Kaizen PlatformでKaizenAdのプロダクトマネージャをしている笹子です。
今日は、最高の仕事をするために必要な最高の道具、そんなお話をしたいとおもいます。
かれこれ、15年くらい社会人をやってきて、最高の仕事をするために、いかに無駄な仕事を減らすか、本質的な課題解決のために時間を作るか、そんなことばかり考えております。
限られた時間の中で、お客様に価値提供したものが勝者になるわけですが、チームや自分の時間を効率的に使えてますか?
IT技術の進化で、様々なツールが登場しており、これらを上手に使いこなすと、貴重な時間をうみだすことができるようになってきました。逆に、古い手法やツールを使い続けることで、非生産的なルーチンワーク、必要でないコミュニケーションを残し貴重な時間を浪費する原因になっているのではないでしょうか。
さっそくですが、Kaizen Platformのプロジェクトマネージメントでどういうツールを使って貴重な時間をうみだしているかをまとめてみました。これをみればKaizen Platformの仕事や考え方が見えてくるとおもいます!
Google Hangouts
Kaizen Platformと言えばリモートワークとイメージされる方もいるとおもいます。私のチームは日常的にGoogle Hangoutsをつかっています。よいところは、
- Google Calenderに予定登録するとビデオ会議リンクを自動生成してくれる
- Google Calenderの予定からワンクリックで起動できる
- 帯域制御ができる、外出先でネットワーク環境が悪くても使いやすい
全社員の予定はGoogle Calenderにまとまっているので相性がよい。ちょっと変わった使い方もしていて、
- オフィスにメンバーが揃って会議をしていてもGoogle Hangoutsを起動
- 発表者がGoogle Hangoutsに画面共有してお話
なんて使い方もします。発表者が複数人いる場合でも、発表者のスクリーンシェアを切り替えるだけなので、モニターコードつなぎかえタイムがなくなりました。
ZenHub
プロダクトの開発は、スプリントを決めて進めていたものの、タスクボードでこれだ!というツールがなく悩む日々が続きました。ソースコードはGitHub、タスクボードはAsanaを利用。
- GitHubのissue、Asanaでズレがでる(2重管理なので)
- Pull RequestとAsanaの紐付けができない(手動でリンク貼ればできる)
んー、2重管理になるため抜け漏れが把握しにくく、まじめにやろうとすると複雑なルールを作ったりと苦しい展開に。そこで、GitHub上でタスクボードも管理できるZenHubを導入。
- GitHubのissueをタスクボード上で管理できるので一元管理
- 開発以外のタスクもこのタスクボードにのせている
- タスクを更新したらSlackに通知
- 情報の流れがスムーズになってissue内でメンバー間ディスカッションが活性化
情報の見通しがよくなると意見交換も活発になる!結果的に、プロダクト品質向上にもつながっていく環境改善ができました!
InVision
スピード感溢れる開発の中で、プロダクトのデザインについて多くのレビューや議論がデザイナー、エンジニア、プロダクトマネージャーの間で発生し、日々、大小様々な意思決定をして開発が進みます。しかし、こんな問題が。
- チーム内で効率的にデザインについてのレビューとフィードバックができない
- デザインの変更と履歴が一元管理できない
そこでInVisionを導入。InVisionはプロトタイピングと、デザインの管理、コラボレーションを可能にするツールです。チームのメンバーは、いつでも最新のプロトタイプを確認できるようになったので、レビューとフィードバックが活発になりました!
Tableau
KaizenAdは、広告クリエイティブを改善して効果を向上させるプロダクトですが、その中で、配信した広告のデータ分析をして、その傾向データからプロダクトの動きを変えたり、お客様が見易いグラフのビジュアライズを提供しています。
社内では既にDOMO、Re:dashを使っていたものの、これらのツールは、
- ダッシュボードとして使いやすい
- ただし、
- ディメンジョンをゴニョゴニョしたり
- 階層化してドリルダウンしたり
- グラフの表現を変えたりが面倒
ということで、Tableauを導入。
- ダッシュボードとしては利用していない
- ゴニョゴニョしてデータから課題や傾向を導くためのtry and errorの高速化
- KaizenAdでお客様に提供するグラフのビジュアライズイメージのプロトタイピング
SQLを書かずとも、複数のデータソースをjoinしたり、フィルタ条件も指定できるのでが楽ですし、SQLを知らないメンバーにもデータ分析を身近にする素晴らしいツールです!
Intercom
これから本格的に使おうとしているカスタマーサポートツール。カスタマーサポートというとどうしても守りのイメージが強いとおもいます。例えば、
- 電話の窓口を準備して、対応して
- メールの窓口を準備して、対応して
- しかし、似たような対応も沢山しているような。。。
Intercomは、攻めのカスタマーサポートツールです。例えば、
- Cookieが発行されていないユーザー(1回目の訪問)に Wellcome Messageを表示
- ページに来訪してから15秒アクションがないユーザーに "迷ってませんか?" と声を掛けたり
お客様が分かりにくいページは改善するべきですが、改善に時間が必要な場合はIntercomで対象のページでヘルプを自動表示する設定をくわえたりと、改善手段の選択肢を増やすことが可能になりました!
まとめ
限られた時間の中で、最高の仕事をする!プライベートも充実させる!そのためには、自分達のチームが時間を上手に使うためにツールの力を最大限活用していく。そして、自分達にしか作れない付加価値作りに集中する!
こんな環境で、一緒にチャレンジする仲間を募集中です!