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プチから始まる知識の輪。 月イチ実施の「プチクリエイティブセンター会」ってなにしてるの?

さまざまなサービス、プロダクトに関わるmedibaでは、それぞれの場所で多くのナレッジ(知識、知見)が生まれています。そしてそれらをサービス内だけで持たずに広く共有していこうという取り組みもまた、社内で活発化してきているようです。

今回はそのひとつ、UIデザイナー、UXデザイナー、エディターが在籍するクリエイティブセンターで行われている「プチクリエイティブセンター会」について、運営メンバーのひとりであるUIデザイナー石田 有希(いしだ ゆき)に話を聞きました。

各職能がどんなことをしているか、みんなに知ってもらいたい

――まずは、プチクリエイティブセンター会がどんな取り組みなのか教えてください。

クリエイティブセンターでは、半期ごとに大規模なセンター会を行っていますが、もっと気軽に月に1回、おもにメンバーの発表の場として行なっているのがプチクリエイティブセンター会(以下、プチセンター会)です。

大きな枠組みとしては、ナレッジを体系化しながら共有して使えるようにしていく取り組みの一環となります。ナレッジ活用のサイクルを「知る」、「深める」、「組み合わせる」、「業務に活かす」という4つに分けて考えて、その最初のナレッジを知る・深めるフェーズとして存在しています。

――参加してもらう人にナレッジを知ってもらって、それを業務で活用してほしいということですよね。

そうですね。知ることがゴールではなくて、活用できるようにすることを目指しています。メンバーのナレッジを知った後に質問したり、自分の経験と合わせて考えたりしながらナレッジを深めて自分ごとにしていく場としてプチセンター会を運営しています。

――以前筆者も参加したのですが、そのときは質問を書いたりとか、活かせそうな場面を自分なりに考えたりしていました。これは「深める」とはべつになりますか?

そこも深めるフェーズになります!チームとしては深める場として、プチセンター会後のシャッフルランチで発表者と会話する機会を作っていたんですけど、ここはまだまだ改善の余地があるなと感じていて、毎回少しずつ方法を変えながら試しているところです。

――プチセンター会を始めるきっかけはなんだったのでしょうか。

センター内の3職能のうち、UIデザイナー、UXデザイナーは一緒に動くことが多いのですが、エディターはそういう機会のない人も多いので、そこの交流も兼ねてなにかやりたいというのが発端です。

――発案は運営メンバーでもあるデザイナーのシニアマネージャーですか?

大元はそうですが、最終的に決めたのは個人ではなく運営チームです。さきほど話した「知る」、「深める」、「組み合わせる」、「業務に活かす」というのも、SECI(セキ)モデルというフレームワークで考えています。

人を集めながら、発表者と参加者が知識を共有できるようにすればこのサイクルが完成するよね、というようなことを運営メンバーの4名が週1くらいのミーティングで話し合って決めてきました。

知識を体系化しながら活用できるようにしようというのは全社的にも推奨されていることでもあります。我々以外の組織でもナレッジ共有に対する取り組みは行っていますし。ただ、実際に人を集めて発表形式でやっているのは独自性が高いかもしれません。

――これまでに難しかった部分はどのあたりでしたか。

やはり会をよりよくしていく部分ですかね。取り組みが役立っているのか測るためにアンケートも実施していて、その回答内容や、これで本当にゴールにたどり着けるのか、みたいなことを細かく話し合い続けています。

(画像:第3回のアンケート結果の一部)

――実施後もつねに試行錯誤されているんですね。

そうですね。運営側も初めての取り組みなので調べながらやっていて、このやり方で本当にいいのかみたいなのは都度確認して、みんなで助け合ってやっています。いま4回目(2023年7月時点)が終わったところですが、運営自体は軌道に乗ってきた感触もあります。

たしかな手応えを感じた「テーマ回」

――印象に残っている回はありますか?

『5Gチャンネル』の特集回では各部署間の連携が知られてよかったという声が多かったですね。さきほど話した「各職能の動き」が、共通のテーマで一緒に発表することで可視化できて、すごくいい発表になったと思います。

――あの回は印象的でしたね。今後はどういう発表スタイルにしていくのでしょうか?

できれば職能ごとに別テーマの発表ではなく、プロジェクトごとに連携した内容のものにしていきたいですね。いろんなケースの働き方、仕事の仕方もあるみたいなところはどんどん表に出していきたいです。

どう楽しんでもらうかを追求し続ける

――課題に感じる部分も教えてもらえますか。

会自体は結構定着してきたのですが、「知って満足してしまう」というのがいまの課題かもですね。発表者と参加者の双方向で深める時間はまだまだ改善の余地があると思っています。より感想を言いやすいとか、手を挙げてなにか言いたくなるような楽しい会にしていけるといいですね。

会の名称を「勉強会」にしていないところは、楽しそうな感じが大事かなと思うところもあり、その辺をもうちょっと強化していくといいのかなと思います。

――そこはアンケートでも拾っていく感じですか?

あ、直接聞いてはいけないかなと思っています。そこに課題感をおぼえていることを参加者に悟られてはいけないというか……。仕組みの中で気軽に参加して意見を言える雰囲気を全体で作りたいなみたいな感じですかね。

――交流の部分は改善の余地があると考えられているんですね。

そうですね、交流はもっと増やしていきたいです。あとは、プチセンター会とは別の形で「クリエイティブについてなんでも質問できますよ」「テンプレートや参考資料はここにありますよ」という取り組みもやっていて、ちょっとしたことだけどどうしたらいいか、誰に聞いたらいいかわからないところをなくしていければと思っています。

共有文化を定着させ、目指すは「円満解散」

――ナレッジマネジメントのチームの目標を教えてもらえますか。

このナレッジマネジメント活動では定量的なことは測りにくいので、「各職能やほかのメンバーと距離が近くなった」というようなことが、ひとつの目標かもしれません。 細かく、薄く、でも薄まりすぎない程度に細く長く。いつもあるみたいなところを目指していきたいですね。

理想はみんなが自分のナレッジやプロジェクトの内容を自発的に共有している状態です。それが実現して、このタスクフォースのチームはもういらないよねとなって円満に解散できたらいいなと思っています。



どうしても目の前の業務や担当サービスだけに目がいってしまいがちですが、組織単位で振り返りができると、自分の担当領域でそれを活かすという発想も生まれてきそうですね。改善しながら会を重ねるプチセンター会が、medibaに新しいイノベーションを生むきっかけになるかもしれません。

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