1
/
5

正しい劣等感を持つということ

皆さんが仕事をする上での力の源はなんでしょうか。

  • お金を稼ぎたい
  • 家族のため
  • やりがいや楽しさ

いろんな理由をお持ちだと思います。もちろんこれら全てであることもあると思います。

私が仕事をする上での力の源は、楽しさや、稼ぐこと、やりがいというのはもちろんあるのですが、一番根底にあるのは強い劣等感です。

人生において挫折する機会は多々あり、誰もが折り合いをつけたり乗り越えたりしているのですが、私の場合は折り合いがつきません。ずるずる引きずってしまいます。

そして、強い劣等感に苛まれ、一時は鬱になったり眠れなかったりしました。
劣等感というのは厄介なもので、その後学び、できることが増えても、ずっと消えません。むしろ、できることが増えたことによりより多くのことが見えるので、劣等感が増します(笑)。

この根底にあるのは、自己に対する期待と失望の相反する感情があるんだろうなと思います。
「俺ならもっとできる!」って思って挑戦すると、思った以上に大変だったり難しかったりで、あまりに何もできなくて愕然とする、という感じですね。

前置きが長くなりましたが、「ペチパー会議」に参加しました。
ディレクターとフロントエンドをやっているので、バックエンドは専門外ではありますが、興味があり今回初めて参加しました。

そこで感じたのはやはり、大きな劣等感です。自分より10も若い人達が、堂々とプレゼンしているのを見ると、羨ましさと悔しさを感じます。専門外だとかそんなの関係なく。

歳を重ねていくと「俺ならもっとできる!」とか「やってみよう」という感情がだんだん希薄になっていき、どこかで完全になくなってしまうのではないかなと思っています。

以お世話になった方に、成長するために「健全な劣等感」を持つことは大切だと言われたことがあります。自分を腐らす劣等感ではなく、モチベーションにするための劣等感が大切だということだそうです。
こういったイベントは、単に学びだけではなく、自分の中の正しい劣等感を活かし続けるために、良い刺激になると改めて思いました。

5 Likes
5 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Like Naotaka Joraku's Story
Let Naotaka Joraku's company know you're interested in their content