カウシェ採用情報
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「やらないといけないことが無限にあり、継続して成長していけることが、エンジニア的には最高の環境」「ワクワクって定性的な部分ではありますが、そこがカウシェの魅力だと思うんです」——今回は、プロダクトの未来や、カウシェのアーキテクチャをどう変えていくかなどを、CPOの深谷とアーキテクトの伊藤の対談形式でお届けします。
深谷 哲史 / @akifumi / CPO1991年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒。2014年DeNAに新卒入社し、マンガボックスの収益化に貢献。2018年6月にメルカリに入社、iOSテックリードとしてメルペイの立ち上げを行う。2020年7月よりカウシェに参画。これまでのPM経験やテックリードとしての知見を活かし、技術戦略を担当。
伊藤 雄貴 / @yuki.itoDeNA を経て 2018 年にメルペイにジョインし、Tech Lead や Architect としてマイクロサービスの開発や組織横断的な技術課題の解決に携わる。カウシェには立ち上げのタイミングから副業として参画し Backend 全般の実装を行う。2022 年 7 月より Architect としてカウシェに正式にジョインし、全社的な技術戦略の意思決定や技術基盤の構築に携わる。
@akifumi:
itoくんが正社員でジョインするのが楽しみなのですが、カウシェにジョインした理由を改めてお聞きしてもいいですか?
@yuki.to:
ありがとうございます。僕は、技術で事業を広く支えることに情熱を持っており、カウシェはサービスの成長に伴って技術的に挑戦できることが大きくなってきていると思ったのが、このタイミングで正社員としてのジョインを決めた理由です。
僕はカウシェの立ち上げから参加しており、1人目のメンバーでした。
僕の中でカウシェはスタートアップとしての「最高傑作」と言えるプロダクトだと思っており、そのプロダクトが継続的に成長し、GMVが伸び、メンバーが増え、事業・会社の成長を日々感じていました。
その中でやりたいことが無限に増え、それに伴う技術チャレンジも増えてきている。
エンジニアリング的にこうした方がいいという細かいものから、大きな設計まで含めると、もうすでに50個ぐらいチケットを切っていて、かなり技術的にチャレンジングだと思うんです。
今までは0→1で上手くいっていたところが、これからサービスが1→10、100、1000と大きくなっていくにあたり、技術的により良くしていけると思う箇所が数多くあります。
自分のやりたいことと、カウシェがやっていかなきゃいけないことがマッチしていて、自分の限界を超えて成長・挑戦していけるような環境になったというのもカウシェにジョインを決めた大きな要因です。
@akifumi:
話を聞いていて、当時一番最初に声をかけたのがitoくんだったなと、昔を思い出しました。
@yuki.to:
akifumiさんとはDeNAでもメルカリでも一緒だったので、今また満を持して…という感じですね。
@akifumi:
うんうん。これまでは今できる0→1のベストを作ってきたけれど、今まさにフェーズが変わろうとしているタイミングで、新たな課題が出てきてると思いました。
@yuki.to:
そうですね。今までは、いかに早くお客様に使っていただけるかを目指して極限まで削ぎ落としたプロダクト開発を行っていました。
立ち上げ時のカウシェはこの「極限まで削ぎ落とす」というところのバランスが美しかったと思っていますが、事業が大きくなるにつれてその削ぎ落とした部分を作っていかないといけないタイミングが来ているのかなと思っています。例えばアプリケーションをどのような基盤で動かしていくか、Releiability、Observability、CI/CD、認証認可などがあって、いろいろな技術要素でギリギリを攻めたのですが、プロダクトを100倍・1,000倍にスケールしていく、という未来を考えると、もっと基盤を固めなきゃいけないなと。
そういった時に、自分が今持っている能力の限界を超えて学んで、かつその技術でビジネスを支えていける環境が、今まさにカウシェにあると思っています。
やらないといけないことが無限にあって、継続的に成長していけるというのが、やっぱりエンジニア的には最高の環境だと思います。
@akifumi:
これまでは0→1でスピードを重視してきましたが、ここからユーザー数が増え、GMVがさらに伸び、規模も大きくなっていく中で、どう変えていきたいと考えていますか?
