1
/
5

「100話で心折れるスタートアップ」について考えたこと【代表インタビュー】

今回は、Twitterで話題になった漫画「100話で心折れるスタートアップ」について、マツリカ代表取締役CEO 黒佐にインタビューした内容をお届けします!

登場人物:株式会社マツリカ 代表取締役CEO / 黒佐 英司(くろさ えいじ)
ニューヨーク州立大学バッファロー校卒業後、積水ハウス株式会社にて個人向けの企画提案、法人・資産家向けの資産活用提案、海外事業開発において企画営業及びマネージャーに従事。2011年に株式会社ユーザベースに入社し、営業開発チームの立ち上げを担当。以来、営業部門、マーケティング部門及び顧客サポート部門の統括責任者を歴任し、SPEEDA販売促進・保守、営業・マーケティング戦略の立案及び執行を担当。2015年にマツリカを共同設立。

スタートアップを題材にした物語を読んで

ーー「100話で心折れるスタートアップ」読みました?

もちろん読みましたよ。SNSでも話題になっていましたね。

オフィスでゲーム大会やったりとか、「スタートアップあるある」なエピソードが面白かったですね(笑)

ーーこれまでマツリカで「心が折れた」経験はありましたか?

「100話で心折れるスタートアップ」のウサギさんはモチベーション高く会社を経営して行きますが、様々な経験を経て、最終的にはタイトルどおり「心が折れる」結末を迎えました。

思い返せば、マツリカでも正直これまでいろいろなことがありました(笑)

ただ、私の場合はこれまで心が折れたことも、折れかけたこともないんですよね。

「やりたいこと」をやろう

ーーなぜ「心が折れる」ことがなかったのでしょうか?

まず前提として、私には3つのロール(役割)が同時にあるんですよ。

「創業者」「経営者(代表)」「株主」の3つです。

  • 創業者のロールでは「使命感」
  • 経営者(代表)のロールでは「経営するうえでの責任感」
  • 株主のロールでは「マーケット側に立った客観的な意見」

というように、ロールごとに視点が違ってくるんです。

なので「自分は今、どのロールで発言・行動しているのか」を常に意識しています。

ここからが本題なのですが、今やっていることは、この3つのロールのどれでもないんですよね。

どういうことかというと、マツリカでMazrica (旧Senses)という事業をやっている理由は、使命感でも、責任感でも、客観的な立場によるものでもなく、シンプルに「自分がやりたいから」やっているんです。

>>「創造性高く遊ぶように働ける環境を創る」マツリカ創業ストーリー

自分がやりたいと思っていることを、誰よりも強い熱量をもってやり続けているから、何が起こっても心が折れないのです。

マツリカのビジョン「創造性高く遊ぶように働ける環境を創る」のとおり、私自身が本当に遊ぶように夢中になって働いているんですよね。

「こういう世界を創りたい」と心から思って、心で動いていることなので、困難や苦難があろうが全然折れることはないんだな、と「100話で心折れるスタートアップ」を読んで改めて気付きました。

起業家や経営者に限らず、仕事でも仕事以外でも「やりたいことをやること」「好きなことをやること」「楽しむこと」が非常に大事だと思っています。

Comfort Zoneのギリギリ上を攻め続ける

ーー「心が折れる」ことなくパフォーマンスを発揮するために、マツリカでは他にどんなことを推奨していますか?

パフォーマンスを高めるために「Comfort Zoneから抜け出そう」ということがよく言われますが、私はそうは思わないんですよ。

Comfortではない苦痛の状態になってしまうと、本来のパフォーマンスは出せないと思っています。

だから私は「Comfort Zoneのギリギリ上を攻め続けよう」と伝えています。

「Comfort Zoneのギリギリ上を攻め続けよう」という意味を込めて、FY2020スローガンのひとつに「いのちだいじに」が選ばれました。

Comfort Zoneの定義って難しくて、何の軸なのか、どの程度の幅なのかは人それぞれ違いますし、単純に「働く量の多さ」でもなく、一方で「働く意識の高さ」でもないかもしれないですよね。
時と場合によって変わることもあります。

本当に人それぞれなんですが、「自分にとってのComfort Zoneが何か」ということは、自分自身では分かっているんじゃないかと思います。

そして上ギリギリを攻めていると、時には傷付いたり、苦痛が伴ったりすることがありますよね。

その時に、「自分は今Comfort Zoneの外にいるのではないか」と気付いて欲しいのです。

そして「そう気付いたら休んでください、早めに仲間に任せてください」と社内に対して発信しています。

マツリカは可能な限り自由にしている会社なので、こういった一人一人の自覚や責任が、単純な「個の集まり」ではなく「組織」を成り立たせるためには大変重要です。

マツリカで「101話目」に挑戦して欲しい

ーー元スタートアップ経営者に伝えたいことはありますか?

