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教えて23新卒!就活の振り返りと配属後のいま#2【ディレクター】

medibaに23新卒が入社して早4ヶ月。約1ヶ月の全体研修、各部署への配属から約3ヶ月……というこの時期だからこそ語れる、入社前後の理想と現実もあるのではないでしょうか。そこで本記事では、23新卒がどんな就活を経てmedibaに入社し、配属後はどんな業務を行なっているのか、そんな23新卒のリアルな実態に迫りました!

第2回は、ディレクターの西野 竜生(にしの りゅうせい)と小泉 紗羅(こいずみ さら)。配属当初から試行錯誤を重ねるふたりのリアルをお楽しみください!

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教えて23新卒!就活の振り返りと配属後のいま#1【UIデザイナー】

より多くの人に、幅広い知識で幸せを

——まずは学生時代のお話から聞かせてください。就活をするなかでなぜmedibaの選考に進もうと思ったんですか?

medibaと出会ったのは、就活中に参加した企業と学生のマッチングイベントでした。そこで、medibaが携わるサービスのユーザー数の多さ、つまり影響を与えられる人が多いことや、幅広い職種・企業と関わるかつ多種多様な経験を積むことができるディレクター職に惹かれ、選考を受けることにしました。

僕は学生時代から「人が幸せになる指針を示したい」と思っていて。medibaのディレクターであれば、より多くの人に幸せを届けることや、幅広い知識を持って人の力になることができるかもしれないと強く思ったんです。

——就活のなかで心掛けたことはありますか?

mediba+を読み込んで、面談や面接でひたすら質問をしました。面談では会社やディレクターなどについて納得できるまで聞き、質問のために設定してもらった面談はなんと7回。

面接でも事前に必ず10〜15個の質問を準備し、時間の限り聞いていました。medibaは説明会を実施していなかったので、その分面談や面接の場で理解を深めようと思ったんです。

手探りのなかから“道筋”を見つけ出す

——2023年5月からメディアビジネスセンターに配属されましたね。現在担っていることを教えてください!

まず、僕は現在KDDIのサービスである『αU metaverseαU wallet』『バーチャル渋谷の一部運営業務に携わっています。担っていることは沢山あるので、今回は『αU metaverse』のLPチーム(ユーザーが魅力を感じる特設ペーを制作/施策考案)での3つの業務についてお伝えします。

まずひとつ目が議事録の作成。週に1回行われるミーティング内で、議論の内容や決定事項を記録していきます。配属当初は知らない単語が議論のなかで飛び交っていたので、議事録を取ると同時にそれらをメモし、ミーティング後に調べてサービスの理解を深めていましたね。

(画像:わからない単語をまとめたメモ)

ふたつ目はスケジュールの作成。例えば『αU metaverse』で新規イベントの開催が決まると、イベントに向けてデザイン制作やコーディングが必要になります。そこで私が、開催日から逆算し各職種がいつから動き出せばいいのか、といったスケジュールを作成するのです。

3つ目は見積もりの作成。例えば業務のふたつ目、スケジュール作成で洗い出した「デザイン」や「コーディング」などに社内外でどれほどの工数(担当者、必要時間)や費用がかかるのかを計算しまとめていきます。

——業務のなかで大変だったことはありますか?

一度も作成したことがない見積もりを「一旦作ってみよう」と任されたときが1番大変でした。作成にはどんな情報が必要なのか、すでに揃っているのはどんな情報なのか、といったことさえ分からなくて。さてと、何から始めればいいんだ?と、本当に右も左も分からない状態でした。

——どうやって乗り越えたんですか?

まずは情報を整理してみました。作成に必要な情報を集めようと、手順書を社内ツールで検索をしたり過去に作成された見積もりを見たり。以前先輩に見積もり作成の様子を見学させてもらったことがあったので、先輩が踏んでいた手順の振り返りもしましたね。

(画像:見積もり作成の手順書)

つぎに、それでも分からなかった部分を先輩に質問して解消しました。ミーティングでは、短時間でより多くを吸収しようと事前に知りたい部分を明確にして、ひたすら質問をしました。

——業務のなかで嬉しかったことはありますか?

作成した見積もりが承認されたときは、思わず「やったーっ」と。できることがまたひとつ増えた嬉しさを感じましたね。見積もりは承認されるまでに数名のチェックを挟みます。当たり前ですが不適切な文言や数字の間違いがあれば承認は降りないので、すべてのチェックを通過したときの喜びはひとしおです。

——今後の展望を教えてください!

将来的にはやっぱり「サービスを主導するディレクター」になりたいと思っていて。その第一歩として、まずはミーティングのファシリテーションに挑戦したいです。ファシリテーションには、サービスや関わる職種の理解、議論の重点を見極める力が必要なので、土台づくりという意味でも挑戦したいなと思っています。

もちろん、すでに自主的に行なっていることもあります。例えば、HTMLとCSSを使ってひとりでWebサイトを制作してみたり、私が携わる領域について網羅的に資料にまとめてみたり。こうして地道に他職種や領域への理解を深めていくことが、ゆくゆくは「サービスを主導するディレクター」に繋がると思っています。


【メンターからのヒトコト:金沢 隆憲】

西野さんは、わからないことをそのままにせず、どんな相手でも質問することができています。また、大型案件のミーティング議事録を社外関係者にもわかりやすくまとめて共有するなど、難易度の高い業務をしっかりこなす姿勢も素晴らしいです。

新規事業を扱うことが多いため、業務の進め方やイレギュラー対応に戸惑うこともあると思いますが、「やったことがないから不安なだけ」と物怖じせずに自ら未知の業務へ挑戦してほしいです。



「小泉に聞けば大丈夫」そんな存在へ

——まずは学生時代のお話から聞かせてください。就活をするなかでなぜmedibaの選考に進もうと思ったんですか?

