ー自己紹介
2026年5月にメディフォンに入社した古渡です。現在はカスタマートラスト部の責任者として、企業のお客様の活用支援、そして組織づくりを担当しています。
一般的な「カスタマーサクセス(CS)」にあたる部署を、メディフォンでは「カスタマートラスト」部と呼んでいます。その理由は、この部署の役割が単にお客様からのお問い合わせに対応するだけではないからです。お客様がサービスを通じて本当に成果を実感できる状態をつくり、信頼を得て、その成功を事業成長につなげていく。これを実現するために「トラスト」という名前がついています。
この記事では、これまで主に営業や事業開発の領域を歩んできた私が、なぜ今メディフォンで正社員となり、カスタマートラスト部で新たな挑戦を選んだのかをお話ししたいと思います。
ーこれまでのキャリア
私は新卒でGoogleに入社し、営業・マーケティング部門を経て、外資の小規模日本法人から、スタートアップまで様々なフェーズの企業でキャリアを積んできました。一見、キャリアの軸がわかりにくいかもしれませんが、実は「事業で困っているところを埋めること」という一貫した軸のもと、営業、マーケティング、事業開発、組織づくりなど、その時々で必要とされる役割を担ってきました。
特に中心にあったのは、Go To Marketです。
どんな価値を、誰に、どのように届けるのか。
市場を見つけ、顧客を理解し、営業やマーケティングの仕組みをつくり、事業を成長させる。そのプロセスに携わることに大きなやりがいを感じてきました。
そのため、これまでのキャリアでは独立した立場で複数の企業を支援することも多く、どちらかというと「事業を立ち上げる側」「成長を加速させる側」に身を置いてきました。
一方で、さまざまな事業に関わる中で感じるようになったことがあります。
それは、本当の意味で事業を成長させるのは、新規顧客の獲得だけではないということです。
お客様がサービスを活用し、成果を出し、継続して利用いただく。その積み重ねこそが事業の土台であり、持続的な成長につながります。
私はここの領域をまだ経験できていない…
この気づきが、今回のキャリアの転機になりました。
ーメディフォンとの出会い
私がGoogleに入社した当時、CEOの澤田さんも在籍されていました。ただ、その頃は部署が異なっていたため、仕事でご一緒する機会はありませんでした。
その後、私が友人と立ち上げたスタートアップの創業代表が澤田さんと親交があり、そのご縁で一緒に食事をしたことがメディフォンを知るきっかけとなりました。
当時の私は、独立した立場で複数の企業の事業支援に携わっていたこと、また以前友人とやっていた会社で失敗したことから、一つの会社に深く所属することはあまり考えていませんでした。
ただ、食事の場で澤田さんから事業や今後目指したい世界観、そして会社が直面している課題について率直に話を聞く中で、「もしかしたら私の経験を活かして貢献できることがあるかもしれない」と感じました。
その後、社員の皆さんとお話しする機会をいただき、事業や組織についてより深く知る中で、その想いは少しずつ強くなっていきました。
社会課題に向き合う事業の意義はもちろんですが、それ以上に印象的だったのは、そこで働く人たちの熱量と誠実さでした。驚くほど皆さんが素直で、ついつい応援してしまいたくなる人ばかりだったのです。
気づけば、「外から支援する立場」ではなく、「中に入り、一緒に事業をつくっていきたい」と思うようになっていました。
▲FY26下期・キックオフ時のスピーチの様子
ー入社の決め手
今回の転職で、周囲からよく聞かれたのが「なぜ今、正社員なのか、そしてCSという部門なのか」ということでした。確かに、これまでの私は独立した立場で仕事をすることが多く、さまざまな企業や事業に関わってきました。自由度も高く、多くの経験を積むことができた働き方でした。
それでも今回、あえて正社員という選択をしたのは、一つの事業に深くコミットしたいと思ったからです。
そしてもう一つの理由が、CSという新しい領域への挑戦でした。
これまで私は、営業やマーケティングを通じて「顧客を獲得する仕組み」をつくることに向き合ってきました。一方で、これからは「顧客が成功する仕組み」をつくりたい。
顧客の成功を起点に事業を成長させる。その考え方に強く可能性を感じています。
CSは、顧客と最も近い距離で事業成長に関われる仕事です。
これまで培ってきたGo To Marketの経験を活かしながら、新たな挑戦ができる環境がメディフォンにはあると感じ、入社を決めました。
ー入社後の感想・ギャップ
これまで私が関わってきたスタートアップは、ビジネスサイド一人目として参画するような創業初期のフェーズから、30〜50名規模まで成長する過程が中心でした。また、外部の立場では100名〜200名規模の企業の事業支援に携わる機会もありました。