@yuki.to:
今までは、デプロイするものもひとつしかなかったのですが、今後は事業者に管理画面を提供したり、内部オペレーターの作業用ツール、カウシェというアプリを支えるAPIや機能もどんどん増えていくタイミングだと思います。
カウシェのメンバーもどんどん増えていくので、それぞれのチームが独立して、いかにスピードを出してやるべきことをやっていけるかというのが大事になってくると思います。チームとして開発するものを分割をして、どう権限を分離していくべきか。中長期的なビジョンを今まさに設計している最中で、面白いフェーズだと思います。
@akifumi:
確かにそうですね。事業の成長と共に、資金調達もあり、組織も成長していきます。複数のチームが、自律自燃に開発していける体制をアーキテクチャ側から支えるというのは非常に重要だなと思っています。そこをゼロからやっていく、中長期のロードマップをこれから作っていくのはすごく面白いフェーズ。まさに今やるべきことですね。
@yuki.to:
前職のメルカリでもアーキテクトというロールを担当していたのですが、皆さんご存知の通り、メルカリは毎月大きなGMVを生み出すアプリケーションです。当然、その裏側を支える技術も、日本の中ではかなり洗練されていると思っています。自分もそこで仕事ができることがすごく面白かった。メルカリは規模が大きいからこそ活きる技術要素を使っていて、スタートアップで使う技術要素とは、違うところがあると思うんです。メルカリでの仕事を「都市を整備する」と例えるなら、カウシェは「荒野に家を建てる」ような違いがある。
僕はカウシェで、その荒野に建てた家をどうやって都市にしていくか、というのを考えたいと思っています。
フェーズによって違った面白さがあると思うので、今のカウシェに入ってこそ、荒野に家を建てるところから、都市になるところまでを味わえると思うんです。やはりそこが「フルコミットするには今しかない」と決めた大きなポイントでしたね。
@akifumi:
まさに今、土地を耕して、やっと家が建てられそうだ、というタイミングですもんね。「荒野に家を建てる」って、例えばどんな所から始まるんですか?
@yuki.to:
例えばカウシェはまだ1つのサービスで、それをどう分割していくか、お客様の体験をさらに良くし、さらに速度をどう上げていくか、というのを考えていくフェーズだと思うんです。それがここから10個、100個のチームとなっていくと、それをどうやってアーキテクトとして設計していくか、というのがまさに荒野に家を建てる始まりだと思います。
チームの分割だけではなくて、認証認可や、継続的なセキュリティチェックなど、いかにお客様にエラーなどが出ないようにしていくかや、安全性などの部分も今は最低限整えているといった状態ですが、 これがビジネスが伸びてくるタイミングでは少しの停止などがクリティカルになり得ると思っていて。お客様の信頼を損なってしまうことになるので、それを如何に最小化するか、というのはチャレンジとして面白いところではあります。
@akifumi:
今後事業が伸びていくとさらに大規模トラフィックを支えることになるので、そこも含めやっていきたいですね。
@yuki.to:
今もカウシェはかなりの数のお客様に使っていただいていますが、まだまだこんなものではないくらいのトラフィックを作れるサービスだと信じています。そうすると、ヒリつくような物作りを味わえるので、やっぱり楽しいですよね。一瞬の隙も許されないような環境が心地いいと思うタイプなので、とても楽しみです。
@akifumi:
いいですね、それを支えるitoくん。僕も楽しみです。
@yuki.to:
僕から質問なのですが、CPOとしてプロダクトの未来をどうしていきたいと考えていますか?
