目次
- 【会社やプロダクトについて】
- Q. カケハシって何をやっている会社ですか?
- Q. どんなプロダクトがありますか?
- 【開発チームについて】
- Q. プロダクト開発の組織体制は?
- Q. 企画・開発のプロセスは?
- Q. 技術スタックは?
- 【職場環境や人事制度について】
- Q. リモートワークは可能?
- Q. 貸与されるPCのスペックは?
【会社やプロダクトについて】
Q. カケハシって何をやっている会社ですか?
日本の医療体験を、しなやかに。
このミッションのもと、日本に約6万店(コンビニの店舗数以上)ある調剤薬局のDXを推進する各種プロダクトを展開しています。
Q. どんなプロダクトがありますか?
▼Musubi(ムスビ)
調剤薬局ではその業務の一環として、薬剤師が行なった調剤と、患者に対する聞き取りやアドバイス(服薬指導)の履歴をもれなく記録することが必要です。その記録(=薬歴)をとる作業が、薬局の多大な業務負担になっています。また患者への服薬指導が薬剤師個人のスキルに依存し、クオリティにばらつきが生じることも少なくありません。
こうした課題を、記録の自動化やコンテンツレコメンドによって解決したのがMusubiです。Musubiは、タッチデバイスに処方に応じた薬の説明が表示され、その画面を患者に見せながら画面をタップすると、その内容が自動的に薬歴に記載されるという仕組みになっています。つまりMusubiを使えば、「患者とのコミュニケーション」と「薬歴記入」という2つの業務を“同時に”できるようになるのです。これにより、今まで服薬指導とは別に毎日数時間かかっていた薬歴記入に関わる薬剤師の業務負担が大幅に削減されます。
さらにMusubiには、患者さんの健康状態や生活習慣にあわせた服薬指導やアドバイスコンテンツを自動的に提示し、患者と薬剤師のコミュニケーションを促す機能もあります。これにより、単なる薬の説明にとどまらない新しい薬局体験を患者に提供することが可能になります。
▼Pocket Musubi(ポケットムスビ)
調剤薬局を利用する患者と調剤薬局をむすぶ「おくすり連絡帳アプリ」です。
先日の薬機法改正により、薬局が必要に応じて患者の薬の使用を“継続的に”フォローすることが義務化されました。しかし多くの薬局が、それを実践するための現実的な業務フローの構築に課題を抱えています。
Pocket Musubiは、患者向けのアプリを通じて患者のリアルな服薬状況を計測し、フォローが必要な対象患者を自動的にスクリーニング。薬剤師がそのままアプリ上で適切なフォローを行なうことができるシステムです。「必要な患者さんに」「最小限の業務負荷で」コミュニケーションを図ることで、患者満足を実現しながら現実的で継続可能な業務フローの構築を支援します。
▼Musubi Insight(ムスビインサイト)
Musubi Insightは、調剤薬局向けの経営ダッシュボードです。
今や当たり前となりつつある企業経営におけるデータ活用ですが、調剤薬局の多くが未だ必要なデータを集めることに苦労しており、その結果、適切な意思決定や業務改善に至っていないケースが少なくありません。
Musubi Insightは患者の来局数や再来率、薬剤師の薬歴作成時間など、薬局経営に必要なあらゆる情報を自動的に集約し、グラフやチャートで分かりやすく可視化。データ活用による薬局経営の適正化を促し、薬局が本来取り組むべき患者フォローの充実を後押しします。
▼AI在庫管理サービス(2021年夏リリース予定)
薬局における在庫管理・発注業務をAIを使うことによって効率的に行なうシステムです。薬局の在庫管理や発注といった業務はコンビニなど他業界と比較すると、勘と経験に多くの部分を依存しており、テクノロジーによる最適化の介在余地を多く残しています。AIを活用した在庫管理サービスを通じてその変革を目指します。
【開発チームについて】
Q. プロダクト開発の組織体制は?
ピラミッド構造の組織ではなく、プロダクトごとの開発チームを、提供価値ごとにグルーピングした組織体制です。
チームの規模は大きくて10人以上、小さくて2〜3人。それぞれ専属の開発ディレクター/プロダクトマネジャー/ソフトウェアエンジニア/デザイナーで構成されています。ロードマップから機能追加、プロジェクトの進め方など、基本的にチームの自治に任されています。
