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KIYOラーニング株式会社のページをご覧いただいている皆様こんにちは。
技術広報メンバーの大原です。
今回はシステム本部が独自に活動している「勉強会」の第51回~第54回の4回分の内容を簡単に紹介させていただきます。
過去に勉強会について紹介するストーリーを公開していますので、まだの方は以下のリンクから是非一度ご覧ください。
システム本部の勉強会を紹介します
【第51回】
開催日:2022年6月24日(金)
講師:AirCourseグループ所属 エンジニアNさん
テーマ:GitHub Actions
当社がソース管理に利用しているGitHubの「GitHub Actions」という機能に関するテーマで開催されました。講師のNさんがAirCourseの開発業務で実際に活用したため、そのときに得たナレッジも含めて共有してくださいました。
GitHub Actionsに関する概要を最初に学び、そのあとで実際の業務でどのような活用をしたかについて発表がありました。
ポイントとしては次の3つです。
- 本番用の環境依存ファイルをGitHub Secretsを使って安全に管理している
- デプロイ時のライブラリ更新のダウンタイムをなくすためにDeployerを使ってシンボリックリンクを切り替えてデプロイしている
- GitHub Actionsの仮想環境から本番環境へのSSH接続でIPアドレス制限がかからないように一時的に許可する仕組みを入れている
こうした新しいことにも積極的にチャレンジしていくことはシステム本部らしいですね。
今後もこういった便利なサービスを積極的に活用して、開発業務の効率化を図りながらより良いサービスへの開発に集中できる環境を整備していきたいと思います。
【第52回】
開催日:2022年7月8日(金)
講師:デザイングループ所属 デザイナーTさん
テーマ:Figmaとは
ブラウザ上で簡単に使用できるFigmaというプロトタイピングデザインツールに関する勉強会でした。今回初めて講師を務めたデザイナーのTさんも実は使ったことがなかったということで、初歩的なところを中心に調べていただいた内容を説明していただきました。
一見するとエンジニアにとっては関係なさそうでしたが、デザイン以外にも資料作成など広く活用できるということで便利なツールだということが分かりました。
操作感はXD似ていてデザイナーにとっては使いやすいようです。
無料で使えたり、プラグインが豊富だったりと、XDと比較するとメリットが大きいポイントもいくつかあるようなので、最近ではデザイナーに人気のツールになっているようです。
XDなどの有料ツールを使ったことないエンジニアでもこういった無料のツールから入門してみるとスキルの幅が広がるかもしれません。
【第53回】
開催日:2022年7月22日(金)
講師:AirCourseグループ所属 エンジニアNさん
テーマ:TWSとBluetooth
とにかくイヤホンが好きで色々と買い集めては散財しているというエンジニアNさんからTWSイヤホンに関する発表がありました。勉強会っぽい内容になるようにとBluetoothについても取り上げてもらい、バージョンごとにどのように進化してきたのかなどについて学びました。
TWSイヤホンについている主な機能としては以下のようなものがあり、それぞれ説明していただきました。
- ノイズキャンセリング
- 外音取り込み
- マルチポイント
- 通話用マイク
- アプリ
- バッテリーライフ
- 接続方式
Bluetoothコーデック(音声圧縮方式)に関しても代表的なものや、次世代標準規格になりそうなものまで、それぞれの特徴について学びました。
勉強会の後半では理想的なイヤホンやヘッドホンについて雑談を行い、おススメのイヤホンやヘッドホンに関して意見を交換しました。講師のNさんは今までに数多くのイヤホンを購入して実際に使用してきたということですが、未だに理想的な製品に出会えていないということなので、今後もイヤホン探しの旅は続く予感がします。
【第54回】
開催日:2022年8月17日(水)
講師:AirCourseグループ所属 エンジニアNさん
テーマ:暗号化と電子署名
以前の勉強会で「ブロックチェーン」をテーマにした勉強会がありましたが、暗号化の部分についてよくわからないという声があったということで、「暗号化と電子署名」のテーマを今回講師を務めるNさんが選定してくださいました。
まずは共通鍵暗号方式と公開鍵暗号方式の2つの暗号方式とそれらを組み合わせたハイブリッド暗号方式について、仕組みやそれぞれのメリットとデメリットを理解しました。
そのあとで実際に使われている暗号化アルゴリズムで有名なものとして以下のものを取り上げました。
共通鍵暗号方式
- DES(Data Encryption Standard)
- AES(Advanced Encryption Standard)
公開鍵暗号方式
- RSA(Rivest Shamir Adleman)
- 楕円曲線暗号(Elliptic Curve Cryptography, ECC) ※ブロックチェーンでよく使われている
最後に公開鍵暗号方式を使った電子署名の仕組みについても学びました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今後もこのような形で定期的に勉強会の様子をお伝えしていきますのでお楽しみに♪