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会社初の論文読み会イベント scouty Knowledge Graph and Embedding Night を開催しました

こんにちは、scouty VP of Research の高濱です。
scoutyでは、採用担当者の方向けのイベントの他にも様々なイベントを開催しています。本記事では、2019年2月14日に開催した論文読み会イベント scouty Knowledge Graph and Embedding Night の様子をご紹介します。

scouty Knowledge Graph and Embedding Night (2019/02/14 19:20〜)
概要 Knowledge Graph ならびに Embedding に関する、論文紹介を中心とした知識共有を目的とした勉強会です。株式会社scouty CEO 島田 寛基 による論文紹介のほか、アルゴリズムエぬジニア 鈴木亮太 による執筆論文に関する解説、ならびにゲストスピーカーとして株式会社ABEJAの白川達也氏からの論文紹介を予定しています。 ※株式会社scoutyが主催するイベントですが、scoutyと接点がない方でもぜひ気軽にご参加ください。 ## 当日の案内 日時:2019年2月14日(木) 1
https://scouty.connpass.com/event/114430/

イベント開催のきっかけと目的

scoutyでは、勉強会などを開催したり、そうした勉強会に会場提供したりすることを支援するシステムがあります。この一環として、機械学習に関連する論文を読む読み会を内々に開催していたのですが、試しに外部の方も招待する会を実施しようという話になったのが今回のイベントの発端でした。

ちょうど、弊社代表の島田が久しぶりに論文を読んで記事を公開したタイミングと、弊社の鈴木が論文を書き上げたタイミングと、以前から親交のあったABEJAの白川さんに発表いただけるタイミングが都合よく重なったため、イベントを実現することができました。

scoutyでは、サービスを強化するアルゴリズムを開発するほかにも、サービスには直接的/短期的に影響を及ぼさないかもしれないが、scoutyの会社としてのビジョンを実現するために必要な研究に継続的に投資をするという確固たる意思があります。現在、弊社が重点的に強化したいと考えている分野はまさに Knowlegde Graph や Embedding なので、それをテーマにして読み会を開催することで、scoutyの社内の知見を強化することはもちろん、 Knowlegde Graph, Embedding を特に研究分野として意識していることをみなさんにお示しできたと思っています。

発表の詳細

1. 株式会社scouty 代表取締役CEO 島田 寛基

弊社代表の島田は、NIPS2018に採択された論文 "Embedding Logical Queries on Knowledge Graph" を解説する発表を行いました。

なお、本発表の内容は以下のQiita記事でも解説されています。

Knowledge Graph とNNから始まる(かもしれない)人工知能のブレイクスルー - Qiita
前回の記事](https://qiita.com/functionp/items/a7d54c5b3da545ac35f5)では、NIPS 2018に採択された論文 [Embedding Logical Queries on Kno...
https://qiita.com/functionp/items/f2a7da5a2d79af2f4b71
Embedding Logical Queries on Knowledge Graph のやさしい解説 - Qiita
NIPS 2018に採択された論文 Embedding Logical Queries on Knowledge Graph の解説をしつつ、この論文で提唱された新しい手法が、今後の人工知能・機械学習の世界にどのような影響をもたらすかを、今回記事と次回記事(12月25日公開予定)の2記事で、自分なりの解釈を交え解説してみます。今回は、前半として本論文の解説をしようと思います。 この記事は、研究者はもちろん、機械学習の初学者も含めた人を対象にしており、難しいことはなるべく平易な表現にし、わかりやすくなるよう
https://qiita.com/functionp/items/a7d54c5b3da545ac35f5

2. 株式会社scouty アルゴリズムエジニア 鈴木 亮太

弊社アルゴリズムエジニアの鈴木からは、2019年2月に鈴木本人がarXivに投稿した論文 "Hyperbolic Disk Embeddings for Directed Acyclic Graphs" を解説する発表を行いました。

なお、本論文はarXivにも公開されています。

Hyperbolic Disk Embeddings for Directed Acyclic Graphs
Obtaining continuous representations of structural data such as directed acyclic graphs (DAGs) has gained attention in machine learning and artificial intelligence. However, embedding complex DAGs in which both ancestors and descendants of nodes are expon
https://arxiv.org/abs/1902.04335

3. 株式会社ABEJA Researcher 白川 達也さん

ゲストスピーカーの白川さんには、CVPR18の Best Paper である "Taskonomy: Disentangling Task Transfer Learning" を解説する発表をしていただきました。

scoutyと研究活動

先に述べた通り、scoutyが今意識している研究分野は Knowlegde Graph や Embedding です。今後も、論文投稿のほか、テーマを絞った論文読み会等のイベントも積極的に開催していきたいと考えておりますので、興味をお持ちの方は次回以降のイベントにも是非ご参加ください!

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