私たちは「障がいを特別なものにせず、誰もがそこに居ていい社会」を目指して事業を展開しています。
このコーナーでは、KEIPEの最前線で働く社員の入社のきっかけや想いを探っていきます。
今回は就労支援サポーター三科和優にインタビューしました。
▼ PROFILE
1993年、山梨県笛吹市育ち(32歳) 。キャリアのスタートは、自動車販売ディーラー。その後電気工事士となり経験を積み、家族の会社で経営を任されたのち、202年にKEIPEに入社。現在は就労支援サポーターとして活躍。
遠回りこそが財産になった異色のキャリア
-三科さんのこれまでのキャリアを教えてください。
僕の最初のキャリアは、大手カーディーラーでの営業でした。警察官になりたかったんですが、試験に落ちてしまって。その時は、有名な会社、大きな会社を選べば、とりあえず安心だと思っていました。
次に飛び込んだのは、全くの未経験である電気工事士の道。おじの会社で、建物の電気配線や器具設置を行う激務の日々でした。
や器具設置を行う激務の日々でした。
-電気工事士へのキャリアチェンジはどんな気持ちで決断したんですか
やったことのない仕事にチャレンジしたかったんです。最初はきつかったですが、2年目には技術を身につけ、お金も稼げるようになって楽しかったです。4年目には法人化して取締役にもなりました。
-大出世ですね!
そうですね。(笑)
でも、コロナ禍での仕事の減少や、経営上のトラブルを機に、会社を退職することになったんです。
-いろいろな経験をされているんですね。KEIPEとの出会いは何がきっかけだったんですか?
高校の同級生が、たまたまKEIPEで働いていたんです。
その友人が、本当に楽しそうに働いていたんですよね。やりがいがある仕事なんだというのが伝わってきて、KEIPEに興味を持ちました。
学生時代に障がい者の方々とボランティア活動をしていた経験はありましたが、福祉を仕事にするとは考えていませんでしたが、その時興味が湧いてきたんです。
「あなたは何がしたい?」常識を揺さぶられたKEIPEとの出会い
-実際に働いている社員を身近に見て、福祉、そしてKEIPEへの興味を持ったんですね。
そうなんです。福祉への興味を持ち、KEIPEに応募してみようと思いました。その選考は、僕にとってキャリアを見つめ直す濃密な時間となりました。
1回目の面接では、事業部長からKEIPEの理念やビジョンを説明していただくだけでなく、大切にしている考え方「考え方や捉え方で世界が変わる(インサイドアウト)」についてお話いただき、その考え方が印象的でした。
※KEIPEが大事にする考え方「インサイドアウト」についてはこちら
2回目の面接では、現場メンバーとお話しました。一人ひとりのKEIPEで働くうえでの明確な思いを持って働いていることに感銘を受けました。
-そして、3回目の面接で運命的な問いを投げかけられたとか?
そうなんです。3回目の面接で、漠然と「将来小料理屋をやりたい」と語った僕に対し、侑馬さん(代表取締役)から「なんで今すぐやらないの?」と言われたんです。
その言葉は、自分の中で漠然としていたものに疑問を持つきっかけとなりました。「あなたが人生で本当にやりたいことは何?」っていう、働く上での自分の本質を問う時間だったんです。今でも鮮明に覚えています。
枠を壊す挑戦。「優しい」ではなく「対等な」関係へ
-入社後は就労支援事業部で働き始めたんですね。
当初は戸惑いばかりでしたね。何をしたら良いか分からず、人に頼りきりでした。
でも、わからないながらも、まずはメンバーとコミュニケーションを取ろうと、社内外の様々な拠点で働きました。
そんな中で気づいたのは、自分が思っていた『優しい』は『甘い』になっていたということでした。
その時は、メンバーの意見にただうなずき、同調することが「寄り添うこと」だと勘違いしていたんですよね。
でもだんだん、メンバーと対等に向き合って、その人がどうなっていたら幸せなのかという、本質的な問いを常に考えるようになっていきました。
ーどうして考え方が変わったんでしょう?
KEIPEのみんなから「本当は何がしたいの?」と問われ続けていたんですね。それによって自己開示ができるようになったし、自分の言葉に責任を持ちたいなと思ったんです。
それに、今思うと、前までは人生でも働くうえでも大切にするものがなかったんですよね。
ー今は大切にしたいことは明確になりましたか?
はい。今は明確に「感謝の気持ちを忘れない」こと、「当たり前を当たり前で終わらせない」こと。この2つを大切にしていこうと決めています。
ー素敵ですね。三科さんはいろいろなことにチャレンジしていますよね?
僕は人前で話すことが苦手だったんです。それを克服できるんじゃないかって、仲間が全体研修のプロジェクトチームに入ることを勧めてくれました。
今では、研修プログラムを企画し、「自分事として捉えられる研修」を作ることに挑戦しています。
人を見捨てない。KEIPEでのこれから
-三科さんにとってKEIPEってどんな存在なんでしょう?
KEIPEは「人を見捨てない」コミュニティだと思っています。
KEIPEには、最後まで誰かが手を差し伸べ、救い上げようとしてくれる文化があるんですよね。未経験で入った人でも、失敗を恐れず挑戦できるのは、この安心感があるからです。
KEIPEでは福祉の仕事をしているけれど、福祉の枠を超えて、人の挑戦を応援できる会社です。
僕もKEIPEの仲間がやりたいことを実現できる場をつくりたいと思っています!
福祉経験がなくても、何か新しいことにチャレンジしたい。
そんな思いを持つ人も活躍できる場がKEIPEにはあります。