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【技術公開】アクセスが集中する「その瞬間」を支える。不特法クラウドが挑んだ性能検証の記録

不動産クラウドファンディングにおいて、投資募集が開始される瞬間は、プロダクトにとって最も大きな負荷がかかり、同時に最も信頼が問われる場面です。私たちのプロダクト「不特法クラウド」でも、数分で募集枠が埋まるような激しいアクセス集中が日常的に発生します。こうした「クリック合戦」とも言われる状況下で、いかにシステムを安定させ、ユーザーに安心感を提供し続けるか。今回は、私たちがシステムの限界を見極めるために実施した、大規模な性能検証の舞台裏を公開しました。🛠 今回の記事でお伝えしたいことボトルネックの特定: 負荷試験を通じて見えてきた、アーキテクチャ上の真の課題。数値に基づく判断: 勘や経験に頼...

【技術公開】「デプロイと実行の干渉」をどう防ぐか。サーバーレスなバッチ基盤で実現する安定運用の裏側

Webサービスの運用において、バッチ処理(スケジュール実行)の安定性はプロダクトの信頼性に直結します。私たちのプロダクト 不特法クラウド でも、ローンチ初期はEC2上のcronというシンプルな構成を採用していました。しかし、サービス規模の拡大に伴い、ブルー/グリーンデプロイによるインスタンス入れ替え時の「バッチ中断リスク」や、管理の二重化といった課題が顕在化してきました。そこで、デプロイとバッチ実行を完全に切り離し、かつ開発者がインフラを意識しなくて済む環境を目指して構築したのが、現在のサーバーレスな実行基盤です。🛠 今回公開したアーキテクチャのポイントスケジュール同期の自動化: アプリ...

【2026年の生存戦略】「コードレビュー」が主戦場だった時代は終わった。AI時代にエンジニアが守るべき領域とは?

2026年、AIによる自動実装(AI-DLC)はもはや当たり前の光景になりました。 しかし、現場では新たな問題が浮き彫りになっています。「AIに任せたはずなのに、なぜか期待通りのプロダクトにならない」その原因は、AIが「暗黙知」を読めないことにあります。 これまで私たちが無意識に補完していた「仕様の行間」や「ビジネス上の意図」を、AIは汲み取ってくれません。📌 記事のハイライトレビューの形骸化: 生成精度が上がった今、コードの書き方(How)をチェックする時間は激減した。「Jiraと実装の間」のブラックボックス: チケットの記述とコードの乖離を埋めるのは、依然として人間の仕事。言語化能力...

心に余白を。 AI 時代に自分を取り戻す「内省」の話。新連載「じんぶんレプス」始動!

こんにちは、レプスの人事責任者の石坂です。 いま、世の中は AI が既存の価値観を書き換える激流の真っ只中にあります。Web開発やセキュリティを本業とする私たちレプスにとっても、AI による効率化は日常であり、不可欠な武器でもあります。しかし、ふと立ち止まって周囲を見渡したとき、ある違和感に気づきました。 「作業は早くなったはずなのに、なぜか以前より心に余裕がなくなっていないか?」この問いを糸口に、私たちは新しいnote連載「じんぶんレプス」をスタートさせることにしました。テック企業が「人文」を語る理由私たちのビジョンは「週末を、心豊かに。」という、IT業界では少し珍しいものです。 この...

【メンバーインタビュー】 クラウド・セキュリティの強みを世界へ。タイ拠点の技術力を磨き上げるテックリードの視点

レプス・タイランドでEM(エンジニアリング・マネージャー)を務める石坂です。私たちのクラウド・セキュリティ戦略において、今やタイ拠点は単なる開発の場を超え、高度な専門性を持つ技術集団へと進化を遂げています。今回は、その中心人物であるテックリードのワラウットへのインタビューを公開しました。AWSのプロフェッショナル資格を複数保持し、10年以上のキャリアを持つ彼が、なぜレプスを選び、どのような哲学で強固なインフラを構築しているのか。「システムが成長しても、運用の負荷は増やさない」という技術的なこだわりから、国境を越えたチームで「共通の価値」を創り出すためのマインドセットまで、現場のリアルな視...

【本日リニューアル】創業10年目、レプスが初めて「組織の数字」を公開した理由。

本日、レプスの採用ページを大幅にリニューアルしました! 節目となる10年目を迎え、私たちが大切にしているプロ意識や誠実さを「誇れる仕事で、未来を切り拓く。 / Pride in work, steady in progress.」というキャッチフレーズに込めています。また、今回は初の試みとして「年間休日数126日」「平均残業3.47時間」「AI導入率100%」といった、これまで守ってきた組織の実態もデータで全て公開しました。なぜ今、私たちは言葉を新しくし、数字をオープンにしたのか。 そこには、華やかな成功よりも「目の前の仕事に熱中し、着実に進化し続けること」を尊ぶ、レプスらしい「静かな情...

AIの激流の中で、少数精鋭チームを率いる代表がいま考えていること

AIがコードを書き、デザインを起こし、企画書まで作る時代に、「人間の仕事はどうなるのか」。誰もが感じているこの問いを、代表にぶつけてみました。自らAIエージェントチームを立ち上げ、組織変革の真っ只中にいる経営者は、いま何を感じ、何を考えているのか。レプス代表・堀へのインタビューは以下のリンクよりご覧いただけます。

デジタル化が加速するタイのエンジニアと創る未来。国境を越えたチームビルディングの醍醐味

私たちのクラウド・セキュリティ戦略を支える中核拠点、タイ。かつてのオフショアというイメージを覆し、今やASEAN屈指の技術ハブへと進化を遂げている現地の熱量を、最新のAWSサミットでのエピソードとともに綴りました。高度専門人材が着実に育ち、日本と対等なパートナーとして高度な価値を創出する今のタイ拠点には、エンジニアリングの枠を超えた刺激が溢れています。法規制が先行するタイでのSTO(デジタル証券)事業の可能性や、ASEAN全域への展開を見据えたハブとしての展望など、日本国内完結のプロジェクトでは決して味わえないダイナミズムがここにはあります。文化や考え方の違いを楽しみながら、技術を共通言...

