イタリア旅行で感じたこと〜ローマの休日の舞台を訪れて〜
ココロ・ミルにて講師を勤めております、須藤です。
今回は、10日間の長期休暇の際に訪れたイタリアについて、感じたことをお話したいと思います。
イタリアへ向かった理由
2月上旬に10日間の休暇を頂いた際、すぐに思い浮かんだ行き先はイタリアでした。
元々、イタリアは最も行きたい国の一つでしたが、大学卒業後に時間を取れず、行く機会がなかなかありませんでした。その為、弊社の10日間の長期休暇は渡りに船でした。また、巡り合わせなのかもしれませんが、イタリアで就職した友人の誕生日が旅行日程と被っていたこともあり、すぐにイタリア行きのチケットを予約しました。
観光地を巡ってみて
今回の旅行では、ナポリ〜ポンペイ〜ローマ〜フィレンツェ〜ルッカ〜リボルノ〜ピサという7つの都市を主に観光しました。地図上ではあまり実感が湧かないと思いますが、イタリアという国は意外と小さいです。足に自信がある方ならば、上記の日程でも余裕をもって観光できる為、なるべく徒歩での移動をオススメします。特に、歩いてみると、現地の雰囲気や街の人々の生活感を肌で感じることができます。海外旅行という非日常な出来事の中に、現地の日常を感じることは良い経験になります。この経験を通して、今の自分の生活や仕事などを客観的に見直すことができるからです。
旅行で再認識したコミュニケーションの面白さ
幸い、現地にイタリア人と日本人の知人がいた為、普段の旅行よりも人と話す機会が多かったように思います。ガイドブックには載っていないナポリのピザ屋、ローマのパスタ屋、フィレンツェの肉料理市場、聞き慣れない古都ルッカの散策、ベネッティという世界的にも有名なクルーザーの拠点であるリボルノの歩き方などを教えてもらい、少し得をした気分になりました。塾講師という仕事柄、基本的に生徒との会話が仕事の大部分を占めています。私にとって、その人の話し方や人柄というのは、どれだけ人とコミュニケーションをしてきたかという経験値の表れだと考えています。特に、イタリア人という文化も言語も全く違う人々との交流は、自身の経験値を大きく伸ばしてくれたと実感しております。
旅行を通じて気づいたこと
皆さんは、日本とイタリアのGDPがほぼ同じという事実をご存知でしょうか。昨今、働き方改革や残業規制などが報じられ、物議を醸しています。現地で働く日本人に聞いてみたところ、イタリアでの仕事は、日本のような残業はほとんどなく、皆プライベートの時間や家族との時間が大事だと考えておりす。そして、日本と違い、それらをきっちり確保しています。なぜこのような違いについて、各々の生産性の意識によるのではと思いました。つまり、残業をしない=限られた時間でいかに高い生産性を生み出せるかということです。これは弊社にも通じるものがあります。平日の勤務時間は6時間ですが、この時間内にどれだけ付加価値の高い授業を行えるか、常に考えております。そして、社員全員が一丸となって取り組めば、時間に捕われない働き方を実現できると確信しております。
最後に
イタリア旅行から働き方についてというテーマに飛躍しましたが、これも長期休暇だからこその気づきだと思います。最後に、ローマではおなじみのトレビの泉にコインを投げて再訪を願う一方で、また違う国々の人々と交流を深めたいと思いました。