今回インタビューしたのは、株式会社LASSIC 代表取締役社長・若山幸司です。
東京の大手人材企業でITエンジニア派遣・人材紹介の事業責任者を歴任した若山が、LASSICの挑む社会課題と2030年に向けたビジョンを語ります。
代表取締役社長のプロフィール
若山 幸司
金融系システム開発のSEを経て、1998年に㈱インテリジェンス(現:㈱パーソルキャリア)入社。ITエンジニア派遣事業の立ち上げに参画。2002年執行役員に就任し、ITエンジニア派遣事業、人材紹介事業の事業責任者を歴任。2009年にLASSIC入社、代表取締役社長に就任。
目次
代表取締役社長のプロフィール
Q.LASSICは何に挑んでいるのか教えてください
Q.LASSICは、この課題をどう解決していきますか。
Q.リモートワークによってどんな未来を作ることができると思いますか。
Q.2030年に目指すLASSICの姿をお聞かせください。
最後に
Q.LASSICは何に挑んでいるのか教えてください
LASSICが挑んでいるのは、「地方における働く選択肢を増やすこと」です。
本来、人がその土地に住み続けるためには4つの「場の魅力」が欠かせないと思っています。
豊かな自然や治安、暮らしやすさを支える「生活の場」。
質の高い教育や自己研鑽ができる「学ぶ場」。
文化的な刺激やレジャーを享受する「遊ぶ場」。
そして、キャリアを築き自己実現を果たす「働く場」です。
例えば、地方においては豊かな自然環境や温かなコミュニティといった「生活の場」としての都市部にはない大きな魅力があります。
一方で、「働く場」という観点では、いまだに課題が残っています。
「地元に自分の働きたい場所がない」
「やりたい仕事を探すと、通勤に時間がかかりすぎる(選択肢が近隣に限られる)」
社会人人生において、1日の大半を「働く」時間が占めています。この「働く」「場所」としての魅力が欠けたままでは、どれほど住み慣れた場所であっても、人はそこを離れざるを得ません。
地方を支える企業に目を向ければ、個人の都市部への流出してしまう構造によって地方の企業も痛手をおっています。
新しい人材が入らないことで事業の成長は鈍化します。その結果、企業は疲弊し、地域からますます魅力的な仕事が減っていく――。
この「個人が都市部に流出する社会構造」を変え、企業の衰退が起こる負の連鎖を断ち切ることこそが、地方が解決すべき本質的な課題であると私たちは考えており、LASSICが挑むべき社会問題だととらえています。
ネットショッピングやSNSの普及により、今では地方にいても最新の情報やサービスにアクセスできるようになりました。
情報の格差がなくなったこの成功事例は、働き方の未来も示唆しています。
情報やサービスと同じように、これからは働く場所もあらゆる制約から解き放たれ、どこからでもアクセスできる。そんな未来を作れると思っています。
Q.LASSICは、この課題をどう解決していきますか。
LASSICは、この課題を「働く場所のボーダレス化」によって解決していきます。
ボーダレスワークとは、働く場所や時間、雇用形態などあらゆる制約を取り除いて、「自分らしく」働く選択ができることです。
この解決策に行き着いた背景には、私自身の苦い経験があります。
前職で地方企業の採用支援をしていたときに、地方の企業様は素敵な魅力を持っているにもかかわらず、そもそも応募が集まらないという状況に何度も直面しました。
魅力がある企業でも、応募がなく採用ができないと事業は成長できず、企業の成長は滞り衰退していってしまいます。そんな光景を、私は目の当たりにしてきました。
では、どうすればこの現状を変えられるのか。導き出した答えは、ボーダレスワークの中でも、とりわけリモートワークの活用でした。
働く場所がボーダレスになれば、地方の人も企業も、「場所」を制約と捉える必要がなくなります。地方にお住まいの方がリモートワークで東京をはじめとした大都市圏の企業に勤める。地方の企業がリモートワークで大都市圏に住んでいる優秀な人材を採用する。地方は「選ばれる場所」として輝きを得ることでしょう。
Q.リモートワークによってどんな未来を作ることができると思いますか。
人生の“選択肢の幅”が一気に広がる未来を作ることができると思います。例えば、「仕事か家庭か」という“二択”しかない状態を変えることです。
「なぜどちらかを選ばなければならないのか。両方選べたらいいのに」
これは、私が長く抱いてきた想いです。前職では、出産や育児を機にキャリアを中断せざるを得ない同僚を見てきました。働く環境によって選択肢を奪われてしまう。その光景は、本当に悔しいものでした。
この経験から、「働くか子育てか」ではなく、「働きながら子育てもできる」構造をつくりたいと強く願うようになりました。
昨今、男性の育休取得も進んでいますが、パートナーの転勤や保育園の問題、長い通勤時間など、ライフイベントがキャリアに直結する構造は根強く残っています。特に働く場所が限られているエリアだと、選択肢が一気に狭まってしまいます。
この現状を、リモートワークによって変えられると考えています。通勤時間がゼロになるだけで、
- 子どもの送り迎えがしやすくなる
- 介護との両立がスムーズになる
- 地元にいながら都市部の刺激的な仕事に挑戦できる
というように、人生の“選択肢の幅”が一気に広がるのです。
家庭での自分も、仕事で輝く自分も、どちらも大事にする。
そんな「仕事も家庭も、で生きられる社会」を誰もが選べるようにしたい。これは子育て世代に限らず、I/U/Jターン希望者や介護に携わる方など、すべての人に共通します。
地方に住んでいても、どんなライフステージにいても、人はもっと“欲張って”生きていい。
私たちが目指すのは、「働くことが場所に縛られない社会」です。
- 地方にいても魅力的なキャリアに挑戦できる
- 企業は全国の優秀な人材と出会える
- 子育てや介護を理由にキャリアを諦めなくていい
- 地方に仕事が増え、地域が活性化する
こうした“誰もが幸せになれる良い循環”をつくることが、LASSICの挑戦です。その「当たり前」を、私たちは事業を通して実現していきます。
Q.2030年に目指すLASSICの姿をお聞かせください。
私たちが目指すのは「ボーダレスワークの実現」によって、人と企業が「自分らしく」成長していける社会をつくることです。
若手も、パパママ世代も、介護世代も、人生のステージが変わっても輝き続けられる。
リモートという環境の中で、家庭も大切にしながら正当に評価される。私たちは「働きやすい、働き続けたい企業」として社員から評価される会社作りをしています。まずは私たちがボーダレスワークを実践し、その成功ノウハウを社会へと惜しみなく提供していきたいと考えています。
LASSICは、創業から今年で20周年。鳥取で起業し、リモートワークの先駆けとしてコロナ禍以前からリモートワークを当たり前に行ってきました。社員の多くがフルリモートで活躍をしています。
地方創生のためにリモートワークの地位確立と、ボーダレスワークの実現について共感いただける方を多く採用し、一緒に社会問題の解決をビジネスとして手掛けたい人を仲間として数多く加えたいと考えています。
ぜひ、興味をお持ちいただけたらエントリーしてください。
お会いできることを楽しみにしております。
最後に
LASSICの代表取締役社長、若山の声をお届けしました。
取材を通じて感じたのは、「場所の制約をなくす」という言葉が、若山の中では理想論ではなく、事業として解き続けている問いだということでした。
LASSICに少しでも興味をもって下さった方、まずはカジュアル面談でお話ししてみませんか。
ご応募お待ちしております!