Limeで学生時代からインターンを経験し、初期のThe泥臭いベンチャー期から現在の成り上がり期(今も業務は泥臭いです!笑)までを見届けている、工藤です!
今回は雑誌にもイケメン社長として多数取り上げられたりと、「ヘルスケア界のバチェラー」と言っても過言ではない(?)弊社代表の斉藤に、インタビューをさせていただきました。
想像以上に赤裸々に、創業期から今に至るリアルなエピソードを話してくださり、起業家を目指す方は必見です…!
これぞ、ベンチャー企業のリアル!!
目次
⑴ Limeの現在について
⑵ webメディア中心→多店舗展開に踏み切った理由は?
⑶起業家としての壮絶エピソード続々
⑷ 起業家としてのやりがいとは?!
(※以下 インタビュアー工藤→イ 社長→斎藤 と表記)
⑴Limeの現在について
【主要都市含め30店舗展開!】
イ:
まず、今の会社の状況について教えてください!
斎藤:
今は、「パーソナルジム事業」と、「エステ事業」と「眉毛サロン事業」の3つの事業があります。
時系列では、ジム事業は3年前から店舗展開を開始し、Limeパーソナルジムというジムと、途中で買収したREP UP GIMという太る専門のジムを2つ運営していて、店舗は合計約30店舗展開しています。
イ:
パーソナルジムに加えて、エステなどの美容領域まで展開されたのは何かきっかけがあったのでしょうか?
斎藤:
コロナの影響でパーソナルジムのみでは伸びにくくなったことと、このことを機会に新規事業を始めようと考えたことがきっかけかな。
コロナ直後から店舗以外も含めて、様々な事業を模索していて、結果的に辿り着いたのが店舗経営だったんだよね。
⑵店舗展開に踏み切った理由
イ:
コロナの危機を新たな事業をはじめる機会にされたのですね!
そういえば、Limeは初期の頃はwebメディアが中心でしたが、そこから大きく店舗展開中心へと踏み切ったことが印象的でした。
メディアから店舗展開に踏み切ったこたで経営者としてどのような変化を感じていますか?
斎藤:
メディアはSEOが上がるまで一定の時間が必要で先行投資が多かったけど、店舗展開ではキャッシュインが早くなったことが大きいかな。ジムとメディアを並行してやっていたことで、ジムでの売上をメディアに投資するというように、キャッシュエンジンにはなってたね。今も一応メディアでは収益は上がるようになったけど、当時はそれだけでは厳しかった。数年両方やっていた中で、うまくいっている方に乗り換えた、という感じ。
イ:
両方やっていたことで、自然に自分の強みをより活かすことのできる経営に切り替えることができたのですね!
斎藤:
かっこよく言うとそうだけど、メディアがいよいよ立ち行かなくなってきていた、っていうのもあるね。
投資していたメディア事業が中々収益が上がらないのと、キャッシュが回らないってことで、結構追い込まれていて…。その上に先も見えなくなって、メイン事業停止に踏み切るしかなかったというのが正直なところ。
⑶起業家としての壮絶エピソード続々...
【<倒産>の危機…オフィス移転パーティの1ヶ月半後にはオフィスを閉める!?】
イ:
メディア事業は見えない中で模索していたような感じだったのですね…!
斎藤:
そうだね…以前、オフィス移転パーティしたことがあったとがあったでしょ?実はあのパーティのすぐ後、オフィス閉めたんだよ!
イ:
え?!そうだったんですか!(爆笑)
※当時工藤はほとんど携わっていなかったが、パーティは参加していた
...あんなに華々しく広いオフィスで皆でパーティしてたのに!?
↓(一瞬の盛り上がりとなった)オフィス移転パーティの様子...(笑)
斎藤
ーそうなんだよね。あそこのオフィス1ヶ月ちょっとくらいで閉めたよ!!
イ:
そうだったのですね!
みんなで移転を祝って楽しくワイワイしてたのに、、生々しすぎます…(笑)
(今となっては、切ない...!笑)※今はもっと広い夜景が綺麗なタワマンオフィスになりました!
