こんにちは、エンジニアの高木です。
今回は Libry で情報共有ツールをどんな風に使っているのかをお伝えしたいと思います。
コミュニケーションツール: Slack
テキストコミュニケーションは Slack を全社で使用しています。
チャンネルは、各部署内のやりとりや、GitHub の Pull Request やサービス監視のインテグレーションに使うものだけでなく、 雑談や業界や技術ニュースを共有するチャンネルや、#time-libry-good-news という新規契約など会社にとって良いことを報告するチャンネル、 遊び用の #activity-indoor(麻雀の話が多い)や #activity-outdoor(サイクリングが企画されていたり)チャンネルや、 フルリモートワーク中の運動不足解消のための #exercise-share といったチャンネルもあります。
個人情報や機密情報を扱わないチャンネルは原則パブリックにして、なるべく社員がアクセスできる状態になっています。
また、#time-[メンバー名] の名前で、作業ログやメモ、呟きなど自由に書く分報チャンネルを作成しています。 作業していて詰まったことを書くと、誰かが助けてくれることもあるので、気軽に質問できる場所として使っています。
開発部では、普段の業務中は、テキストコミュニケーションでやりとりすることが多いので、 集中したいから非同期コミュニケーションが良いという人にとってもやりやすい環境だと思います。
ドキュメントツール: esa
仕様や議事録のドキュメントは esa に集約しています。
Markdown で書けることや作業中の記事を wip にできるあたりの気軽さが使いやすいです。 plantUML も使えるので、設計時にユースケース図やドメインモデル図も作成しています。
社内勉強会や社外勉強会の内容も esa にまとめていて、社内で知見を共有できるようにしています。
esa では記事の同時編集ができるため、ミーティング前に議事録用の記事を作成しておいて、参加者で書きながら進めるといった使い方をしています。 あとでまとめるよりもリアルタイムに確認できるので、効率的で抜けなくまとめることができています。
最近、開発部での記事が多くなってきたため、開発部と開発部以外で esa のチームを分け、 記事の内容やカテゴリの見直しの PDCA を回して、ドキュメントの整理を行っています。
Webミーティング: Zoom
コロナの影響で暫定的にフルリモート勤務になり、 Web ミーティングのため Zoom を導入しました。
フルリモートになって社員間でのコミュニケーションが減らないように、毎朝 11 時からの 10 分程度の全体朝会や、19 時からは任意参加の雑談ルームを用意する、といった仕組みを取り入れています。
フルリモート中は、各部署ごとにルームを用意していて常時接続をしていますが、マイクもミュートなので特に気になりません。 開発部の一部のメンバーだけのミーティングは、そのまま開発部のルームですることが多いので、ラジオ感覚で聞いています。
開発部ではスクラムを採用していて、スプリントプランニング、デイリースクラム、振り返りのミーティングもオンラインで実施しています。 ストーリーポイントでの見積もりも Web ツールを使い、全てがオンラインで完結しています。
また、開発部ではリモート環境になったことで、画面共有をしてリリース作業のダブルチェックをしたり、リモートコントロールの機能を使ってペアプロをしたりするようになりました。 オフィスでやっていたときよりも、そのあたりの敷居が下がり作業効率がおそらく良くなったように思います。
最後に
フルリモートになって、情報を残す意識が高まったからか、以前よりもテキストコミュニケーションも口頭でのコミュニケーションも増えたように思います。 フルリモート勤務が継続するかは未定になっていますが、オンラインでの経験を今後も生かして行きたいです。
以上、簡単にですが弊社での情報共有ツールの使い方を紹介しました。
少しでも Libry の社内のイメージが伝われば幸いです。