましょう。」

かぐや姫「ダメです…私はまだ帰ることができません…」

使者「なぜだ！翁達が恋しいのか？」

かぐや姫「違います！まだ仕事が残っているのです…私は仕事を残して月へ帰ることはできません…」

！？！？！？

お爺さんは驚きと悲しさが入り混じる複雑な感情の中、それでもかぐや姫の幸せを神に願いました。

お爺さん「かぐや姫が安心して月へ帰れるようにしておくれ～～～！」

今回鍵となるのは「テレワーク」という働き方です。

テレワークとはインターネットを活用した在宅勤務や喫茶店での仕事等、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方のことです。

テレワークでは子育・介護と仕事の両立も可能になるため「柔軟な働き方がしやすい環境整備」と題し働き方改革でも推進されています。

テレワークを導入することにより、
働く人にとってはこのような効果が期待できます。

出展：テレワーク導入のための労務管理等Ｑ＆Ａ集／厚生労働省

この効果を裏付けるように、テレワーク導入企業と未導入企業で労働生産性を比較したグラフを見てみると…

テレワーク導入と一社当たりの労働生産性の推移

出典：平成28年 通信利用動向調査／総務省

※グラフがとても見にくいので雰囲気で察してください

「テレワーク」が導入されたかぐや姫の会社では、、、

かぐや姫は地球に未練などありません！

かぐや姫は月に住むことで下界の煩悩から解き放たれ労働生産性がバリバリと高まりました。

月からインスパイアされたその溢れ出るアイデアを鬼人の如く己のペンタブに走らせました。

その結果、質・量共に圧倒的な実力を兼ね備えた天界一のデザイナーとなりました！

めでたしめでたし☆

～～～ここでもう一度ＣＭです～～～

今回テレワークの恩恵を受ける従業員の立場になって考えてみましたが、実際テレワークを導入するには就業規則の見直し、労務時間の管理方法、評価制度の見直し等多くの環境整備が必要になります。

就業規則について言えば、
・在宅勤務を命じることに関する規定
・在宅勤務用の労働時間を設ける場合、その労働時間に関する規定
・通信費などの負担に関する規定
等を考える必要があります。

就業規則や人事評価制度を見直すのは面倒、、、
とお考えの担当者様！朗報です！

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まとめ

働き方改革について、少しでは知識を深めることができたでしょうか？

えっ？創作童話とＣＭの比重が大きくてあまり知識が深まっていない？

働き方改革の柱である「残業時間の是正」や「同一労働同一賃金」が紹介されていない？

安心してくださいそれは続編で書きますよ

自分の部署宣伝ができていないので！！！

ありがとうございました☆