こんにちは。飯田です。
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19卒内定者の僕が、LMCを選んだ理由
今回は最近読んだ印象に残っている本についてお話しさせていただきます。
その本は、
「コンビニ人間」
です。
芥川賞を受賞した本なのでご存知の方も
多いかと思いますがご紹介させていただきます。
この本に出会ったのは2年ほど前で
当時読書に苦手意識があった私は、短い本を探していました。
そんな時に見つけたのがこの本です。
実際読んでみると3時間ほどで読み終えることができるので
読書が苦手な方にもオススメです。
主人公は自分の細胞、血、肉、体が全てコンビニのために存在していると
思いながら働く36歳女性のコンビニアルバイト店員さん。
「普通」が周りとの違うことへの違和感を感じながら
周りから言われる「普通」になるためにコンビニで働きながら
「普通」に見られる様に振る舞い続ける姿が描かれています。
特に印象に残っているのは
「大学生、バンドをやっている男の子、フリーター、主婦、高校生、色々な人が、
同じ制服を着て、均一な『店員』という生き物に作り直されて行くのが
面白かった」という一文で
制服を着るまではそれぞれの個性を出しているが
制服を着た途端に皆一律に「普通」を演じる。
個性を隠し、周りの人と溶け込むことが「普通」と言われる。
普通と個性は紙一重で共存しているのかと
なんとなく共感できる気がしました。
普通とは何かははっきりわかりませんが
私は個性を受け入れられる世の中になればいいなと思いました。
日頃あまり哲学的なことはあまり考えないですが、たまに答えのない問いを考えるのも面白いと感じました。
私のように読書をあまりしない方も、哲学が苦手な人にもオススメの本ですのでご一読ください!