茶番はこの辺にして、マジメにいかせて頂きます。m(__)m
今回はCSSで表現できる3Dアニメーションについてご紹介していきます!
奥行きのある立体的な表現の参考になれたら嬉しいです★
CSSの3Dエフェクトってどんなの?
まずはよくある2Dアニメーションのボタンを御覧ください。
下から上にトランスフォーム↑↑
このボタンに3Dエフェクトをかけていきます!
CSSで3Dを表現するには
CSSで3Dを表現するに必要不可欠なこの2大柱を紹介します。
★transform-style: preserve-3d;
★perspective: 数値;
このプロパティ達が3D表現には必要な設定になります。
transform-style: preserve-3d;とは?
このプロパティの役割は、設定した要素の「子要素」を3D化することです!
今からこの子達を3Dにするぜ!と宣言するイメージでしょうか。
perspective: 数値;とは?
続いてこちらのプロパティの役割は、奥行きを設定することです。
3Dにした被写体を映す「カメラの視点」と覚えてもらってもいいでしょう。
値を小さくすれば被写体に近づきますし、値を大きくすれば被写体から遠ざかります。
コードで見てみる
実際にどのように設定するか見てみましょう。
.btn.effect-3d {
position: relative;
z-index: 1;
transform-style: preserve-3d;/* 3Dにするよ宣言 */
perspective: 800px;/* 奥行きの値を設定 */
}
これで子要素を3D化する準備が出来ました!
今回のサンプルで子要素に当たるのはspanタグとbeforeの疑似要素ですね。
perspectiveの値は表現したい立体感に合わせて指定しましょう。
3Dを操ってみる
まずはここを押さえるべし!
トランスフォームする上で、前提事項としてこちらをご覧ください。
ブラウザ上の3D空間ではX軸とY軸に加えてZ軸が存在します。
右方向に向かっているのがX軸のプラス方向
下方向に向かっているのはY軸のプラス方向
手前に向かってくる(弊社マスコットロージーが見ている)のがZ軸のプラス方向
ということになります。
トランスフォーム関数ではこの軸をベースに値を指定できるんですね。
今回はrotate()をベースにしたアニメーションですが、他にもtranslate()やscale()などもあります。
perspective-originで支点を変えてみる
perspective-originとは視点の位置を変更できるプロパティです。
指定の仕方は下記の通りです
{perspective-origin: 視点の位置(X軸 Y軸);}
※初期値は50% 50%
- %値
- left
- right
- top
- bottom
- center
試しにサンプルにちょっと手を加えてみましょう!
.btn.effect-3d {
position: relative;
z-index: 1;
transform-style: preserve-3d;
perspective: 800px;
perspective-origin: -50% 50%;/* これ */
}
|д゚)しゅこ〜っな感じですね。
第1引数がX軸、第2引数がY軸方向になる為
-50% 50%に設定すると左側面から被写体を見る視点になります!
この値を理想のアニメーションに合わせて調整しましょう!
最後に
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