みなさん、こんにちは。LIDDELL(リデル)採用担当です。
「あれ、実装まだかな」と思いながら待った時間。去年1年で、何時間ありましたか。
■ その待ち時間が、社内から消えました
きっかけは1枚のシートです。開発の工程を縦に並べて、それぞれ人がやるのかAIがやるのかを、◯と×と△で埋めた表。2025年の10月に作りました。
・ヒアリング 人 ◯/AI ×
・要件定義・仕様確定 人 ×/AI ◯
・UIUXデザイン 人 ×/AI ◯
・実装 人 ×/AI ◯
・修正・バグ対応 人 ×/AI ◯
・テスト・レビュー 人 △/AI ◯
・本番稼働・マニュアル 人 △/AI ◯
人に◯が付いているのは、いちばん上の一行だけです。
社内ではこれを「AIDD」と呼んでいます。AI駆動開発の略です。コードを書くところをAIに手伝ってもらう、という規模の話ではありません。要件定義から実装、テスト、マニュアルまで全部AIへ寄せて、人は何を残すかをこの1枚で決めました。
■ 変更依頼の流れが、こうなりました
打ち合わせをする。その文字起こしから課題票が自動で作られる。実装まで回る。次の打ち合わせでレビューする。
シートの右端に、こう書いてありました。
「喋るだけ! MTGのみ」
見積もりも、チケットの起票も、進捗の催促もありません。喋った内容が、次に会うときには動いています。
先週も、設計も開発も担当していない社員が作った一枚のページが、月曜の全社会に映りました。思いつきから全社の画面に出るまで、誰かの許可を待って止まってはいません。
■ で、あなたは何をやるのか
表をもう一度見てください。人に◯が付いているのは、ヒアリングだけでした。
ここが、この仕事のいちばん面白いところだと思っています。
聞き漏らした項目は、そのまま仕様の穴になります。逆に言えば、あなたがその場で1つ深く聞けば、そのぶん出てくるものが変わる。AIが実装まで持っていくので、聞き方の差が、そのまま成果物の差として、その日のうちに見えます。
レビューが人の△で残っているのも同じ理由です。AIが出してくる設計は、それらしく整っています。それらしいだけなのか、本当に通るのか。読んで止められるのは、自分で書いたことがある人だけです。
AIDDの研修の第1章には、こう書いてあります。
「AIに指示するのではなく、AIの脳を変える」
毎回うまいことを言ってその場をしのぐのではありません。前提と手順と禁止事項を先に書いて、AIが立つ土台のほうを作り替える。ホームページ制作用のシートには、聞くべきことが先に全部並んでいます。誰が使うのか。現行サイトの事業上の痛みは何か。成功をどう測るのか。避けたいデザインは何か。今回やらないことは何か。
そのシートの答えが、そのまま設計の入力になります。設計を書いてきた人なら、この意味が分かると思います。
■ 探しているのは、設計を書いてきたPMです
必須は4つ。プログラミングの実務経験。基本設計やアーキテクチャ設計の実務経験。PM/PLとして日程と作業と人手を回した経験。要件定義書や仕様書を書いてきた経験。
管理と調整だけをやってきた方については、正直に書きます。今回は、自分で設計を書いた経験があるかどうかをいちばん重く見ています。読んで止める側に立ってもらうからです。
歓迎するのは、複数社・多人数の打ち合わせを仕切った経験、生成AIを業務で使い倒してきた経験、Figmaなどを使って画面の作り手と組んだ経験、開発の担い手を育ててきた経験。要件定義書から画面の見本を出すところまでは、もう工程に入っています。
■ まだ全部は決まっていません
正直に言うと、この表も手順書も研修も、毎週書き換わっています。完成した仕組みを渡せる状態ではありません。
ただ、それはつまり、あなたが決めた線がそのまま残るということです。決まったやり方を覚える仕事ではありません。次の版を書く仕事です。記録はGitHubに集めているので、決めたことは消えません。
正直、面白くなってきたところだと思っています。
■ こんな人と働きたいです
・自分で設計を書いてきて、その目でAIの出力を読める人
・聞き漏らしが仕様の穴になることを、身をもって知っている人
・決まっていないことを、決まっていないまま進められる人
いまの表がどうなっているかは、お見せします。1枚見れば、だいたい伝わると思います。
まずは気軽に「話を聞きに行きたい」から、お話ししましょう。