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【21新卒/ストーリーNo.1】「聴く」が可能性を開く

<プロフィール>
新城 桜子(あらしろ さくらこ)/(さく)
1997年(沖縄県)生まれ。沖縄国際大学在学中。大手コーヒーチェーン店でのアルバイトを通して新人育成リーダーを勤めた経験もあり。就活支援業事業や地方就活生の支援サービスを行っている企業などのインターンとして従事。趣味はコーヒー淹れること。

ボランティア活動を通して見えてきた社会課題の本質

大学2~3年生の間に貧困問題を解決する為の「こども食堂」にてボランティアとして活動していました。「子どもの可能性を広げる」という目的でボランティアを始めたのですが、活動に関わっていくうちに、第三者がどれだけ何かを与えても本当の意味で可能性は広がっていかない。ということに気づき始めました。そこから調べてた結果、「親の収入・生活レベル」が根本の問題であると気づきました。

私が住んでいる沖縄県では、平均年収が全国ワースト1位かつ、母子世帯の割合が全国の約2倍というデータがあります。実際にボランティアとして活動をしている中で、困窮している中で助けを求められずに親が疲弊してしまい、子供に向き合うことが出来きずにいる人や、県外出身者で近くに助けを求められる親族のような人がいないなど、親を取り巻く課題が見えてきました。

可能性の開花は「聴くこと」から始まる

子ども食堂のボランティアスタッフとして活動する側、就活支援事業を行う企業でインターン生として学生の面談も行っていました。その際、大切にしていたのは「相手の話をただ聴くこと」でした。留学へ行こうか就活をしようか悩んでいる学生のモヤモヤや、短期のインターンシップに行った学生の感じたことをただ聴く。私が何かアドバイスをするのではなく、相手にとって話ができる環境を作ることで自身の違和感や疑問に気づいて、思考を整理し、進んでいくのを見るのが好きでした。
これらの経験から子どもの可能性を引き出すには「聴いてもらえる環境」があること、また親が「聴ける状態」を持続できるような仕事をしたいと思い、就職活動を始めました。何かしらの方法でアプローチできないか、と考えていた時にランサーズの「個のエンパワーメント」というミッションに惹かれました。

ランサーズのサービスであれば地域や時間が限定されている仕事でなくとも働ける。その人(親)自身が持っているスキルで何かしらの価値発揮ができる選択肢があれば、子供と向き合う時間や、会話する時間が増え、それが心の健康に繋がり、育まれれば私の抱いていた課題が解決されるのではないかと感じました。

事業内容はもちろんのこと、ランサーズではtoB、toCどちらの領域も見れることも私にとっては魅力的でした。「聴く、聴かれる」の体験は個人間で行われることですが、それをtoB(組織間)で起こすことができれば有意義な意見交換やより良いプロダクトに繋がると感じたので社会全体へ浸透するためにどちらも経験できることは重要でした。

あと、実は私ランサーズの採用選考中に面接官の方々とは別に12名の社員と面談を実地したんです(笑) 人事の方に設定いただいた方以外でもSNSを通じて元社員の方々やフリーランスとしてランサーズに関わっていた方々にも話を聞きました。そこで出逢った皆さんがランサーズに入った理由と退職はしたけど個人として実現したい世界観が、人事の方を通じてお話を聴いた社員の皆さまと相違なかったんです。誰かの為に、もしくは個人の力を伸ばしていく、発揮する場を創っていくという大事にしていたものが変わらなかったので、それに感銘を受けたこともランサーズへ入社した決め手になりました。

誰もが、自分自身を認めることができる社会にしていきたい

今後、働きやすい社会を実現したい、という気持ちは強くありますが、まずは個人1人1人が自分にOKを出せる社会を実現することから力を入れていきたいと思っています。「個の時代」と言われているからこそ上昇思考や成長欲求が高い人たちに揉まれて、「自分はどうしてできないんだろう。」「全然頑張れていない!もっとやらなきゃ!」と鞭を打ち自分を責めてしまうこともあるかもしれません。そんな時こそ、立ち止まらなくてもいいからスピードを落として自分の心の声を拾える状態を創りたいと思っています。前に進んでいくだけの「成長」に自らを縛るのではなく、一歩下がって二歩進むように「変化」し続けられる人が溢れたらと考えています。

また、ランサーズは企業とフリーランスの方の間に立つからこそ「三方良し」の立場でいることを大事にしていると就職活動中に知りました。まだまだフリーランスの方は個人ということもあり立場的な弱さから企業側に左右されてしまうこともあると考えられます。その中でランサーズは、問題が起こった時に、自分たちだけでなく、ランサーさんも一緒に巻き込み、どう解決していけばよいかを一緒に考えることが多い印象を受けました。実際に私自身も入社後はフリーランスの方々と協力し合いながら、企業様の声も聴きながら「三方良し」の実現に挑戦したいです。

「縁側の陽だまり」となり多くの人の支えとなれる人材になりたい

相手に聴いてもらえた体験を積んでいくことによって、自分が誰かの話を聴けるようになると思っています。その最初の聴いてもらえたを届ける人となり、ランサーズを通して関わっていくランサーの皆さまと進んでいければと思います。だいぶふわっとしているんですが将来的に「縁側の陽だまり」のような人でありたいなと思っています。ポカポカしてて、そこにいるとリラックス状態のまま集中ができて疲れたときに行くと安心できるような、ただ隣にいるだけで「よし、次も頑張ろう」と思ってもらえるような存在になりたいです。その理想に近づく為に、様々なスキルや経験を積んでんで変化していきます。

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