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2024年4月。
「就活まだ終わらんー」っていう人もいれば、「夏には動き出さないと、、」という人もいるだろう、このゴールデンウィーク前の時期。
多くの人が「どんな会社を選べば」「どんな働き方なら」と、頭を抱えながら“自分の人生が豊かなモノになるか”を考えている。
ワークライフバランスとは
「そういえば、ワークライフバランスってちゃんと意味を知らなかったかも」と思い、調べてみると
ワーク・ライフ・バランス(英: work–life balance)とは、ひとりひとりの人が自分の時間を、仕事とそれ以外で、どのような割合で分けているか、どのようなバランスにしているか、ということ
と出てきた。
仕事とそれ以外の時間を”はっきり分ける”ことで、心身ともに健康に過ごせるってことなんだろう。
でもこれって仕事は“心身に良くないモノ”で、それ以外の時間は“心身に良いモノ”っていうことが前提じゃないかな。
少し、重ねる
10年近くインターンシップを継続してきた弊社では、会社に来る学生に「カッコよく生きてほしい」「幸せになる努力をしてほしい」と伝え続けている。
ここからは僕個人の考えるになるけど、仕事とプライベートははっきりと分けずに、”少し、重ねる”のが良いと思っている。
1日8時間も働く(費やす)わけだから、自分の人生の大切な時間を過ごす同僚や上司とは、できればその8時間を互いの人生にとって嬉しいモノや充実したモノにしたい。例えば、ランチに相手の好きなお店に訪れるとか、休日に職場の人と過ごすのだって素敵だと思う。
休日に訪れた場所で、「これ、仕事でのアイデアにつながりそう」って思ったことのある大人は大勢いる。プライベートの時間の過ごし方が、仕事側に越境する時だってあるだろう。
そういう意味で、ワークライフバランスという言葉が”はっきり分けること”を推奨するかの様に広まっているのには少し疑問がある。
きっちり、はっきり、区別するってしんどくない?
人って「ちゃんと分けなきゃ」って思えば思うほど窮屈になるような気がするのは僕だけかな。
部屋の整理整頓でも、ごみの分別でも、やらなきゃいけないのにできない人めっちゃ多いやん。ルールとペナルティがセットじゃないとなかなかやれないよね。
誤解しないでもらいたいのが、仕事とプライベートを“完全に重ねる”ということではないということ。僕も、バスケの練習がある日は仕事を絶対延長しないし、年に一回は会社全体を休みにしてひとりで旅行も行くし。
確かに、選んだ職場が自分らしい重ね方をコントロールしづらい環境の場合だってある。だからこそみんな就職活動について必死に悩む。
でも「残業が極力無い」とか「社内であだ名禁止」みたいなきっちり、はっきり、あなたの仕事とプライベートを分けてくれる職場が必ずしもあなたにとって良い職場というわけではない、ということを覚えていてほしい。
今日、出張で佐賀に向かっています。
仕事きっかけで出会う人との時間が、仕事を忘れて笑える様な時間になれば良いなぁと思いながら新幹線で記しました。