2025年秋、メディフォンの採用ページが全面リニューアルされました。事業の拡大フェーズを迎え、「どんな仲間と、どんな未来を描くのか」を改めて見つめ直すこのプロジェクト。
中心を担ったのは、入社して間もないHR室とデザイン室の2人でした。
候補者としてメディフォンを見ていた“外の視点”を持つ彼女たちが、プロジェクトを通して見つけた「メディフォンらしさ」とは? 制作の裏側にあった悩み、挑戦、そして想いについて、採用広報担当の大和を含め、3人で振り返りました。
目次
入社直後に大型プロジェクトへ:自己紹介と最初の驚き
事業成長フェーズの転換点:採用ページ刷新の背景
“どんな仲間が必要か”を言語化するプロセス
その言語化をデザインへ:UI/UX・情報設計の裏側
公開後の反響と未来の仲間へのメッセージ
入社直後に大型プロジェクトへ:自己紹介と最初の驚き
大和:まずは自己紹介と、入社直後にこのプロジェクトを任されたときの率直な感想を教えてください。
佐々木さん:2025年10月に入社した、HR室の佐々木です。
丸山さん:2025年9月に入社した、デザイン室の丸山です。
大和:お二人は入社直後に採用ページを全面リニューアルすることになりましたが、どのように感じましたか?
丸山さん:嬉しさと驚きがありました。面接でも「新しいことにチャレンジしたい」と伝えていたので、こんなに早くチャンスをいただけたことには驚きましたし、任せてくれたCOOの山口さんには感謝しています。
信頼に応えるために、感覚だけでなく、ロジカルな意図や根拠を持って取り組もうと意識していました。採用ページは会社の顔になるので、嬉しさと同時に責任の重さも感じました。
佐々木さん:私も候補者時代に「もっと会社の魅力を伝えられる余地がある」と感じていたので、その改善に関われるのは嬉しかったです。採用ページは応募者にとって最初の接点。作って終わりではなく、「見た人の期待に応えられる体験」を意識して進めていきました。
大和:実際にプロジェクトが動き出してから、メディフォンならではの“らしさ”や、ベンチャー企業特有のスピード感をどのように感じましたか?
丸山さん:以前は大きな組織にいたので、メディフォンの決断や意思決定の速さに驚きました。役員の意志がダイレクトに伝わってくるのがスタートアップならではだと感じました。
また、みんな忙しい中でも、このプロジェクトにしっかり向き合ってくれて、「任せるけど、必要な時は助けてくれる」信頼と支援のバランスに、「人の温かさ=メディフォンらしさ」を感じました。
佐々木さん:役職や役割を超えて「こうしたい」という声が多く出て、議論も制作もスムーズでした。大胆な色使いに挑戦できたのも、「なぜリニューアルするのか」が明確だったからこそ。変革を恐れない姿勢がメディフォンらしいと思いました。
大和:私も、2ヶ月でここまでのリニューアルが叶ったのは驚きでした。既存の医療系イメージを刷新する挑戦ができたのは、社員全体が「未来を見据えたブランディング」に共感していたからだと思います。
事業成長フェーズの転換点:採用ページ刷新の背景
大和:採用ページリニューアルのきっかけは、組織と事業が次の成長フェーズに入るタイミングでした。組織の拡大期に入り、「もっと多くの方にメディフォンを知ってもらいたい」「採用の間口を広げたい」という想いが、COOの山口さんを筆頭に、現場のメンバーの間でも強く高まっていました。
今回新たにデザイナーの丸山さんや採用マネージャーの佐々木さんも加わったことで、「今こそ動き出そう」という流れが一気に加速しました。「誰に、どんな魅力を、どう伝えるか」をゼロから見直す、本格的なリブランディングが始まったという感覚です。
佐々木さん:リニューアルにおいてまず明確だったのは、事業成長をけん引するリーダー層・マネジメント層へのニーズです。これまで築いてきた土台を次のフェーズへ押し上げるために、経験を活かしてプロダクトをさらに飛躍させてくれる“次世代のコアメンバー”を求めています。
もう一つ、メディフォンの特徴として、特定の職種に偏らず、多様な専門性を持つメンバーが関わっている点があります。これは強みである一方で、採用広報としては「どう多様な候補者にメッセージを届けるか」という難しさもあります。主軸事業が2本体制になり、ポジションも多様化する中で、サービスの上流から顧客支援まで一貫して担っている点を、今後さらに伝えていきたいですね。
大和:そうですね。noteの記事などでも拡充していければと思います。丸山さんは、以前の採用ページでは、"今のメディフォンらしさ"を十分に伝えきれていないと言っていましたよね?
