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写真:マネージャー 宮下
ベンチャー向けに採用代行(以下RPO)を展開する株式会社ビーグローバル。日々の運営を支えるのは、人事経験者を中心としたチームです。マネージャー1人が、4〜5人のメンバー管理と各プロジェクトのマネジメントを行う体制です。
今回は事業会社の人事経験を活かし、当社でマネージャーとして活躍中の宮下に話を聞きました。人事の経験がどのようにマネジメント業務に活かせているか、RPOのやりがいや楽しさについてお伝えします。
ーこれまでの経歴を教えてください。
1社目はマイナビで、法人営業やキャリアアドバイザーを経験し、その後自社の中途採用に従事しました。自社採用チームへの異動は法人営業を続ける中で、採用により本質的な立ち位置で関わりたい、と思ったからです。採用は楽しく、営業職を中心に年間240名ほどを採用し、事業部配属になった新卒・中途向けの研修を企画・運営をしました。
7年ほど働いた後、人事の領域を広げたいと、インターネットマーケティングのベンチャー企業に入社。おもに中途採用の担当でしたが、社員が入社した後の1on1や研修の企画・運営、表彰制度の導入など、人事に関わる仕事は幅広く経験させてもらいました。その後、2020年3月にビーグローバルにジョインしました。
RPOなら、ながく採用を突き詰められる
ーなぜビーグローバルに?
幅広く人事の業務に関わる中で「やっぱり採用を突き詰めたい!」と思ったからです。私にとって、採用の楽しさはPDCAのサイクルが早くて、結果が目に見えること。工夫次第で結果が変わるのがおもしろさだと思います。
また、採用人事のキャリアをながく続けたいと思ったので、短期で転職を繰り返す働き方はしたくなくて。とはいえ、採用を続けたくても、業績や市況環境により採用動向が変わるといった事情などから、2〜3年で転職を繰り返すケースは多いと聞き不安がありました。
採用を極めつつ、ライフイベントも乗り越えられる働き方をしたい!と思っていたとき、ビーグローバルに出会いました。フルリモートで採用人事ができる、採用動向に左右されずに採用を続けられる点が、魅力だと感じましたね。
採用の成功を目指し、社内外と連携するのがマネージャーの役割
ー事業会社の人事で身についたスキルはなんですか。
社内外のさまざまな役職・部門との連携です。とくに、ヒアリング能力やコミュニケーション能力は身についたと思います。
たとえば社内で、部門責任者や現場の社員にヒアリングをする際、採用ありきでのアウトプットが出てこない場合もある。採用担当として、採用目的や人材の要件、採用方法などを見据えて、ヒアリングすることを意識していました。
現在も人事担当者をはじめ、代表や部門責任者などさまざまな立場の方との連携が必要です。また、基本はチャットやzoomでのやり取りとなるため、オンラインだからこそ常に相手目線に立ったコミュニケーションを心がけています。
ー現在の業務を教えてください。
メンバーが4人いるチームで、マネージャーをしています。クライアントワークとメンバーマネジメントの割合は7:3くらいです。クライアントワークですが、私はプロジェクト管理がメインで、日々の運営は各メンバーが行っています。自立して仕事を進めていただけているので、各プロジェクトはメンバー主導で進めています。
お客様とは定期的にミーティングを行い、目標の擦り合わせや振り返りなどをしています。実務はメンバーが行うため、双方との連携が必須です。メンバーだけで完結しないタスクがあれば、必要に応じてサポートをします。たとえば、スカウトのピックアップをする際、ターゲットとのズレがないかを確認したり、候補者の数が少ない場合は、自分の手で探したりします。一緒にプロジェクトを動かす、プレイングマネージャーのような立ち位置です。
ー人事の経験は、現在の業務にどう活かせていますか。
RPOのマネージャーは多くの人と関わりながら、プロジェクトをスムーズに遂行できるよう調整や連携を行う役割です。関わる人は企業の人事担当者、経営層、社内のメンバーと多岐に渡ります。人事担当者がおらず、代表や部門責任者と直接やりとりをすることもあるため、人事で身についたヒアリング能力やコミュニケーション能力が活かせています。
あとは、自身の経験をもとに、お客様からの困りごとにアドバイスをできるのはうれしいです。過去に採用に関わった職種であれば、魅力の打ち出し方や適切な媒体など、お客様の質問にお答えできます。また、社内は人事経験者が多く、お互いの支援実績をもとにアドバイスをし合えるので、社内で得た知見をお客様に還元できます。さらに組織として採用ノウハウを蓄積できる点は、チームでご支援をしている、ビーグローバルの強みです。
自分たちの経験やノウハウが役立ち、お客様からお任せいただく領域が増えるのは、やりがいにつながります。
ーお客様からいただいて、心に残っている言葉はありますか。
「意思決定は宮下さんに一任します」と言っていただけたことです。このお客様は社員30名ほどのベンチャー企業でしたが、当時は人事担当者がおらず、代表の方と直接やり取りをしていました。
実はマネージャーになってはじめて担当したお客様だったので、ちゃんとご支援できているかな?と不安があったんです。このひとことで、信頼いただけていると感じられ、とてもうれしかったです!
