「PMIって、結局なにをやっているのか?」
そう思ったことがある方にこそ、読んでいただきたい内容です。
私たちmanebiは、昨年M&Aを行い、プライムコンサルタント社をグループに迎えました。
PMIは本来「経営統合のプロセス」ですが意外と
・制度を統一する
・ルールを整備する
・組織を再編する
といった“整えること”で終わりがちです。
もちろん、それも重要です。
ただ、私たちが本当に向き合っているのは、そこではありません。
「人と人が、本当に理解し合い、一緒に価値を生み出せる状態をつくれるか」
ここに向き合うことが、PMIの本質だと考えています。
今回、グループインしたプライムコンサルタントは「人事制度を軸に組織・事業成長を支援するコンサルティング企業」です。
そこで、私たちが取り組んでいるのは、manebiの評価制度策定プロジェクトを軸にしたPMIです。
全部署の課長以上のレイヤーが参加し、プライムコンサルタント社のコンサルを受けながら、複数回にわたって進めています。
第一回目のプロジェクトのテーマは、「役割責任マップ」の作成です。
役割責任マップとは、例えば以下のような内容を整理していくものです。
・各部署の業務内容をタスク単位で分解する
・誰がどの業務を担うのかを明確にする
・どのレベルの成果責任を持つのかを定義する
一見すると地味に見えるかもしれませんが、実際にはかなり本質的な取り組みです。
これは単なる資料作成ではありません。
・役割分担
・成果責任
・評価の前提
これらを、組織として再定義していくプロセスなんです!
実際のプロジェクトでは、管理職メンバーが中心となり、
・自部署の業務目的の整理
・業務のタスク分解
・各タスクの成果責任の言語化
・担当者との紐付け
・等級との関係整理
といった内容に取り組んでいます。
「なんとなくこの人がやっている」そんな状態になっていた業務を、「この仕事は何のためにあり、誰が担い、どのレベルで期待されているのか」まで落とし込んでいく。
つまりこれは、組織の解像度を一段引き上げるだけでなく、「誰が・何を・どのレベルで担うのか」を明確にする取り組みです。
今回のPMIの特徴は、実際にコンサルを受けながら進めていることにあります。
単なる知識共有ではなく、
・どう課題を構造化するのか
・どの粒度で業務を分解するのか
・成果責任をどう定義するのか
といった思考プロセスそのものを体感することを重視しています。
そして、この取り組みは一方向ではありません。
実際にプロジェクトが進む中で、
manebi側からも多くの提案や進化のアイデアが生まれています。
例えば開発チームからは、
・コンサルティングプログラムのAI活用
・評価制度運用のシステム化
・LMSとの連携構想
といった、“実装”を前提としたアイデアが次々と出てきています。
また、マーケティングチームからも、
・この取り組み自体の価値をどう伝えるか
・サービスとしてどう展開できるか
といった視点での提案が生まれています。
つまりこれは、
プライムからmanebiへ一方的に提供されるものではなく、お互いの強みを掛け合わせながら磨き上げていくプロセスです。
その結果、自然と変化が生まれています。
・思考の前提が揃う
・会話の精度が上がる
・組織間の理解が深まる
そしてそれ以上に、
「一緒により良いものをつくろうとする関係性」が生まれています。
PMIは「統合すること」だと思われがちですが、
私たちはそれを「つながり、共に進化すること」だと捉えています。
この取り組みは、組織の関係性と、個人の仕事の質そのものを変えていきます。
異なる組織が一つになるとき、最も難しいのは「制度」ではなく「前提の違い」です。
・何を大事にしているのか
・どの粒度で仕事を捉えるのか
・どこまでを“責任”とするのか
このズレがあるままでは、時間とともに摩擦が生まれていきます。
しかし今回のように、
・同じテーマで議論し
・同じフレームで考え
・同じ粒度で言語化する
ことで、自然と相互理解が進んでいきます。
さらに、このプロセスは個人にも大きく影響します。
コンサルの進め方に触れることで、
・課題設定
・論点整理
・目標設計
・マネジメント視点
が磨かれていきます。
これは「どのレベルで仕事をするか」という基準そのものが変わる体験です。
manebiは、学びを提供する会社です。
だからこそPMIも、
・学ぶ
・実践する
・対話する
という形で進めています。
制度を整えること以上に、人と組織が変わることにフォーカスしているんです。
M&Aも、PMIも、正解があるわけではありません。
だからこそ私たちは、manebiらしいやり方で向き合うことを選びました。
・人と人がつながること
・学びが実践に変わること
・組織として進化し続けること
このすべてを同時に実現していく。
それが、今のmanebiです。
今のmanebiは、完成された会社ではありません。
むしろ、
・これからつくるもの
・まだ整っていないもの
・挑戦の途中にあるもの
がたくさんあります。
だからこそ面白いし、だからこそ今このフェーズに入る意味があります。
このフェーズを一緒につくりたいと思っていただけた方は、ぜひ一度お話ししましょう!
最後に、せっかくなので、その後の飲み会での一枚をパシャリ。