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見た人の心に届く動画を作りたい。MERYをこよなく愛する動画ディレクターの情熱。【MERY INTERVIEW 】

MERYでは、ますます盛り上がりを見せるデジタル動画市場に、大きくチャレンジをしています。

今回は、MERYの動画制作をリードする佐藤が、コンテンツをユーザーに届けるために大切にしていること、そこへの想いと新たな展望について語っています。

ぜひご覧ください!


佐藤 二輝 ニコル(Niki Nicole Sato)

2013年、株式会社ディー・エヌ・エーに入社。EC事業部にて新規のマーケティング業務に携わる。いちユーザーとしてMERYと出会い、のちに「女の子の毎日をかわいく」というコンセプトやサービスに共感し、2016年に株式会社ペロリに転籍。編集部で記事編集を担当する。

2017年8月、株式会社MERYにて動画制作チームの立ち上げに参画し、現在はMERYのディレクターとして活躍中。オリジナルやタイアップの動画制作を多数担当している。

見る人の心に届く、心を動かす動画を作りたい

ーMERYの動画の特徴はありますか?

正直、難しいですね(笑)

もともと記事メディアということもあり、動画はまだ駆け出し。MERYの動画はこれ!という確固たるものがないのが正直な話です。模索中ですね。

そんないま、ひとつだけ言えるのは「いい機材で撮影したものがいい」「高画質が正義」という、動画を始めるとみんなが口を揃えて言うことは当てはまらない、ということですかね。

もちろん、プロとして動画を制作するなかではそういったことも大切なことのひとつではありますが、それよりも「かわいい」「みていて楽しい!」「動画をみてかわいくなりたいと思った」など、“情緒的に心に届くような動画”がいまのMERYの動画の位置づけの様な気がします。


ーユーザーに届くコンテンツづくりにおいて気をつけていることはありますか?

「目的」をはっきりさせ、ブレないことは特に意識しています。

ユーザーに対して何を届けたいのか、動画を見たときにどんな気持ちになってもらいたいのか。制作過程で何度も振り返るようにしています。その商品を知らない人に知ってもらうためなのか、知っているけど使ったことのない人を後押ししたいのか、ブランド・商品のファンになってもらいたいのか。それ以外にある場合もあれば、掛け合わせかもしれない。

目的によって情緒的に商品を見せるのか、機能やカラーバリエーションで推していくのか。目的によって動画の構成は異なりますし、見たユーザーの気持ちも変わると思います。配信面などの前提条件も加味して、どうすれば目的を達成できるかを考え、さらに言うと、そこにトレンド感のあるギミックや構成要素をプラスしてクリエイティブに落とし込んでいきます。


ー一方、MERYで動画制作をするなかで難しさを感じることはありますか?

100人いたら100通りのかわいいがあるように、MERYユーザーの中には本当にいろんな女の子たちがいます。だからこそ、正解があるわけではないので「このコンテンツを誰に、どんな気持ちになってもらうために届けるのか」が定まっていないと制作していく過程で迷走してしまうと思うんです。


経験や技術より、ユーザーと向き合い、チームをリスペクトできる人がいい

ーユーザーに響く動画制作をする上で大切にしていることはなんでしょう?

やはり一番は「ユーザー理解」です。

どれだけ撮影・編集技術があっても、ユーザーに寄り添えなければいいコンテンツは生まれないと思っています。ユーザーを想いコンテンツをつくれるかって本当に大切だと考えています。だからこそ、公認ライターや編集部の先輩方がつくるコンテンツをリスペクトしています。

また、日々のインプットも大切にしています。私は純粋に映像や動画が好きで、通勤中や隙間時間はジャンル・カテゴリを問わずたくさんの動画を観ます。個人的に楽しんでいるのはもちろん、構成やギミックの引き出しを増やしたり、これをMERYでやったらどうなるんだろう?と考える時間は大事にしています。


ーMERYは一緒に動画制作をしてくれる仲間を募集しています。動画制作をする方に求めたいことはどんなことでしょう?

ディレクション経験や動画制作経験があるともちろん嬉しいですが、今のMERYで動画を制作する上では必須ではないと思っています。私自身、憧れの動画クリエイターがいてその人に影響を受けて自分自身で動画を撮影・編集するになったことがきっかけで動画を勉強し始めました。まだまだ修行の身です。

そんな私が言うのも大変おこがましいのですが…。どのコンテンツも一人でつくることできません。カメラマン様、スタイリスト様、ヘアメイク様をはじめとするたくさんのスタッフの皆様と関わりながら一つのコンテンツをつくっています。

だからこそ、経験や技術よりも先にMERYというサービスやユーザーに向き合って、一緒にお仕事をする方々にリスペクトをもってコンテンツをつくっていけるか、だと思っています。

あとはやっぱりコンテンツをつくるのが好きか、柔軟性があるか、でしょうか。いい意味でミーハーであったり、世の中のサービスやトレンド対してアンテナを張れていて楽しんでコンテンツをつくれることができる方と一緒にお仕事がしたいなと感じています。


MERYらしく、今までになかった「新しい体験」を作っていく

ー今後チャレンジしていきたいことは?

MERYにおける動画制作はまだ始まったばかりなので、「これがMERYの動画だ」という確信まで至っていません。まだまだ試行錯誤の真っ只中ですが、まずはその手応えを掴みたいです。動画を通じてユーザーに、もっとMERYを楽しんでもらいたいですね。

そして、動画に限らずもっと自由に、ユーザーにとって「新しい体験」を提供できればと思っています。MERYは「やりたい」と手を挙げたらチャンスをもらえる会社です。

8月にはInstagramのストーリーズで自分の“好き”を発信する、「My Favo XXX」という企画を立案しました。この企画で「自分の好きを発信する」体験をストーリーズを通して気軽に楽しんでもらいたいという思いから発案しました。

https://mery.jp/1025606

結果、たくさんの方がテンプレートを自由に加工して「自分の好き」を発信してくれました。そして、なんとこの企画でストーリーズにアップしたことがきっかけで知り合い、繋がった方もいたそうです。

記事や動画に留まらず、SNSやイベントなどリアルも含めて、MERYが持つあらゆるものを使った企画にチャレンジできることが、MERYで仕事をする大きなやりがいです。ユーザーが驚くような新しい企画を作り出して、それが大きく成長してひとつのサービス、事業になっていくような、そんな経験をMERYでやれたら面白いだろうな、と思います。

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