「100話で心折れるスタートアップ」の物語には101話目があって、ウサギさんは別のスタートアップ企業で働くことになりましたよね。

この面接のシーンで語られているように、スタートアップ創業に本気でチャレンジした人って、非常に魅力的な経験やスキル・覚悟や意志を持っているんです。

それらを活かして、是非マツリカで「創造性高く遊ぶように働ける環境を創る」というビジョンの実現をともに目指すことに挑戦して欲しいですね。

ーーマツリカには「チャレンジを賞賛し支援する文化」がありますよね!

そうですね。思い返してみれば、このマツリカという会社はお金も人も足りない状況においても、創業からずっと本当にチャレンジを賞賛し支援する会社であったなとつくづく思います。

もちろん今までの全ての人のチャレンジが叶えられたわけではないかもしれないですし、これからも全て叶えられると約束できるわけではないと思いますが、短いこれまでの歴史では客観的に見ても本当に多くのチャレンジが賞賛され支援されてきていると思います。

例えばベビーシッター補助制度は「働くパパママのために、ベビーシッター利用補助の制度を作りたい!」という声をもとに、ボトムアップでゼロからつくられました。

これは本当に素晴らしいことですし、マツリカがビジョンを実現するために今後様々な変化が起こっても、この文化は変えてはいけないと強く思っています。

私はAmazonの「Still Day One」という考えが好きなのですが、マツリカのこの文化はすごく似ているなと思っています。

「INITIATIVE」というバリュー(共通の価値観や行動指針)のとおり、この先どんなに会社や事業が大きくなろうとも、そしてどんな変化があろうとも、「チャレンジしたい」という人がどんどん出てきて、周りは常にそれを全力で支援する仲間である、そんな組織であり続けたいです。

INITIATIVE
誰かを待つのではなく、自分がやると声をあげ、皆を巻き込もう。
そして私たちは当事者の勇気を全力で支援する仲間であろう。

ウサギさんのようにスタートアップ創業の経験を持つ方には、この環境を使い倒して、自分自身にとっての「101話目」に挑戦して欲しいですね。

今回のストーリーを見て、少しでもマツリカに興味を持っていただけたら嬉しいです。
「マツリカで働いてみたい」「マツリカの事業やカルチャーについてもっと知りたい」という方は、下記よりお気軽にエントリー下さい!


株式会社マツリカの募集・採用・求人情報 - Wantedly
株式会社マツリカの新卒・中途・インターンの募集が18件あります。気軽に面談して話を聞いてみよう。職種や採用形態からあなたにあった募集を見つけることができます。募集では「どんなことをやるのか」はもちろん、「なぜやるのか」「どうやるのか」や実際に一緒に働くメンバーについて知ることができます。
https://www.wantedly.com/companies/mazrica/projects


▼株式会社マツリカ 会社紹介資料

▼オープン社内報「月刊マツリカ」

月刊マツリカ_2022年9月号 | 株式会社マツリカ
インフラエンジニア募集!すごいベンチャー100選出CRMをグロース! 【営業組織全体を進化させ、売上に直結する、新しい営業支援ツール】 マツリカは、クラウド営業支援ツール「Senses」の開発・提供をおこなっています。   Sensesは営業の案件・顧客管理だけでなく、組織のナレッジ活用に着目した次世代の営業支援ツール(SFA/CRM)です。   営業におけるコミュニケーションをはじめとした情報、個々の営業パーソンに属人化している知見・スキルを蓄積し、「組織の資産」とすることで、 お客様の営業成果の最大化
https://www.wantedly.com/companies/mazrica/post_articles/439924
Invitation from 株式会社マツリカ
If this story triggered your interest, have a chat with the team?
株式会社マツリカ's job postings
32 Likes
32 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Like Futa Sato's Story
Let Futa Sato's company know you're interested in their content