斎藤:
そこで言うと、3年くらい前、10何人携わってもらっていたのを、泣く泣く辞めてもらうことにもなってしまったこともあったし。本当に当時のメンバーには今でも申し訳ないなと思っているんだけど、ひとりひとり面談して、そうゆう形になってしまっていて、会社はほぼ潰れかけていたね。
反省としては、メディアもうまくやっていけばもう少しうまくやれたのかもしれないな、というところはあるけれど、これはあくまで結果論だね。
↓起業初期の頃の様子
イ:
ちなみに、他にも表には出ていない失敗談とか裏話があれば教えてください!!(欲しがってきたインタビュアー工藤)
【離れていく仲間と、減っていく銀行残高…】
斎藤:
失敗談は、ありすぎるよ。(笑)
起業初期の頃の話だと、一緒に創業した仲間が結局何も話が進まずに辞めてしまったり、
事業内容も中々決まらず、実力も経験もない中で、やり方もわからないところからのスタートで、うまくいくイメージも湧かないみたいな。いける!みたいになったり、全然ダメじゃん…って絶望を感じたり、感情の波は常に激しかったかな。
イ:
そうゆう中々安定しない時って、どんな生活されてたんですか?!
斎藤:
具体的にはFiNCっていう以前いた会社に住んでいて、辞めた時にはリバ邸っていう起業家の卵達が集まる場所で仲間達と一緒に事業を進めたりしながらいろんな話をしながらやってたって感じ。
でも、会社とか店舗で寝るみたいなことは長く続けすぎて慣れてるから、つい最近、1年半くらいまで普通にやってたよ。
最初の方は、ひたすら銀行残高が減っていくような感じだったから、少しでも節約して家賃も考えつつそうしているうちに当たり前になっていて、売上が立ってからは常に仕事モードでいたくて怠けないようにするためにそうゆう生活をしてたかな。
イ:
すごい…そんな中でももう事業毎撤退しようとか、やめたいみたいなことってなかったんですか?
⑷起業家としてのやりがいとは?!
【山あり谷ありだけど、起業こそが人生】
斎藤:
それはないんだよね。
もちろん辛いことも沢山あったけど、それ以上に辛いことも含めて、楽しいことが多くて。
起業してよかったことしかないってはっきり思ってる。
イ:
決して楽では無さそうですけど…どうしてですかね…?
斎藤:
なんでだろう。なんか、人生に退屈しているみたいなのもあるのかもしれない。
普通のことだとつまらなくて、モヤモヤしてしまうんだよね。
だからこそ、刺激を求めいて、起業とか仕事が人生の全てみたいな感じ。
【安定よりも、圧倒的刺激と熱狂】
イ:
すごい…今までの苦難どうこうではなく、それがあっての人生で、面白さなのですね!
世の中には安定を求める人が多いと思うのですが、はやきさん(社長)の場合は逆で、上にも下にも人生の振れ幅が大きいことを求められているように感じました。
斎藤:
たしかに、そうかも。安定、安心みたいな、普通の人が楽しいんだろうなっていうところに、本当に関心がなくて、好きでもないっていうのはある。その逆で、刺激的なのが好きなんだよね。常に挑戦して成長していたいと思う。
イ:
生粋の起業家精神ですね…!
そうすると、会社員時代のほうが安定していだと思うのですが、それでも今の方が楽しいですか?
斎藤:
うーん、それに関しては、会社員の時も仲間と泊まり込みでワイワイ仕事頑張ったり、熱狂できている時は起業してからと同じくらい楽しさはあったな。
だから、結局自分次第で、会社員でも自分が熱狂できるポイントをうまくみつけられていれば合うのかなとは思う。
ただ、会社員は自分でコントロールできない範囲も多いから、一年とか長い目で見ると自分の場合は満足度、幸福度は起業家としての方が高いと思う。
エ:
なるほど、会社員か起業家かどうかというよりかは、「目の前のことに熱狂できるのか」とか、「常に挑戦できるかどうか」が幸福度に関わるということですね。
【仕事の幸福度は、いかに自分ごと化できているか】
斎藤:
そうだね。あとは、「自分ごとできるのかどうか」っていうのが大きいと思う。自分ごと化して仕事に取り組めたら面白いと思っていて、会社員であっても100%自分ごと化して業務に取り組める人もいるけれど、自分はそうゆうタイプではなかったからこそ、起業家になってからの方が楽しめているんだと思う。
イ:
その観点、(元会社員・元フリーランスとしても)すごく納得です!!!(※これについては次回の記事で深掘ります)
そういえば、はやきさんははじめから起業されたのではなく、一度就職して会社で働いていた経験もあるのですよね…!
(つづく)
…ということで、次回
<社長インタビューVol.2>として
・会社員時代の葛藤
・成長する若手の共通点とは!?
・社長が一緒に働きたい人はどんな人?
をお届けします!
これだけ赤裸々にエピソードを語って下さるところからも、我らが代表、斉藤の人柄を感じていただけたのではないでしょうか。(ついていきたくなる代表です!)
読んでくださりありがとうございました!
次回もお楽しみに〜!!