イベントの方向性を決めるデザインのあり方 ーマーケ企画のちょっと裏側 #05ー
こんにちは。マーケティング担当の秋葉です。
当ブログではイベント開催までの足取りをご紹介していきます。今回はイベントの要となるランディングページ(以下LP)と関連素材についてお話します。
一般的にLPは、今回のようなイベントの特設ページとして、また広告施策の遷移先として設置することが多いページです。そのため、通常のWebページとは異なったデザインやアプローチが必要となります。今回私たちがLP制作で意識したのは、訪問者を惹きつけるページ設計です。
1つ目のポイントは『ページ訪問者の気持ちを掴む』。
【このイベントは「誰が」「何を」話すのだろう?】と、ページ訪問者であればきっと一度はギモンに思うはずです。そのため注目のセミナーセッションはfirst viewの直下、ページ上部にぎゅっと集め、一目でイベントの魅力が伝わるようにしています。
(登壇企業の選定のポイントはこちらの回でご紹介しています)
2つ目のポイントは『共感を得る』。
これはイベントコンセプトで表現しています。このPharma Marketing Day 2022は今年で第2回開催になるのですが、前回と違う点は「より実践的な」というフレーズです。前回はコロナ禍におけるマーケティング施策のアイディアを、というスタンスのイベントでしたが、あれから1年経ち、思い通りにいかないと感じているマーケ担当者も多くいらっしゃるはず。悩みや課題に対する解決策があることを文章でしっかりと伝えることで、コンバージョンに繋げているのです。
また、イベントコンセプトは登壇企業にとっても重要なメッセージになります。これらに共感してもらうことで、全体として統一感のあるイベントになるからです。
さて、このようなLPを制作するために必要なものは何でしょうか。それは目的や達成したい事、キーワードなどをまとめた依頼書です。
デザインチームはこの書類を見て、作りたいテイストや方向性を感じ取り、制作物に落とし込んでいきます。抽象的なキーワードから具体的な素材を生み出していくその工程でデザイナー/ディレクターの真骨頂が発揮されます。
ちなみに完成したLPのトーン&マナーは、関連素材にも反映されます。共通のテイストにすることでイベントの統一感を出せるので『LPは羅針盤だな』と思う今日この頃です。
Pharma Marketing Day2022 presented by デジぽち LPはこちらから≫≫