そうした経験からすると、メディフォンはちょうどその中間に位置するフェーズだと感じています。
入社前は、もう少し仕組みや体制が整っているイメージを持っていましたが、実際には「これから作っていくべきこと」が想像以上にたくさんありました。
もちろん、それは良い意味でのギャップです。
事業も組織も成長しているからこそ、仕組み化できていないことや、より良くできる余地が数多く残されています。
そして実は、私はそういう環境が好きなんです。
正解が用意されている場所よりも、現場で課題を見つけ、仲間と議論しながら仕組みを作り上げていくプロセスにやりがいを感じます。
CS組織もまだまだ発展途上です。
だからこそ、お客様の成功を実現するための仕組みづくりや組織づくりに、深く関われることに大きな面白さを感じています。
完成された組織に入るのではなく、これからの組織をつくる側に立てる。私はこのタイミングでCS組織に入れたことで、日々ワクワクしています。
メンバーの皆さんにもワクワクしてほしい、そのための努力を日々続けています。
▲シャッフルランチ時での写真(一番右側が古渡さん)
ーメディフォンが大切にする5つのバリューの中で、最も共感・コミットしているものと、その理由
私が最も共感しているのは、「変わることで、変えていこう。」です。
実は今回の転職は、自分自身にとっても大きな変化でしたし、勇気のいる決断でした。
これまで私は、営業や事業開発、マーケティングなど、Go To Market領域を中心にキャリアを築いてきました。また、長く独立した立場で仕事をしてきたため、正社員として一社に深くコミットすること自体も久しぶりの挑戦です。
40代になると、どうしてもこれまでの経験や得意領域の中で勝負したくなるものだと思います。
実際、その方が成果も出しやすいですし、周囲からも期待されやすい。
それでも私は、あえて変わることを選びました。
なぜなら、自分自身が変化を止めてしまったら、新しい価値を生み出すこともできなくなると思うからです。
キャリアにおいても、組織においても、事業においても、変化は簡単ではありません。しかし、変わることを恐れず挑戦し続ける人や組織だけが、より大きな価値を生み出せるのではないかと考えています。
私は今でも強い成長欲求を持っています。
新しいことを学びたいですし、できなかったことをできるようになりたい。これまで経験してこなかった領域にも飛び込んでみたい。
だからこそ、このバリューにはとても共感しています。
40代でも変われる。
むしろ40代だからこそ変わり続けたい。
そんな姿勢を、自分自身の挑戦を通じて体現していきたいと思っています。
ーこれから挑戦したいこと
これから挑戦したいのは、メディフォンのCS、カスタマートラスト部の体制を強化し、事業成長を牽引する中核組織へと進化させることです。
お客様が成果を出せる仕組みをつくり、その成功事例を再現可能な形で広げていく。
そして、単なるサポート部門ではなく、事業成長のエンジンとなる組織にしていきたいと考えています。
個人としても、これまでのGo To Marketの経験とCSの知見を掛け合わせながら、「顧客成功」と「事業成長」をつなぐリーダーでありたいと思っています。
ーさいごに
もし今、「新しい環境に飛び込むべきか」「自分にできるだろうか」と迷っている方がいたら、ぜひお伝えしたいことがあります。
私は40代になり、メディフォンに正社員として入社し、カスタマートラスト部で新たな挑戦を選びました。
これまでの経験を活かせる部分もありますが、もちろん初めて向き合う課題もたくさんあります。正直、不安がなかったわけではありません。
それでも挑戦することを選んだのは、まだまだ成長したいと思っているからです。年齢や肩書き、これまでのキャリアに関係なく、自分自身をアップデートし続けたい。新しい価値を生み出せる人でありたい。そんな想いを今でも強く持っています。
メディフォンには、変化を歓迎し、挑戦する人を応援する文化があります。
そして何より、私たちが取り組んでいるのは単なるサービス提供ではありません。労働人口が減っていき、これから日本が向き合わないといけない壁はたくさんあります。
「働く人の健康を支え、企業を支え、日本の労働を支える。」
私たちの仕事は、「命と向き合う医療インフラ」を作ることだと思っています。
まだまだメディフォンは発展途上です。だからこそ、自分たちの手で作れるものがたくさんあります。完成された環境で働くのではなく、仲間と一緒により良い組織やサービスを作っていきたい。
そんな想いを持つ方と、ぜひ一緒に挑戦できたら嬉しいです。