新型コロナウィルスの影響で多くの企業がリモートワークに移行するなか、オンラインでのチーム作りに課題を抱える企業も増えています。株式会社リファイドは社会が注目する10年以上前からリモートワークでサービスを運営してきました。
今回は同社の小枝代表にインタビューを実施。設立以来オンラインでチーム作りをしてきた中で、大切にしていることをうかがいました。
<代表プロフィール>
代表取締役 小枝 諭志
北海道帯広市(帯広柏葉高校)出身。新卒でスタートアップのPR系経営コンサル会社に入社し、Web中心のPR業務やグループ会社でもあった某新聞社のタブロイド紙のニュース記事制作業務を担当。退職後に会社を立ち上げ、各種小売店舗を経営。2014年に株式会社リファイドの代表取締役に就任。
<目次>
①フルリモートだから大切にしてきた仲間とのコミュニケーション
②100社以上の企業を支援する独自のSEOマーケティング
③良いチームでクライアントが感動するサービスを提供する
④年間1万本の記事を手がける経験をここで
フルリモートだから大切にしてきた仲間とのコミュニケーション
――リファイドは設立以来フルリモートと聞きました。どのようにリモートワークでチーム作りをしてきたのでしょうか。
はい、私たちはコロナ前からリモートワークでした。設立以来フルリモートでサービスを運営してきたことは、リファイドの特徴の1つだと思います。会社の設立は2009年。当時リモートワークを導入していた企業は、日本にはほとんどなかったのではないでしょうか。
チーム作りについては、フルリモートで働いているからこそ、メンバー同士の声を聞く機会を大切にしてきました。私との1on1や全社MTGなど、コミュニケーションの機会を定期的に設けることで、離れていても仲間の存在や状態を感じられます。
また、業務外の時間でもつながりを持つ機会は大切です。今はコロナの影響でストップしていますが、年に1回の社員旅行や月に1回の懇親会は会社が全額負担で実施。チームが良い状態を保てるようにサポートをしてきました。
新しいメンバーがリファイドに加わる時、確かにはじめはフルリモートという働き方に戸惑う人もいます。ですが、リモートワークでもちゃんとつながりを持てることを実感すると、だんだん新しい働き方とチームに馴染めるようになるのです。
今、社会ではこのような戸惑いがいろいろな会社で広がっている状態だと思います。多くの企業は突然リモートワークを始めなければならず、オンラインでのチーム作りに難しさを感じているのではないでしょうか。
もちろん、今となっては慣れてきた企業もあると思います。一方で、今もまだリモートワークに課題・悩みを抱えている企業や働き手の方々には、改めてコミュニケーションを大切にしてみてほしいということをお伝えしたいですね。
100社以上の企業を支援する独自のSEOマーケティング
――提供しているサービスについて、教えてください。
もともとリファイドは「中小企業でもWeb上でなら大手企業に勝つ方法があるのではないか」という思いから事業をスタートしました。その時にたどり着いた解決策が、オウンドメディアによるSEOマーケティングです。
中小企業は大手企業とは違い、どんなにおもしろい取り組みや良いサービスを提供していても、プレスリリースだけで注目を集めることはできません。そこで私たちは、業界特化型のオウンドメディアを通じた集客と情報発信をソリューションとして提供し始めました。
当時はまだ「オウンドメディア」や「コンテンツマーケティング」という言葉が世の中になかった、あるいは浸透していなかった時のこと。大手企業に勝てない中小企業のための自社運営のニュースサイトを作るフロー型コンテンツはリファイド独自の価値となりました。
また、最近ではコラム記事によるストック型のコンテンツマーケティングが一般的になり、私たちもクライアントの要望を受けてコラム記事を手がけています。
それでもやはり、ニュース記事をベースとしたSEOマーケティングは私たちのルーツであり、他社にはない強みです。この独自性が100社をこえるクライアントからの支持に繋がっていると考えています。
良いチームでクライアントが感動するサービスを提供する
――サービスを提供するうえで目指していることはありますか。また、そのためになにが必要だと考えていますか。
私たちが目指しているのはクライアントに感動してもらうこと。期待値を上回り、120%の仕事をすることで、クライアントに感動してもらい、信頼関係を築いていきたいと考えています。
また、そのために必要なのはチームの状態が良好であることだと思います。良い仕事をするために、チームと各メンバーが良い状態であることは非常に重要です。どんなにスキルが高い人がいても、チームが良い雰囲気でなければ本来の力は発揮できないでしょう。
年間1万本の記事を手がける経験をここで
――リファイドに興味を持っている方にメッセージをお願いします。
私たちリファイドはメンバー5人で年間5万本の記事を手がけています。入社後は、社外ライター約200名と連携して進める仕事を通じて、記事制作やディレクションの経験を積むことが可能です。
新しいメンバーに求めているのは、チームでのコミュニケーションを大切にしてくれるかどうかということ。知識や経験よりも、周囲を笑顔にしてくれるような人がチームに加わってくれると嬉しいというのが正直なところです。仲間と一緒に楽しく仕事をしたいという思いがある方と一緒に働きたいですね。
取材を終えて
新しい仲間に求めることとして、「良いチームを一緒に作ってもらえそうかが重要」と語る小枝代表。もし同社に興味があれば、気軽に話を聞かせてもらえそうだと感じました。
現在同社が募集しているのはWebメディアの編集業務に携わるディレクター職とのこと。仲間との関係を大切にしながら、フルリモートで柔軟に働きたいという方は募集記事にも目を通してみてはいかがでしょうか。