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服薬期間中フォローに関するニュースリリースについて、反省と改めての思い

カケハシの中尾(@kakehashiyutaka)です。

先日、服薬期間中フォローに関する独自のアンケート調査について、ニュースリリースを行いました。

こちらについて一部誤解を招きかねない表現があったことをうけ、本日、内容を見直し改訂稿として再度リリースいたしました。

服薬期間中フォローの認知率4割、うち「メリットを感じる」回答が9割株式会社カケハシのプレスリリース(2023年8月10日 09時00分)服薬期間中フォローの認知率4割、うち[メリットを感じprtimes.jp

混乱を招きかねない情報発信について反省し深くお詫びするとともに、ご意見をくださった皆さまに深く感謝申し上げます。

この場を借りて、こちらのリリースに込めた私たちの思いを、改めてお伝えできればと思います。

ニュースリリースの背景にあった思い

薬局・薬剤師の仕事によって生まれる価値を、いかに患者・生活者に届けるか。

私たちカケハシの原点であり、今なお向き合いつづけているテーマです。

その中で、価値を届けるための仕組みやコンテンツの創出はもちろんですが、その価値を定量化し、客観的に評価しやすくすることも極めて重要なポイントの一つだと考えています。

調剤薬局に「対物から対人へ」の業務シフトが強く求められるようになり早数年。私の身近なところでも「おかげで副作用に気づけた」「相談できてよかった」といった声を耳にするようになり、確かな変化を感じています。

おくすり連絡帳「Pocket Musubi」を使ったフォローの実例もおかげさまで日々増えており、目を見張るような“患者さんの変化”がレポートされることも珍しくなくなってきました。

私自身ユーザー薬局の現場にお伺いすることも多くありますが、たいへんな業務のなかで患者さんとのコミュニケーションを重ねておられる薬剤師さんの姿を目にするにつけ、“医療の現場を支える薬局・薬剤師お一人ひとりの仕事あってこその進化”だということを痛感しています。

とはいえ、これがゴールというわけではないはずです。この進化をさらに前へと進めていくためにも、まず現状を適切に把握することが重要だと考えています。

私たちとしてもサービスの提供にあたり日々さまざまなデータを参照していますが、服薬期間中フォローについて “患者さん” がどう認識しているのかについては、参照できる報告がそれほど多くないことに行き当たりました。

そこで、限られた対象数ではありますが当社にて調査を行い、まず現状を把握しようとしたのが、今回のリリースにあるアンケート調査です。

そしてそのファクト情報を、薬局・薬剤師の皆さまをはじめ、当社と同じくより良い医療システムの実現を目指す方々に活かしていただけたらという思いで公開したものが、今回のニュースリリースでした。

調査の結果では、服薬期間中フォローという言葉を知っていると答えた回答者が約4割、そのうちフォローが有益だと感じる回答が約9割に。薬剤師に相談したいこととして「処方薬の効果や副作用について」「処方薬の服用タイミングや方法について」「市販薬について」「健康全般について」といったポイントもあがっており、薬剤師からのアプローチ余地の大きさを感じていただけたら、という思いもありました。

服薬期間中フォローに対する考えと、これからに向けて

一方で、調査の結果にある「服薬期間中フォローを受けたことのない方が回答者の9割を占めた」というファクト情報は、ともすれば「すべての患者さんに服薬期間中フォローが必要」というメッセージにも受け取れてしまうものになっていたかもしれず、反省しております。

もちろん、そこに私たちの真意はありません。

服薬期間中フォローが目指すべきは、「薬に関する問題や困りごとを抱えた患者さんに対して、もれなく薬剤師からのフォローがなされている状態」だというのが、私たちカケハシの考えです。

先のファクト情報は「回答者の1割が服薬期間中フォローを受けたことがある」とよむこともできます。そこから「フォローが必要な方にフォローの手が届きつつある」という解釈も可能だと思います。

しかし、服薬期間中フォローを次世代を支える医療インフラの一つとして確立させるためにも、つねに改善思考で現状を捉え、新たな課題と仮説を導き出していきたいと、私たちカケハシは考えます。

例えば、受けたことのない9割のなかにもフォローが必要な方がいるんじゃないか。こうした問いから、医療の現場の課題を解決しうる、次の打ち手を探っていきたい。未熟で至らないところが大きかったかもしれませんが、あくまでそれが今回の調査を通じて実現したいことでした。

願わくば、社会のより良い未来をともに議論しながら、課題解決への歩みをともにできますと幸いです。


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