Q. 企画・開発のプロセスは?
スクラムの考え方に則ったプロセスを徹底しています。チームごとにメンバー全員での議論を重視しており、ソフトウェアエンジニアそれぞれが自身の得意分野をリードしながらも、フロントエンド〜バックエンド〜インフラを横断的に見ているケースがほとんどです。
また正社員の1割程度にドメインエキスパートとしての役割を担う「薬剤師」の有資格メンバーがおり、薬局・薬剤師の現場感覚を捉えた企画・仕様検討にこだわっています。
開発プロセス全体のイメージ
Q. 技術スタックは?
各チームのエンジニアが、ユーザーとシステムにとって最適なものを選定しています。
プログラミング言語
・TypeScript
・Python
アプリケーションフレームワーク
・Angular
・Pyramid
・React
・Django
・Chalice
・Electron
AWSインフラストラクチャー
・Airflow(MWAA)
・Amplify
・API Gateway
・AppSync
・Athena
・Aurora(MySQL)
・Cognito
・Data Pipeline
・DynamoDB
・EC2
・Elastic Beanstalk
・Elasticsearch Service
・EMR
・Fargate
・Glue
・Kinesis
・Lambda
・S3
・SageMaker
・SNS
CI/CDパイプラインで利用しているツール
・GitHub Actions
・CircleCI
・SonarCloud
・mabl
・Terraform
・CDK
モニタリング
・Datadog
・Sentry
・PagerDuty
【職場環境や人事制度について】
Q. リモートワークは可能?
可能です。コアタイムのないフルフレックス制度を導入しており、多くのメンバーがフルリモートで働いています。日常的な出社を前提としない、オフィスから離れたエリアに住むメンバーも活躍しています。
リモート環境でもデメリットを感じることなく仕事ができるよう、環境整備や全社イベントの開催などコミュニケーションの整備にも継続的に力を注いでいます。
Q. 貸与されるPCのスペックは?
・MacBook Pro 13インチ
・キーボード選択可(JIS・US)
Q. 福利厚生の制度は?
現在は下記の制度があり、実際にほとんどのメンバーに活用実績があります。
・スキルアップ支援制度 10,000円まで/月
・リモートワーク手当 5,000円/月
・コミュニケーション支援(オンライン利用可) 3,000円まで/月
Q. 評価制度は?
評価のタイミングは半年に1回、そのつど昇給・昇格の機会が設けられています。全社員対象の信託型ストックオプションを採用しており、評価に応じてポイントが加算されます。
【採用について】
Q. 募集しているポジションは?
こちらをご覧ください。
Q. 選考プロセスは?
職種やポジション、状況によって多少異なりますが、主に下記のプロセスとなります。面接は基本的にオンラインでの実施です。書類選考からオファーまでの期間は、約1ヶ月程度を予定しています。
▼書類選考
主にスキルフィットの確認です。
▼一次面接
開発ディレクターによる面接。
▼二次面接
エンジニアによる面接。
▼最終面接
CTO、PdM等による面接。
▼オファー
Q. 面接で確認されることは?
例えば下記のような質問をさせていただきます。カルチャーフィットを重視しており、当社のバリューの観点からもお話を伺うようにしています。
<基本的な質問>
・転職を考えることになったきっかけ
・想定している転職タイミング
・次に働く環境に求めているもの
・カケハシの選考を希望した理由
<技術的な質問>
・プロダクトについての印象(良いと思う点や改善点)
・~(言語・技術)の好きなところと嫌いなところ
・技術情報の収集方法
・最近の技術的トピックで特に興味深いと感じたもの
<バリューに関する質問>
・ユーザーからの要望が明らかに自分たちのサービスに合致しない場合の課題解決事例
・意見対立した際に、正面から向き合ってうまくいったケース、うまくいかなかったケースの事例
・チームの一員として動く時にときに気をつけていることと、それを表す具体的なエピソード
・自身の課題意識を起点に、自身の意思決定責任の上で進めた業務や取り組みのエピソード
・これまでの職場で(働き方や考え方において)最も自分自身を変える必要を感じた場面やその理由
・自分にしかできなかったことを、他の方でもできるように改善した事例
Q. 選考に進むかどうか決めていないけど、話を聞くことは可能?
もちろんです! カケハシという会社や私たちのプロダクト、カルチャーを知っていただいた上でご判断いただけたらと思います。まずはカジュアルにお話しませんか?