@akifumi:
「世界一楽しいショッピング体験をつくる」というビジョンそのものではあるのですが、今までのオンラインショッピングは「早く・安く・商品を効率的に届けること」に注力してきました。カウシェでは、オフラインでの「人の存在」がもたらすショッピング体験に着目しています。
買い物の本来の楽しさって、週末に友達や家族と予定を合わせてショッピングモールへ向かい、ワクワクしながら商品を手に取り、「これかっこいい」「かわいいね」「これは便利そうだね」といった人と人がコミュニケーションを取りながら購入するという体験が、賑やかさがあって、リアルの買い物の体験の醍醐味だと思います。
今、オンラインでは実現していないものだからこそ、カウシェではそれを実現したいと考えています。
技術的なチャレンジというか、結構難しそうだなと思っているのが、ソーシャルとECが融合されたプロダクトを作ること。
EC単体、SNS単体でビシネスとしてやっている会社がたくさんある中で、それらを融合した体験を作っていくのは、とても難しいチャレンジだと考えています。
システム的にも難しいと思うんですよね。複雑なものを1個にしていく。ここをどうやって実現するか、模索し続けている所です。
@yuki.to:
なるほど。ソーシャル要素の部分はワクワクします。難しいけれど、面白い部分でもありますね。答えがないからこそ、色々試して、感覚を掴んでいかないといけない部分があるかなと思っていて。いかにTry Firstに新しい機能を作りやすいか、生産性を高くできるか、といった基盤作りが、ソーシャルECの未来を作っていく上で技術的に支えていける部分かと思いました。
@akifumi:
ワクワクって定性的な部分ではあるのですが、そこがカウシェの魅力だと思うんです。そしてカウシェを選んでいただける理由・価値の部分だと思っているので、カウシェに行くと、人との繋がりがあって楽しい、コミュニケーションが起きる、などの体験を作っていきたいと思っています。その部分は片鱗としてもう見えてきているところもあると思うので、プロダクトとして、しっかり体験に落とし込んでいきます。
更に先の話としては、シェア買いの規模が大きくなっていくと、売上予想ができるようになると思うので、お客様から「こういうものが欲しい」という言葉を受けてから商品を作ったり、お客様の欲しい量だけを無駄なく作る、C2Mモデル(Consumer-to-manufacturer)というチャレンジもしたいですね。
@yuki.to:
それを聞くと、ますますワクワクしますね。これから作っていくものが無限にあると思うので、それをいかに素早く、お客様に安全性・信頼感を持って提供できるかを、このタイミングでしっかり考えたいです。
@akifumi:
既にitoくんのタスクって正式フルコミット前にして50個以上ありますよね(笑)
@yuki.to:
そうですね(笑)これをやりたいとか、これをやった方がいいと思うことが既にたくさん頭の中あって、フルコミット前のタイミングでチケットに書き出してみたら既に50個を超えていました(笑)
まだまだ全然書き出し途中なので、これが100個以上になっていく感じだと思うのですが、めちゃくちゃやらなきゃいけないことがある感じですね。優先順位をつけて、いかに早くお客様に安心と信頼と面白い体験を届けていけるか、ということを考えています。
自分の持っている技術だけで支えるのでは足りないと思っていて、自分の限界を超えて学びつつ、いかにいいものを作っていけるか、というところがやっぱり面白いところですね。
@akifumi:
カウシェはまだまだスタートラインに立ったばかり。これから一緒に、更に頑張らせてください。
@akifumi:
タスクがたくさんある中で、どんな人と働きたいかなどはありますか?
@yuki.to:
組織ビジョンである「自律自燃」が軸にある人がいいですね。単純にタスクを進めるだけではなく、そこからはみ出て「もっとこうしたい」と考えることに面白味を感じられる人には楽しめる環境かと思います。実装して終わり、ではないことがほとんどなので、 知らない部分にも切り込んでいって、問題を発見し、学ぶというサイクルを楽しめる人がいいんじゃないかと。
バリューのひとつであるTry Firstは「失敗を恐れずに挑戦をし続けて成功に繋げていく、というサイクルを如何にすばやく回していけるか」ということだと思っているので、それができる人がカウシェに合うと思います。
@akifumi:
自律自燃の部分はまさにですね。まだまだカウシェは少人数なので、自分達で考えて自分達で変えていく、ということができる環境。オーナーシップを持ってチャレンジしたい人にはぴったりだと思います。
少しでも気になった方は、ぜひ下記よりエントリーいただければと思います。
イベント情報
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