前回のGDN・YDN(前回の記事はコチラ)に引き続き、
「広告バナーの知っておきたい基本ルール」シリーズ第二弾ということで、
市場を伸ばしているインターネット広告のクリエイティブについての基本的なルールや情報をまとめて
ゴリゴリッとお伝えしていきたいと思います。
広告クリエイティブとは?
広告として掲載するために制作された広告素材などを指す言葉。 インターネット広告などでは、バナー広告などに使用する画像を意味することが多い。
インターネット広告におけるクリエイティブのあれこれを知っていきましょう!
第二弾は「Facebook・Instagram」編です!!
では早速、説明していきます!
FacebookやInstagramに広告配信するには
FacebookとInstagramの両方の広告は、Facebookのビジネスマネージャ-アカウント(企業アカウント)を
作成して、広告アカウントを追加することで広告配信が可能になります。
広告配信ができる媒体
Facebookのビジネスマネージャーアカウントでは
- Facebook(フェイスブック)
- Instagram(インスタグラム)
- Messenger(メッセンジャー)
- Audience Network(オーディエンスネットワーク:グノシーなどFBが提携している媒体)
で、広告を配信することができます。
つまり、InstagramもFacebookのビジネスマネージャーアカウントで同様に広告配信が可能です。
便利~~っ!
広告クリエイティブの構成要素
それでは、クリエイティブに関して詳しくみていきましょう!
Facebookが提供するアプリやサービスでは、Facebook、Instagram、Audience Network、Messengerで複数の広告タイプがサポートされています。どの広告にも、形式(どのように表示されるか)と配置(どこに表示されるか)という2つの構成要素があります。
引用:Facebook広告ガイド
Facebookビジネスマネージャ-を使った広告は、
様々な配信媒体があるため形式と配置の二種類の組み合わせで
広告クリエイティブが作られているということですね!
それでは配置と形式について、一緒に一つずつ読み解いていきましょう!
広告のフォーマット(形式)の種類
写真広告
デザイナーが作る機会の多い静止画(JPEGやPNG)の広告形式。
動画広告
動画を使った広告形式。スライドショーができるスライドショー広告もあります。
コレクション広告
ECサイトのように商品をカード型で表示する広告形式。 ※配置されるのはモバイルのFacebookフィード広告とInstagramのフィード広告のみです。
なので、ここでコレクション広告で使用できる画像や動画サイズをご紹介!
画像サイズ
- アスペクト比 1.9:1
- 画像サイズ 1200px:628pxを推奨
- Instagramの場合: 正方形(1:1)、フル横型/横型(16:9)、スライドショー。 ※1:1より高いアスペクト比はInstagramでサポートなし。
動画サイズ
カルーセル広告
最大10件までの画像、動画をそれぞれリンク付きで配信できる広告形式。
以上の4種類が主な広告形式です。GDNやYDNに比べて、カルーセルやコレクションが特徴的ですね!
広告の配信される場所(配置)の種類
Facebook広告を利用した広告は様々な場所に広告を配置することができます。
でも、配置や形式が大量にあるために、自身で広告の配置を選択する方法だけではなく
自動配置(FB公式推奨)を選択することができます。
自動配置を選択すると、すべてのデフォルトの配置から最適な結果を得ることができます。自動配置では最大限に広い範囲から結果を選択できるため、通常は予算が最も効率的に消化され、コスト管理が容易になります。ほとんどの広告主には自動配置をおすすめします。
引用:Facebookビジネスヘルプセンター
自動配置をする前に、配置したい場所に合わせた広告クリエイティブを作成できるよう
どこに広告が配置されるのか確認していきましょう!
配置の種類は以下の通り、数種類に分類されます。
フィードの広告配置
- Facebookニュースフィード
- Facebook Marketplace
- Facebook動画フィード
- Facebookの右側枠広告
- Instagram発見タブ
- Instagramフィード
- Messenger受信箱
上記のフィード広告配置は下記の画像のような広告の置き方をされます。
ストーリーズの広告配置
- Facebookストーリーズ
- Instagramストーリーズ
- Messengerストーリーズ
上記のストーリーズの広告配置は下記の画像のような広告の置き方をされます。
インストリームの広告配置
上記のインストリームの広告配置は下記の画像のような広告の置き方をされます。
検索(検索結果)の広告配置
上記のインストリームの広告配置は下記の画像のような広告の置き方をされます。
メッセージの広告配置
上記のインストリームの広告配置は下記の画像のような広告の置き方をされます。
記事内の広告配置
上記のインストリームの広告配置は下記の画像のような広告の置き方をされます。
アプリの広告配置
- Audience Networkのネイティブ、バナー、インタースティシャル
- Audience Network動画リワード
上記のインストリームの広告配置は下記の画像のような広告の置き方をされます。
以上が主な広告配置です。配置される場所によっては画像サイズが結構変わってきますね。
マーケティングの目的に対応した広告配置一覧
配置が分かったところで、広告の目的に応じた有効的な配置と形式をさらにチェックしていきましょう!
Facebookはこちら
Instagramやその他はこちら
広告目的と配置によっては、形式が該当しないこともあるので自分で配信を選ぶときは要注意ですね!
広告の配置に合わせた画像サイズ一覧
目的にあった配置と形式がわかると、 それに応じたクリエイティブの様式が必要になっていきます。
FB広告は特に様々な媒体での掲載が可能なのでクリエイティブの種類も豊富になってきます・・・。
そんな時は下記の表でご確認してみてください! (※コレクションは「Facebook広告のフォーマット(形式)」の章で「コレクション広告」をご確認ください)
Facebookはこちら
Instagramやその他はこちら
Facebook/Instagram 用意しておくといい画像サイズ
正直、それぞれに適した動画や画像を用意するのは時間も手間もかかりますよね。私もそう思います・・・。
そんなときはFacebook広告の様々な種類に対応した汎用しやすい画像サイズで対応しましょう!
主に汎用しやすいのは下記の二種類!
- 1200px:628px(アスペクト比1.9:1)
大体の画像形式の広告に適応(一部トリミングされる場合もあります)
カルーセルや画像形式の広告に適応 インスタグラムを優先して広告配信する際は正方形があると広告の認識がスムーズに!
Facebook/Instagram 広告クリエイティブの特徴
さらにもうワンステップ!
画像を用意するだけではなく、FB広告のクリエイティブの特徴を掴んで、 不備なく、スムーズな入稿を目指していきましょう!
モバイルファーストを推奨している
Facebook広告は、小さな画面でも広告テキストがうまく収まるようモバイルファーストを推奨しています。
主にFacebookを使用するユーザーの9割がスマートフォンからアクセスしているためだそうですよ!
広告画像内のテキスト量が多すぎると配信されない可能性大
以前は20%にテキストを収めれば難なく配信されていたクリエイティブでしたが、
最新の状態では画像内のテキスト量によって広告配信の量が変わるようになったので
テキスト量には要注意です!
画像内にテキストがある場合は必ずテキストオーバーレイツールで確認しよう!
このテキスト量で大丈夫かな?と思ったら公式が配信している テキストオーバーレイツールで配信できるかチェック!
終わりに
「広告バナーの知っておきたい基本ルール」第二弾ということで、
Facebook広告を利用したFBやInstagramなどの基本のルールなどについて
ゴリゴリと書いてきました。いかがだったでしょうか?
広告バナーのルールや適切なサイズを駆使して、
入稿をスムーズに、かつ大胆に、広告運営を行っていきましょう!
次回、第三弾「LINE・Twitter編」お楽しみに。
ありがとうございました。
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