AI時代の新常識。プロダクトマネージャーに必須となる「3つの生存スキル」とは?

「AIに仕事を奪われるのでは?」という不安を、「AIを使いこなして価値を最大化する」武器に変えるために。 PMの役割が「調整役」から「ビジョナリーな意思決定者」へとシフトする中で、今すぐ身につけるべき必須スキルとマインドセットを解説しました。要件定義やプロトタイプ作成をAIに委ね、人間はどこに時間を使うべきなのか。PMとしてのキャリア戦略を再構築したい方、必見です。

レプス公式noteを公開しました|小さなチームで働く人が、大事にしていること

レプスではこのたび、公式noteをスタートしました。求人票やコーポレートサイトだけでは伝えきれない、仕事の空気感やチームの考え方、日々の意思決定の背景などを、等身大の言葉で発信していきます。日本とタイのメンバーが一緒に働く小さなチームだからこそ見える、仕事のリアルや価値観を少しずつ言葉にしていければと思っています。私たちが大切にしているのは、「たのしさ」「プロ意識」「相手目線」。難しい課題に向き合うことや、正解のない問いを考え続けることそのものを前向きに楽しむこと、そして自分の仕事が誰にどう影響するかを考え続けることを大事にしています。この記事では、そんなレプスの価値観と、このnoteで...

AWS Dev Day 2023 Tokyo イベントレポート

AWS Dev Day 2023 @ベルサール渋谷ガーデン株式会社レプスのエンジニアリング・マネージャー、石坂です。2023年6月22日・23日、ベルサール渋谷ガーデンにて開催されたAWS社主催の開発者向けテクニカルカンファレンス、AWS Dev Day 2023に参加してきました。当日の朝に東京入りしたため11時頃からの参加となりましたが、ゼネラルセッション・ブレイクアウトセッション共に刺激とノウハウに富んだ、学びの多いセッションの数々でした。弊社のメインプロダクトである「不特法クラウド」をはじめ、この1, 2年で弊チームでのAWSの活用シーンが急激に増え、また各サービスを運用するシス...

PHPerKaigi 2023 参加レポート / ポスターセッションで発表を行いました

PHPerKaigi 2023 開催!レプスのエンジニアリング・マネージャー、石坂です。PHPエンジニアにとって日本最大級の祭典PHPerKaigi 2023が2023年3月23日(木)〜 3月25日(土)にかけて開催され、レプスからはエンジニアの市村と城楽の2名が現地参加、石坂はオンラインでの参加となりました。今回はポスターセッションという新たな試みが企画され、弊社エンジニアチームより提出したプロポーザル「Laravelプロダクト開発・運用の失敗学」もご採択いただけました。セッションの内容は SpeakerDeck にて公開しておりますのでよければご覧ください。参加レポートスタッフのカ...

正しい劣等感を持つということ

皆さんが仕事をする上での力の源はなんでしょうか。お金を稼ぎたい家族のためやりがいや楽しさいろんな理由をお持ちだと思います。もちろんこれら全てであることもあると思います。私が仕事をする上での力の源は、楽しさや、稼ぐこと、やりがいというのはもちろんあるのですが、一番根底にあるのは強い劣等感です。人生において挫折する機会は多々あり、誰もが折り合いをつけたり乗り越えたりしているのですが、私の場合は折り合いがつきません。ずるずる引きずってしまいます。そして、強い劣等感に苛まれ、一時は鬱になったり眠れなかったりしました。劣等感というのは厄介なもので、その後学び、できることが増えても、ずっと消えません...

PHPerKaigi 2023に参加しました。

日付:2023年3月24日(金)場所:練馬駅Coconeriホール今回は金曜日に会場とオンラインの両方で参加しました。オープニング、会場は全体の3割程度しか席が埋まっていないものの、最前列のテーブル席にいるコアなファンで盛り上がりを見せる。その後、最初のセッションまでには全体の7割程度の席が埋まっていました。観察すると経験豊富そうなエンジニアから、駆け出しエンジニアに見える若いエンジニアもちらほら見受けれらました。会場の雰囲気はそこまで身内感はなかったので新しいエンジニアにも参加しやすい印象でした。以下のセッションに参加しました。・PHPで学ぶ “Cacheの距離” の話https://...

2021年に読んだおすすめ本 5選+α

レプスのエンジニアリング・マネージャー、石坂です。最近バンコクから少し郊外へ引っ越しました。以前の住まいとはうって変わって自然が多く静かな住宅街で、もともと田舎育ちのわたしにとっては大満足の環境となりました。さて今日の記事では、わたしが2021年に読んで印象に残った本をざっとご紹介して、一年の振り返りにしたいと思います。業務に関係する書籍を中心としつつ、エンジニアリング・マネージメント・コミュニケーション・こころのこと…と、ごちゃまぜでご紹介してまいります。心理的安全性のつくりかた今年はなんと言ってもこの本がマイベスト読書体験でした。「心理的安全性」という課題を集団だけではなくいち個人の...