みなさんこんにちは!25卒内定者、後藤です。
KEIPE株式会社に興味をお持ちいただきありがとうございます。
私たちは「障がいを特別なものにせず、誰もがそこに居ていい社会」を目指して事業を展開しています!
このコーナーでは、KEIPEの最前線で働く社員の「想い」を探っていきます。
今回は、地域商社事業部長 飯室和希さんにお話をお聞きしました。
▼ PROFILE
1993年、山梨県に生まれる(31歳)
東京の大学に進学し、スポーツベンチャー企業でのファーストキャリアをスタート。
海外サッカー留学事業の立ち上げなど、2年で売り上げ5億円を創る立ち上げに成功。
山梨県へのUターンを機に2020年9月にKEIPEに入社。
入社後は就労支援事業の支援員としての日々を送る傍ら、事業立ち上げに着手。
地域事業部を立ち上げ、ふるさと納税を活用した事業を展開している
ー入社~これまでの飯室さんの仕事を教えてください
KEIPEに入社した時に侑馬さん(代表)と決めたことが、新しい事業を作るということでした。
当時は人手が足りず、就労支援の現場スタッフ(支援員)として働きつつ、新規事業の立ち上げに挑戦しました。
はじめに着手したのが、タンパク質やGABAの成分が豊富なプロテインスープです。
そしたらある日、侑馬さんに「ふるさと納税出せないかな?」と言われました。
この一言をきっかけにふるさと納税のマーケティング状況を調べてみると、まだまだ伸びていく市場だなと感じました。
同時期に笛吹市からも「名産のフルーツを盛り上げてほしい」という依頼をいただき、ふるさと納税での桃、巨峰、シャインマスカットの取り扱いをはじめました。
結果的には1ヶ月で1000件の出荷を実現でき、2024年には3万5000件も日本全国にお届けすることができました。
プロテインスープとふるさと納税の事業は全く別物のようにも見えますが、プロテインスープの商品開発~販売を学んでいたことは、大きな強みでした。
当時の経験は、今のふるさと納税の事業にも生かされています。
ーどうして地域課題とビジネスを統合していくのか?
「どうして」とか、考えたことがないほど「あたりまえ」だと思っています。
前職ではそんなことを考えたこともありませんでした。
KEIPEに入社した当初は、「障がいってこういうものかな?」という固定観念がありました。
一緒に働く中で、障がいの有無に関わらず、誰もが可能性を持っており、価値があるということに気がつきました。
しかし、現状の社会では働く場が少ない。
そんな現実を見て、みんなの能力を発揮し、可能性を広げ、活躍できる場をつくりたいと思いました。
まさに「障がいを特別なものにせず、誰もがそこに居ていい社会にする」ための場づくりです。
そのためには、収益性の高い事業を作らなくてはいけません。
2024年以降、全国で次々とA型事業所が閉鎖し、、4,000人以上が解雇される事態も起こってします。
事業性の高いものを作るためには、企業側がその環境を作る必要があり、働く人たちも価値を出せるようにしていかなくてはならない。
「言われた作業をする」といった機械的な動きではなく、
ひとりひとりが主体性を発揮して、最大限活躍できるような、ダイナミックな動きをしていかなくてはなりません。
このダイナミックな動きを大きな波としてどんどん生み出していくことがKEIPEの役割であり、自分自身の役割だと考えています。
ー目指している社会を作るうえでの、自分の強みは?
「つくる。やる。」です。
0から1を作り出すことができるのが、自分の強さだと思っています。
また「これを実現するぞ」と決めたことに対しては、曲げない、とことん結果にこだわります。
そういった自分の強みはKEIPEだからこそ発揮できていると思います。
KEIPEは、「こんな事業、仕事を創りたいです!」と宣言すれば、できる。
すでに目指している人たちがいて、一緒にそこに向かっていく仲間がいます。
そういった応援できる土壌や体制、組織というものがKEIPEの強さであり、今後の未来を創り出していく上でも必要不可欠なことです。
まだまだ未熟で、成長痛を感じることもありますが、1歩ずつ、より強く、よりしなやかな組織に進んでいます。
ー地域商社の未来展望を教えてください。
数字としては、売上2億を目指しています。
2025年3月には、ドライフルーツ等の商品であったり、ジェラートを作っていきます。
そのために日本でも最先端のドライフルーツの製造手法を取り入れた製造・加工工場の建設も進んでいます。
製造・加工を内製化することで、社内にノウハウを貯めていくことはもちろん、雇用を創出することもできます。
製造・加工はKEIPEに任せ、地域商社事業部が責任を持って売ることができるプラットフォーマーを目指していきます。
それが、働きづらさを感じる人たちの雇用に繋がり、地域の農家さんにとっても役に立つことにつながると考えています。
さらに今から取り組むドライフルーツ・ジェラートなどの製造・販売のモデルケースを確立し、全国にある就労支援の事業所に広げていきたいと考えています。
KEIPEで組み上げたモデルを全国に展開し、地域商社事業部が責任を持って販売する。
そんな枠組みを目指しています。
ー働くうえでの原動力は?
自分は幸せな人生を歩んできていると思っています。
幸せなことに、小さいころから運動も良くできましたし、人間関係も恵まれていたと思っています。
しかし、これは自分の力で獲得したものではなく、与えられたものであると思っています。
KEIPEに入ってから、何かしらの理由があって社会で居づらさを感じている人がいることを知りました。
だからこそ「与えられてきたものを今度は自分が与えられるような人生を送る」という使命感があります。
ちっぽけな人間ですが、自分が経験してきたことでも、社会に与えられるものはあると思っています。
日々自分の行動で体現していきたいです。
ー地域商社にはどんな人に来てほしいですか?
チャレンジングな人です。
「自分で何か生み出したい」という情熱があれば、スキルは問いません。
「僕が/私が、社会を変えるんだ!」ぐらいの気持ちを持っている人と一緒に働けたらうれしいです!
あなたが踏み出したいと思う一歩を、KEIPEはとことん応援します。
そのための仕組みや学びの土台をどんどんつくっている最中です。
あなたが目指す未来、一緒に挑戦させてください!
終わりに
今回のインタビューでは、飯室さんの周りを巻き込む力や推進力、芯の強さを改めて実感しました。
また次のストーリーでお会いしましょう!
ご覧いただきありがとうございました。