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【メンバーインタビュー】「システムにできないことはない」業務効率化を担うSalesforceエンジニアの仕事への想い

<プロフィール>
菱川 紗也子(ひしかわ さやこ)
1991年生まれ、愛知県出身。
中部大学を卒業後、上京してSIer企業に入社。一年間、客先常駐としてSalesforceを導入している企業を渡り歩く。その後前職のSIer企業に転職し、官公庁向けシステムの受託開発や組込みシステム開発などに携わる。
2022年にランサーズにジョインし、社内エンジニアとして主にSalesforceの保守運用・開発を担当する。
趣味は、チンチラを愛でること、漫画、バイオリン。

生物学部を卒業後、SIerへ。未経験でITの世界に飛び込む。

ー入社までのキャリアについて教えてください。

大学を卒業後、新卒でSIer企業に入社し、Salesforceエンジニアとして客先に常駐して機能改修などの業務を担当しました。1年ほど勤務をした後、別のSIerに転職し、Web系の業務システムやAI関連のシステム、組み込みシステムなど、さまざまなシステムの設計や開発に携わりました。その後、ランサーズに転職し現在に至ります。

ー大学では情報学や機械学を専攻されていたのでしょうか?

いえ、大学では応用生物学部を専攻していて、エンジニアの仕事とは直接関係がない分野を学んでいました。就職活動を始めた頃は、IT系は敷居が高すぎて無理だと思っていたのですが、お世話になっていた先生に「実験のようなロジカルなことが好きならエンジニアも向いてるんじゃないか」とアドバイスいただいたのをきっかけにIT企業の選考も受けることにしました。その結果、1社目のSIerとご縁があり、エンジニアとして働くことになりました。

ー前職から転職を考えるようになった経緯を教えてください。

前職でやりたいことをやり尽くしたと思ったタイミングで、自分が今後何をしていきたいかを改めて考え、転職を検討し始めました。前職には色々なプロジェクトを経験したいと思って入社し、実際になかなか経験できないような大規模システム開発のなど、幅広い経験をさせてもらいました。
さまざまなプロジェクトに関わってきた一方で、各システムに携われるのが数ヶ月しかないことにもどかしさを感じることもあり、今後は1つのシステムにとことん向き合って仕事をしたいと考えるようになりました。

面接を通して働く姿を1番イメージできたのがランサーズだった

ー実際に選考を受けてみて感じた印象などはありますか?

他にも2,3社ほど面接を受けていたのですが、ランサーズの選考で驚いたのは、人事の方ではなく現場で働く社員が面接官を務めていることがほとんどだったことです。最初の面接から開発組織のマネージャーや入社後上司になる予定の方との面接でカジュアルにお話ができたので、一緒に働くイメージをクリアに持つことができました。

ー入社の決め手について教えてください。

面接でのお話を通して、自分が入社して働く姿を1番イメージできたのがランサーズだったことと、社員の方々がフレンドリーに接してくれて、受け入れてもらえている実感があったからです。また、関西や九州など遠方からフルリモートで勤務されている方が多いのも魅力的でしたね。今後自分が引っ越しをしたり、ライフスタイルの変化があってもランサーズなら働き続けられると感じたことも大きな決め手になりました。

ランサーズのSalesforceとして業務改善に従事。難関のプロダクトを実装し社内表彰

ー現在の仕事について教えてください。

BPR推進部に所属し、Salesforceエンジニアとして仕事をしています。BPR推進部は社内の業務課題を解決することをミッションに、システムごとにチームが分けられているのですが、私はSalesforceを活用した業務の効率化や改善に努めています。
具体的にはカスタマーコミュニケーションチーム(以下、CCチーム)が行っているクライアントへのサポート業務をSalesforceを活用して効率化することを目指しています。

ーSalesforceエンジニアの仕事はご自身で希望を出されていたのですか?

いえ、開発部長が私のSalesforceエンジニアの経験を見て「よかったらもう一度Salesforceエンジニアをやらないか」と提案してくれました。前々職から前職に転職をした時はSalesforceだけでなくさまざまな技術を経験したいという理由だったのですが、前職では多くのシステムに触れることができたので、このタイミングでまたSalesfoceと向き合ってもいいのではないかと思い、やりますと即答しました。

ー仕事をする上で心がけていることはありますか?

主にCCチームからの依頼や要望に対して機能を実装したり開発していく方式なので、CCの会議に参加したり、マネージャーと密に連絡を取り合うようにしています。また、中には難しい依頼もあるのですが、基本的にはできないと言わないようにしています。私は究極的にはシステムでできないことはないと考えているので、どんな依頼に対しても代替案を含めて可能な限り実現できるようにしています。

ー仕事での成功体験やモチベーションになったエピソードがあれば教えてください。

SalesforceのマーケティングオートメーションツールであるPardotを導入したことです。Pardotはこれまで何度も導入が検討されてきたのですが、費用対効果が未知数なのと他部署との連携のタイミングが上手く取れず、なかなか実行に移せていない状況でした。しかし、CCチームからどうしても導入したいという声があり、導入を進めることになりました。
経営陣からも本当に導入できるのかという声も上がっていたのですが、諦めずに試行錯誤したことで、検討してから1ヵ月ほどで実装、テスト、リリースまで回し、試験運用から2ヶ月ほどで本格導入まで運ぶことができました。
また、この導入がきっかけで社内表彰に選んでいただけました。これまでの社会人生活の中で個人の仕事ぶりを表彰という形で評価してもらえたことが初めてで、とても嬉しかったですし、今後の仕事のモチベーションにもなりました。

Salesforceを極めるだけでなく、ランサーズ全体のシステム開発を担っていけるエンジニアを目指したい

ーランサーズで働く中で魅力に感じていることがあれば教えてください。

コミュニケーションが取りやすいことと、会社全体が「とりあえずやってみよう」の精神を持っていることですね。ランサーズに入る前はベンチャーやスタートアップはなんとなく、社員一人一人がライバルで競争しないといけないイメージがありました。しかしランサーズは交流も多く和気藹々としていて、みなさんとても優しく接してくれています。
特にオンラインが多い中で、Slackの分報チャンネルやバーチャルオフィスツールがあるのはとてもありがたいです。わからないことは投げ掛ければすぐにメンバーが回答してくれるので、入社直後で不安なことが多い時にとても救われました。リモートワークでも誰かに聞きやすい雰囲気があるのはすごく魅力的だと思います。
また、エンジニア目線で魅力に感じるのは新しいツールを入れることに抵抗がないことです。バーチャルオフィスツールなどもそうですが、気になるツールはとりあえず試してみようというスタンスがあるので、社内システムがかなり充実していると感じました。そのような柔軟な社風に、社内エンジニアである私たちBPR推進部は助けられているとも思います。

ー今後の目標について聞かせてください。

Salesforceを活用している企業はランサーズ以外にもたくさんあるので、今後もアンテナを張ってSalesforceでできることを追求していきたいです。また、Salesforceにはいくつかの資格があるのですが、その資格を取得してランサーズがSaleceforceを活用できていることを内外に発信していけたらと思っています。
そして、将来的にはSalesforceだけではなく、他の業務システムやLances.jpのプラットフォームの開発など、現在の仕事の枠を越えて活躍していけるエンジニアを目指していきたいです。

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