みなさんにとって“理想的な働き方”とはどのようなものでしょうか。
例えば働く“場所”であれば、「絶対にリモートワークが良い!」という人もいれば、「出社の利便性の高さが優先」という人もいるでしょう。
また、働く“時間”においては、事情によって早めに業務を切り上げなければならない日もあれば、「用事を済ませたあとに業務に戻り、残務を片付けたい」といった日もあるのでは?
このように理想的な働き方は、それぞれの業務内容や進捗、ライフスタイルなどによって、人ごと・日ごとに変化していくもの。
つまり、そんな日々の変化に合わせて各人が“選択”でき、その選択によって最大のパフォーマンスを生むことのできる働き方が、望ましいスタイルなのではないでしょうか。
実際、自身の働き方について聞いたある調査(※1)では、83.4%の従業員が「どのような場所で、どのように働くかについて自分で裁量を持ちたい」と回答したといいます。
「働き方の多様化」という言葉が飛び交う中、より“自分にとっての”働きやすさへの意識が高まっていることがわかりますね。
※1…調査名:「コロナ禍長期化における働き方意識調査」
調査元:WeWork Japan 合同会社
調査期間:2022年 7月25日~2022年 7月27日(追加調査 9月8日~9月9日)
https://weworkjpn.com/news/47/
私たちLiquidは、リモートワークをメインとしながらも、所属チームの方針や担当業務の属性、プロダクトのフェーズなどにおけるベストな働き方を、各チームや個人が裁量を持って決めていくワークスタイルを取っています。
ほぼフルリモートのような働き方によって、ベストな生産性を目指せる場合はリモートワークで。
かたや業務状況的に「顔を合わせて話した方が良い」といった場合は、出社日を設けることももちろんOKですし、単純に「業務上の必要に応じ出社」という選択も可能です。
このフレキシブルな働き方は、メンバーによってどのように活かされ、どんなものが生まれているのか。今回はそんな、Liquidの“リアルワークスタイル”を探るべく社内アンケートを実施し、さまざまな声を聞いてみました!
仕事・家族・健康…リモートワークのメリットをフル活用!
まずは、現在のメンバーの出社頻度をヒアリングしてみました。
1週間のうち「0回〜1回」いう回答が86.2%と大部分を占め(※2)、やはりリモートワークのメリットを存分に感じながら仕事をしているメンバーが多いようです。
では、その“リモートワークのメリット”とは何か──。
リモートワークで感じるメリットとしてよく聞かれるのが「移動にかかる負担や時間の削減」といったものですが、やはりLiquidでも同様の結果が得られました。
この回答結果からは、電車などの通勤時間がなくなることによって、身体的にも心理的にも負担が軽減されること。さらに削減されたその時間は、仕事や自身の為にしっかりと活用できていることがわかります。
現在、東京大手町にある本社オフィスまでの通勤時間を聞いたところ「往復で1.5〜2時間」という人が58.6%とTOP(※3)。つまり週にすると約10時間、月間でなんと約40時間という膨大な時間が生まれているのですから、この結果にも納得ですよね。
また、これらリモートワークのメリットは、具体的にどのような良いことを生んでいるかも聞いてみました。
業務や自己研鑽のみならず、家族と過ごすための時間の拡充、健康面の改善など、ここにはさまざまな回答が寄せられました。
さらにこれらの変化が、仕事へのモチベーションや心のゆとりへもつながっていることがよくわかります。
柔軟性を活かせばデメリットだってクリアに
このように、リモートワークのメリットを活かしながら日々業務に取り組むメンバーですが、一方でリモートワークのデメリットも少なからず感じているとのこと。
やはりそのトップは「メンバーとコミュニケーションが図りづらい」というもので、さらにオンオフの切り替えのしづらさに課題を感じているメンバーもいるようです。
ではこういったデメリットは、どのようにカバーされているのでしょうか。
なるほど。ツールなどによるさまざまな工夫はもちろん、出社を選択することや、業務時間を上手に調整するなど、働き方の柔軟性を活かしてデメリットをカバーしているようです。
コミュニケーションやチームでの認識合わせが必要なときに出社を選んでいるメンバーは多く、デメリットとして「コミュニケーションが図りづらい」がトップながらも「チームの仕事についていけない」と回答した人は0%だったという結果が、この柔軟な働き方の特長を物語っているのではないでしょうか。
印象的だったのが、私用での外出が必要な日には出社を選択し、オフィスで仕事をするといったケースがあること。
コアタイムなどがあると、どうしても“出社の帰りに私用を済ます”となりますが、このLiquidの働き方では、仕事の合間や移動時間などを活かした柔軟なスケジューリングが可能なのですね。
その他、家事や家族との食事の時間のために業務の合間に時間を作り、上手にオンオフを切り替えるようにするなど、それぞれが工夫しながらデメリットをカバーできているようです。
運動不足などを感じているメンバーも少なからずいるようですが、このLiquidの柔軟性をうまく活かしていくことで、 ワーク&ライフがよりポジティブに変わっていくのでは、と感じています。
オフライン参加時の全社会議後には懇親会も
そして出社を選択するもう一つの理由として、「全社会議・懇親会への参加」という声も聞かれました。
Liquidで定期的に開催している全社会議は、感染状況などを鑑みたうえで、基本的にはオフラインでの参加としています。
もちろん事情によってはオンライン参加も認められますが、部門をまたいだメンバー同士が顔を合わせる機会があまりない中、この定期的な全社会議は“会議”のみならず、それぞれの“対面コミュニケーション”の場。今のLiquidにとって、とても大きな存在となっています。
全社会議終了後には任意参加の懇親会を企画していることもあり、参加希望のメンバーはオフラインで全社会議に参加をして懇親会へ、というケースが多数。
直近では9月にナイトバーベキューを開催し、代表の長谷川をはじめ、たくさんのメンバーがオフラインでのコミュニケーションを楽しみました。(感染対策に最大限配慮のうえ開催しています)
これらの社内イベントについては、また後日ご紹介させていただきます!
9月の懇親会。都内の屋上ビアガーデンでバーベキューを楽しみました。
いかがでしたか。
今回はLquidの働き方を、メンバーのリアルな声とともにお届けしました。
場所や時間にこだわることなく、個々の選択に委ねたこの働き方は、メンバーそれぞれの主体性と裁量を尊重するLiquidの“カルチャー”が生んだ働き方とも言えるのではないでしょうか。
各人の自走によって強くなる個の力は、結果的にチーム全体の力となることを知っている私たちだからこそ、実現できているものです。
今後も働き方の多様化はますます広がっていくでしょう。
もちろんLiquidも現状にとどまらず、さらに新しい働き方を発掘しながら、これからも一人ひとりの“理想的な働き方”を追求していきます!