medibaとの出会いは、当時読んでいた『広告界就職ガイド2023』。社名がなんだか気になってホームページを検索し、そのまますぐに面談を申し込みました。そして面談のなかで様々な経験を積むことができるディレクター職に惹かれ、選考に進むことにしました。

私は学生時代から「幅広い知識を持ち、周囲から頼られる人」に憧れていて。そのきっかけはホームセンターでのアルバイトでした。誰に何を聞けばいいか分からず困り果てていたときに、「この人に聞けば大丈夫」と周囲から信頼されていた人が助けてくれたんです。

medibaのディレクターは様々な職種や案件に関わるため、ゆくゆくは私も「小泉に聞けば大丈夫」と頼ってもらえる人になれるんじゃないかと思いました。

——就活のなかで心掛けたことはありますか?

面接で、私とmedibaの 共通点を経験と共に伝えました。ホームセンターでのアルバイトの経験から、私は人の大切さをすごく感じていて。その点で私とmedibaは 共通していたため、面接ではとにかくその想いを伝えるようにました。

大きな挫折を味わったファシリテーション

——2023年5月からメディアマーケティング事業本部に配属されましたね。現在担っていることを教えてください!

ポイントためる』チームにアサインされ、毎日様々な業務を担っています。沢山あるので今回は、『ポイントためる』の管理画面改修と開発系の定例ミーティングでのファシリテーションについてお伝えします。

まずは『ポイントためる』の管理画面改修について。以前から改善の余地があると言われていた管理画面を私が主導で改修しています。例えば、改修作業の要件定義を行なったり、デザインツールの『Figma』でデザイン案を考えたり、画面遷移図を制作したり。一旦自分でやってみて、先輩に確認してもらって……を繰り返して進めています。

(画像:『ポイントためる』管理画面の遷移図)

つぎは開発系の定例ミーティングでのファシリテーションについて。『ポイントためる』チームは大小様々な案件を扱っているので、逐一各案件の担当者が進捗状況をタスク管理ツールに書き込んでいます。ミーティングでは、ファシリテーターがそれらを読み、案件の進捗を周知したり担当者の疑問を解消したりするんです。

最近は嬉しいことに、その他のミーティングでもファシリテーションを任されつつあって。平均して週に6〜8回程度経験できていますね。

——業務のなかで大変だったことはありますか?

初めて開発系の定例ミーティングでファシリテーションを担ったときが1番大変でした。私はすべての案件を理解しているわけではなかったので、上手く進行できなかったんです。

例えば、エンジニアがタスク管理ツールに「○○について担当者にお伺いしたい」と書いていたとき。先輩が進行する場合は、担当者がわかっているので直接その人に聞いてしまいます。

ただ私は、案件の理解が不十分で担当者もわからなかったために書かれたものを読み上げることしかできず、結果どちらも担当者がわからない状況に。エンジニアを戸惑わせてしまいました。

(画像:ファシリテーションで使用するタスク管理ツール)

スムーズに進行できなかったことに加えて、ミーティングの前にレクチャーや練習に時間を割いてくれた先輩のことを思うと、本当に自分が情けなくて。ちょっと心がくじけかけました。

——どうやって乗り越えたんですか?

そのミーティングの後に先輩が現状の整理や振り返りを行ってくれました。そして最後に「もう1回やってみてもいいし、キツかったらもう少し先でもいいよ」と選択肢をくれたのです。後者を選ぶと、ずっと優しい先輩に甘え続けてしまうかもしれないと思い、もう一度挑戦してみることにしました。

その後、再度ファシリテーションのレクチャーを受け、できる限りいま進行している案件の理解に努めました。さらに、同期の西野に相談すると一緒に練習をしてくれることに。同期の存在の心強さも感じることができました。

——業務のなかで嬉しかったことはありますか?

多忙な先輩の仕事を分けてもらえたときは嬉しいですね。できることが増える嬉しさももちろんですが、目の前の、見るからに忙しそうな先輩を少しでも助けられるかもしれないと嬉しくなります。最近でいうと、数値報告を任せてもらえたときが嬉しかったです。

——今後の展望を教えてください!

やっぱり「先輩たちのようになりたい」という想いが強いです。要素はふたつあって、まずは「器の広さ」。先輩たちは毎日本当に忙しいのですが、私に惜しみなく時間をとって色々と教えてくれて。私も周囲の人へそんな接し方ができるディレクターになりたいです。

もうひとつは「売上への責任」。先輩たちはすでにサービスを主導して、売上にも責任を持っています。私はまだ目の前の手助けでいっぱいいっぱいですが、ゆくゆくは先輩たちのように売上に責任を持ち会社に貢献したいと思っています。


【メンターからのヒトコト:佐々野 由史郎

小泉さんは、勉強熱心で、分からないことは質問して吸収していこうという姿勢を持っています。開発系の定例ミーティングでは、思い通りに進行できず悔やんでいましたが、まずそのような経験を早くからできていることが素晴らしいです。

また、ただ与えられた仕事を行うだけでなく、アサインされていない会議にも自ら参加意思を示すなど「戦力として貢献しよう」という姿勢も日々成長しています。私をはじめ先輩社員にも臆せず意見をぶつけて、部署へ新しい風を吹かせてほしいです。


いかがでしたか。ふたりに共通していたのは「いったん自分でやってみる」「できるまで挑戦する」という姿勢。貪欲でとても素晴らしいなと感じました。協力いただいた西野さん、小泉さん、ありがとうございました!

次回の『教えて23新卒!就活の振り返りと配属後のいま』ではインテリジェントオペレーションとバックエンドエンジニアのふたりが登場します。お楽しみに!

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