【リヴァが分かる社史漫画】第4話「IT活用への挑戦」 | 株式会社リヴァ
株式会社リヴァ 採用担当です!今回は、2020年にリヴァが10周年を迎えたことを記念して制作した「社史漫画」の第4話を公開いたします!4話では、 当社が展開する福祉事業所向け業務効率化システム「...
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株式会社リヴァ 採用担当です!
今回は、2020年にリヴァが10周年を迎えたことを記念して制作した「社史漫画」の第3話を公開いたします!
3話では、 当社主力事業の「リヴァトレ」が成長していく様子と、その過程で起きたある“事件”が描かれています。当時の様子を想像しながらお楽しみいただけましたら幸いです!
リヴァにご興味をお持ちいただいているみなさまにリヴァの想いについて理解を深めていただけるようなコンテンツになっているかと思いますので、ぜひご覧ください!
※一気見したい方は『リヴァマガ』に全話掲載しておりますのでそちらをご覧くださいませ!
(以下、『リヴァマガ』より一部転載します。)
※社史の漫画化にあたって、実際の出来事を脚色して描いています
当初のリヴァトレ(旧オムソーリ)は、休職者と離職者が一緒に利用していましたが、サービス開始から半年が経過した頃から、私の中ではちょっとした違和感が生まれていました。それは「休職者の方々と一緒に利用するスタイルでは、離職者の方々が就職活動をするためのスイッチが入りにくい」というものです。
企業や団体に在職して復職を目指している方々には「自分自身に向き合い、今後の働き方や生き方を考えて準備を静かに行っている」という雰囲気がありました。しかし、再就職を目指す方々は、自分と向き合っているだけでなく、外に出ていく必要があるわけです。しかも、実際に就職活動を行うと面接官から心ない言葉をかけられるなど、思うようにはいかないこともあります。そんな時に自身を内省する雰囲気が強いリヴァトレに戻ると、グループダイナミクス(※1)がマイナスに作用し、動きが鈍ってしまうのではないかと感じました。再就職を目指すグループの方々には、心身の土台がある程度固まってきた後は「外に出て、傷ついても皆で支え合い、回復させながら前に進む」というグループダイナミクスが働くコミュニティが必要になります。そこで、離職者専用のリヴァトレ(旧ハビトゥス)を立ち上げることにしたのです。
※当時のリヴァトレはスタッフ4名体制だったので、1つのセンター内でコミュニティ内のグループダイナミクスをマネジメントしきれなかったという背景もあります。現在はスタッフ数が増えたこともあり、完全に分ける必要はないと考えています。
(※1)グループダイナミクス:クルト・レヴィンによって研究された集団力学のことで、「集団において、人の行動や思考は集団から影響を受け、また、集団に対しても影響を与える」という集団特性を指します。リヴァトレではこうした集団内で発生する相互作用に、治療を促進させるといわれる4つの要素を意図的に組み込み、支援を行っています。
ここ10年ほど障害者雇用者数(特に精神障害の方)は右肩上がりで増加しています。一方で「職場定着率が低い」という課題がありました。そこで平成30年4月に設けられた新たな障害福祉サービスが「就労定着支援」です。就労に伴う生活上の支援ニーズが多様化・増大する中で、利用者の就労先企業や他機関と連携しながら就労継続へのサポートを行うことが求められています。
リヴァトレでも、就労定着支援を提供しており、個別支援計画(※2)を作成の上、面談(月1回程度)にて利用者ご本人の相談対応を行い、必要に応じて職場とも連携・相談対応を行っています。また、平日夜や土曜日などに、就労定着支援を利用されている方を対象としたグループワーク・イベントを行うこともあります。
就労移行支援からの連続した支援ができることで、利用者さんからは「安心できる」というお声をいただくことが多々あります。ただ、就労定着支援は最大3年(就労後3年6カ月)の有期サービスであり、自転車で言うと補助輪のような存在。「就労定着支援がなくなった後も、ご本人が自立して働ける状態」「職場がご本人に対し、ナチュラルサポートができる状態」を目指すべく、より良いサービスの在り方を模索し続けていく必要があります。リヴァトレならではの「グループダイナミクス」や「未来志向」という考え方を、就労定着支援においても活かしていけると良いなと考えています。
(※2)個別支援計画:利用者さん一人ひとりの不安や課題に沿って、目標やそれに対する取り組みを計画化したもの。
作画:狭間 創(はざま・つくる/漫画家)さんリヴァでは、既存事業を牽引してご活躍いただける方を、新卒採用・キャリア採用ともに募集しています!カジュアルに話ができるオンライン面談も実施していますので、
と感じた方は、ぜひ一度お話ができますと嬉しいです!