みなさん、こんにちは。LIDDELL(リデル)採用担当です。
毎日ひらいている画面が、昨日とほんの少しだけ違う。
その「少し」に気づけるかどうかで、仕事の質は変わってしまうことがあります。
■ 公式の発表より先に、画面のほうが変わっていた
8月のはじめ、社内の共有チャンネルに一本の投稿が流れました。
Meta広告(InstagramやFacebookに配信する広告のことです)の、エンゲージメント目的の仕様が変わっているようだ、という報告です。
エンゲージメントというのは、いいね、コメント、保存、シェアといった、投稿への反応のこと。これまで選べていた「投稿のエンゲージメントを最大化」という設定が、順次「インタラクション数を最大化」に置き換わっている、という内容でした。
その投稿には、こう添えられていました。
なお、公式ではまだ変更については言及されていないが、管理画面上ではもうすでにエンゲージメント最大化は選べなかったとのことです。
公式のアナウンスは、まだ出ていない。
それでも、画面はもう変わっている。
気づいたのは、毎日その画面を触っているメンバーでした。
■ 「変わったらしい」で、終わらせない
この共有が良いなと思ったのは、変更に気づいたことだけが理由ではありません。
投稿には、変更点と一緒に、運用する上での注意点まで並んでいました。
・最適化の対象が、いいね、リアクション、コメント、シェア、保存などに限定されること
・3秒動画再生やリンククリック、プロフィールクリックは対象外になること
・旧設定と新設定では結果の定義そのものが違うため、結果数や結果単価を単純比較しないこと
・切り替えたあとは、結果数が減り、結果単価(成果1件あたりにかかった広告費)が上がったように見える可能性があること
最後の一行が、いちばん実務的だと思います。
数字が悪くなったように見える瞬間に、その理由を先に知っているかどうか。知らなければ、慌てて設定を触ってしまうかもしれません。理由を知っていれば、落ち着いて「これは定義が変わっただけです」と伝えられます。
気づいただけでは、まだ誰も助かりません。
使える形にして渡して、はじめて情報は仕事になります。
■ 「まだ公式は言っていない」を、隠さずに書く
もうひとつ、この投稿で見逃したくない一行があります。
「公式ではまだ変更については言及されていない」という部分です。
未確定の情報は、書き手にとっては都合が悪いものです。断言できないぶん、共有の価値が下がったように見えてしまう。だから、つい確定したことだけを書きたくなります。
けれど、実務でいま困っている人にとって必要なのは、確定した情報ではなく、いま画面で起きている事実のほうです。だからこそ、どこまでが確認できた事実で、どこからがまだ分からないのかを、はっきり分けて書く。
分からないことを、分からないまま渡せるかどうか。
ここは、その人の誠実さがいちばん出るところだと思っています。
■ 情報は、鮮度が落ちる前に配る
この投稿には、もうひとつ特徴があります。
見つけた本人が書いたものではなく、話を受け取った別のメンバーが、全社の共有チャンネルへ流していました。あるメンバーからの情報共有です、という一行から始まる投稿です。
自分の発見として抱えない。
受け取ったら、自分の手で、必要な人のところまで運ぶ。
投稿には、十を超える「ありがとうございます」のスタンプが並びました。押していたのは、広告を運用しているメンバーだけではありません。
■ なぜ、こんな細かい変更に気づけるのか
答えは、たぶん、地味です。
毎日その画面を触っていて、数字を見ていて、いつもと違うと感じたから。それだけです。
リデルは、これまでに7,000社以上のSNSマーケティングに伴走してきました。
その積み重ねは、大きな戦略の話に見えて、実際には、こういう一つひとつの違和感の集まりでできています。
ツールは変わります。プラットフォームの仕様も、来月にはまた変わるかもしれません。
変わらないのは、「気づいて、確かめて、渡す」という順番のほうです。
私たちのミッションは「個人の影響力を、人々の未来のために。」
一人の気づきが、その日のうちに全員の力になる。
影響力というのは、案外そういう小さなところから始まるのだと思います、、、
■ こんな人と一緒に働きたい
・数字の裏側にある「なぜ」を、自分で確かめにいける人
・見つけたことを自分のものにせず、配れる人
・変わり続ける環境そのものを、面白がれる人
管理画面のちいさな違和感から、SNSの次の当たり前をつくっていく。
そんな仕事に興味を持ってくださった方は、まずはカジュアルに「話を聞きに行きたい」からご連絡ください。