各メンバーが目指すキャリアの実現に向けて、サポートする
ーメンバーにも自身の知識やスキルを教えることはありますか。
教えるというよりは、共有するという姿勢です。たとえば「この作業はこうすると効率的だよ」とか「こうするともっと丁寧だよ」といった具合です。いいと思ったツールやノウハウ、事例なども積極的にシェアをしています。私自身はメンバーから教えてもらうことが毎日とても多いです。こまかな管理をすることは、あまりありません。
とはいえ、メンバーとの1on1では目指すキャリアをすり合わせ、状況把握を努めています。メンバー1人ひとりがどうなりたいか、そのために今どういう課題がありそうかをクリアにして、お任せする案件やタスクを調整しています。いつ、だれに、どの案件をお任せするかといった調整はマネージャーの仕事です。1on1はざっくばらんに腹を割って話そう!という雰囲気で進めています(笑)
自身の採用知識・経験を活かせる、RPO人事のやりがい
ー事業会社の人事とRPOの人事の違いはなんですか。
面接以外の採用業務にフォーカスできることです。今は「採用を極めたい!」という理想が叶っています。事業会社の採用人事は、やるべきことが多岐に渡りますよね。私も面接の日程調整やスカウト文の作成といった基本業務から、面接、オンボーディング、入社後のフォローアップなど、とても幅広かったです。
RPOの人事は面接がない点が大きな違い。前職では半日ほぼ面接、といった日もあるほど多かったので。加えて、社内で人の話を聞く時間もかなりの比重を占めていました。たとえば、オフィスで自分が採用した社員とばったり会って「おつかれさま!最近どう?」という会話から話を聞く...といった時間です。
もちろん、私は人と話すことが好きですし、自分が採用した人が社内で活躍してる姿を見るのもやりがいでした。ただ一方、人事としてのキャリアを考えた際「これができます!」と言える、スキルや経験が必要だと感じていたのも事実です。
RPOでは、採用人事として知識や情報が着実に身についている実感があります。さまざまな媒体特性や採用トレンドを語れる、ライティングのスキルが身についたなど「これができます!」と言える要素が増えたと思います。
たとえば、欲しい成果に対して、数字も含めて根拠ある提案ができるようになりました。この媒体のスカウトの返信率は〇%くらいだから、あるいはこの職種は〇〇という打ち出しの方が響くから、設計はこれがいい...といった具合です。
逆に、採用に向き合う姿勢はインハウスの人事とまったく同じです。成果とは候補者が入社をして活躍すること、という点は変わらない。なので候補者の入社が決まったり、入社した人が活躍していると聞くのは、うれしいです。しかも1社だけではなく、担当企業様の数だけ喜びも増えるので、なおさらです。
ー最後に候補者の方にひとことお願いします。
RPOは事業会社の人事では感じられない、採用の楽しさがつまっています。採用の楽しさは面接だけではなく、自身の知識や経験がさまざまなクライアント企業様や、メンバーの役に立てるのはやりがいです。
またご支援中のお客様は、今まさに採用を必要としている、勢いのあるベンチャーばかり。リモートであっても、お客様の温度感がバシバシ伝わってくるので、そうした企業様の採用に向き合える環境はとても恵まれていると感じます!
最後に...やはりフルリモートは最高です(笑)私は時間やお金の使い方など、価値観が変わりましたね。仕事だけではなく生活全般において、自分にとって本当に必要なことはなにか?と本質的な考え方ができるようになったと思います。
フルリモート人事として採用を極めたい!という方はぜひ一度、話を聞いていただきたいです。
・・・
以上、ビーグローバルでマネージャーとして活躍する宮下に話をしてもらいました。当社では人事経験者を中心に各職種で募集をしています!人事のスキルをベースにキャリアを築きたい方、採用を突き詰めたい方、ぜひカジュアルにお話しましょう!