丸山さん:はい、実際に入社して感じたのは、人のエネルギーや温度感。メンバーは個性豊かでバイタリティがあるのに、以前のページは堅実で保守的な印象が強かった。
「入ってみたら、想像以上に面白い会社だった」という良いギャップがあったからこそ、その“人の魅力”や多様な役割を担うプロフェッショナルな人たちの存在を、そのまま伝えたいと思いました。
“どんな仲間が必要か”を言語化するプロセス
大和:プロジェクト序盤では、まず「どんな人に来てほしいか」を棚卸ししましたよね。サイトデザインに落とし込む際、どのように言語化していったのか教えてください。
丸山さん:まずは競合調査や、入社間もない社員へのカジュアルなヒアリングを通じて、「なぜメディフォンに入ったのか」「どんな価値観を持っているのか」を探りました。その中で、“誰に届けるべきか”のターゲット像を少しずつ明確にしていきました。
初期は職種よりも、「MVVに共感できるか」「一緒に走れるか」を重要な軸として捉えました。そのうえで、課題・価値観・情報感度といった観点から整理し、このプロジェクトで本当に向き合うべきユーザー層を言語化していきました。
大和:MVVと照らし合わせて議論する中で、“メディフォンで活躍する人”の特徴はどう定義していますか?
佐々木さん:一つは、ミッションを“自分ごと”として捉えられる人。部署や役割に関係なく、自分の仕事が誰にどう役立つかを考え、語れる人は成果も出やすいと感じます。
もう一つは、変化を前向きに捉え、学び続けられる人。今の成長フェーズでは、そうした姿勢がより求められます。
メディフォンでは、Slackでの称賛文化や、全社で挑戦を共有する仕組みなど、そうした人が活躍できる土壌が整っていると感じています。
大和:私もCEO室からバリューの浸透プロジェクトを引き継いで、これからもカルチャーの醸成をさらに強化していきたいと考えています。日常の中に自然とバリューが根付くような環境づくりを目指して、引き続き取り組んでいきたいですね!
▲今回のプロジェクトを思い出しながら談笑中の様子。
その言語化をデザインへ:UI/UX・情報設計の裏側
大和:丸山さん、デザインコンセプトや表現もプロジェクトの中で何度か大きく方向転換がありましたよね。その変遷について教えてください。
丸山さん:はい、本当に様々なフェーズを経て、今のデザインにたどり着きました。
最初は「医療DX」や「多様性」を“色”で表現しようとして、カラフルで壮大な少し宇宙っぽい雰囲気になりました。ただ情報量が多すぎて、本当に伝えるべきメディフォンの価値やメッセージがぼやけてしまって…。
元々山口さんから「攻めていい」と言われていたこともあり、振り切った結果「これって結局、何が大事なんだっけ?」という状態に陥ってしまいました。
次に色数を絞って会社ロゴやバリューを表現する色を中心に整理してみましたが、「これで本当に未来への期待感が出せているか?」という疑問が出て、方向性に迷いが生じました。そこで関係者にヒアリングを重ねたところ、「必ずしもそれに縛られなくていい」というアドバイスをもらい、大きく視点を切り替えることができました。
そこから、「多様性は色ではなく“形”で表現しよう」という方向にシフトし、丸や角丸、四角といった図形で個性を表現するスタイルに変えました。最終的に、「医療DXの先進性と信頼性」はネオングリーンで、「多様性」は図形で伝えるという役割分担のあるデザインに仕上げました。
大和:丸山さんは「最後まで読んでもらうこと」や「読んだ人の感情をどう動かすか」に強くこだわっていましたよね。その点についても教えてください。
丸山さん:就活中の自分がそうだったように、少しでも迷いやストレスがあるとすぐにページを離れてしまう。それを前提に、ユーザーが“迷わない・テンションが下がらない”体験を特に意識してデザインしました。
「今この瞬間に何を知りたいか」「次のステップへどんな感情で進んでほしいか」といったユーザーの視点を常に考えながら、感情を動かしつつ、理性で納得してもらい、共感を生んで行動へとつなげる流れを大切にしています。
公開後の反響と未来の仲間へのメッセージ
大和:佐々木さん、新しい採用ページ公開後、社内や候補者からはどのような反応がありましたか?
佐々木さん:リニューアル後、社内外から「サイト変わりましたね!」という反応を多くいただきました。電話越しでも何度か言われて、「あ、見てもらえているんだ」と嬉しくなりましたね。ちゃんと“届いている”実感がありました。
候補者の方にもエントリー時に「どうやってメディフォンを知ったのか?」を伺っているのですが、皆さんいろんなキーワードで検索してページにたどり着き、実際に応募まで進んでくださっている。つまり、必要な情報がしっかり載っていて、UI/UXも心地よく感じてもらえたのだと思います。応募数も実際に増えていて、これは明らかにリニューアルの効果だと感じています。
大和:noteの記事更新も並行して進めたことで、シナジー効果も大きかったかもしれませんね!今回のリニューアルを踏まえて、今後の採用活動で強化していきたいことはありますか?
佐々木さん:今は「このポジションにこういう人が必要」という計画に沿った採用を進めていますが、今回のリニューアルで新たな接点が増え、「メディフォンに興味を持ってくれる方」「同じ課題感を持っている方」とのつながりも生まれやすくなりました。
今後は、そういった方々が活躍できる場を柔軟に用意し、“共感ベースで仲間になってもらう”採用のあり方も強化していきたいです。計画性とご縁、その両軸で仲間を増やしていけたらと思っています!