就活生の永遠の悩み。
「面接で盛った話って、ぶっちゃけ人事にバレてるの?」
ガクチカ、自己PRなど、ちょこーっと大げさに話してみたり、数字をすこーし多めにしてみたり。
完全な捏造ではないけど、正直真っ白とは言えない…
この記事にたどり着いたあなたは、バレていないか後ろめたさでヒヤヒヤしているのでは?
ということで、現役女子大生が上場企業の人事担当者にトークセッションの中でたくみに「盛り話」を仕掛けて、見破られるか挑戦をしてみます…!
今日の対決の司会進行を務めさせていただきます。以後、お見知りおきを。
さて、今回の対決は
学生の『嘘』を人事はどこまで見抜けるか
という内容になります。
両挑戦者には、「就活のぶっちゃけ気になるあれこれ」というテーマでトークセッションを繰り広げながら、学生サイドはその中に嘘を織り交ぜ、人事サイドはその嘘を見破ってください。
ラウンド1: 自己PRってなんのために聞くの?
ラウンド2: 人事から見た強いガクチカは?
ラウンド3: 就活の軸ってなんていうのが正解?
ラウンド4: この学生落とそうと思う瞬間は?
では、今回の挑戦者を紹介します。
挑戦者:女子大生代表 miku・fuka・miyu・aiko
女子大生団体TeamKJの所属メンバーから4名参戦。
就活を終え内定を勝ち取った猛者から、2年生に進級したばかりのニューホープまで!
女子大生団体Team KJについては下記をご覧ください。
ついで、挑戦者を迎え撃つ企業側人事代表を紹介。
応戦者:企業人事代表 三井様
HRテック系の上場企業、株式会社エフアンドエム様にて採用を担当されているイケメン人事。
関西本社の企業でありながら、昨年度のエントリー倍率は驚異の90倍を誇る超人気企業!!
菅田将暉さんのCMでも注目されていましたね。
では、両者準備はよろしいでしょうか。
勝利条件は過半数以上嘘を見破る、もしくは嘘を貫き通すこと、です。
両者検討を祈ります。
ゲームスタート。
自己PRはなんのために聞くの?
就活で気になるのが、自己PRってなんのために聞くのかなって。
ガクチカと何が違うのかなってずっと思ってました。
それぞれ企業側は何を知りたいのかを意識すると、違いが分かりやすいかもしれません!
ガクチカは「モチベーションの源泉」「課題へ取り組む姿勢」などを知りたいと思っていて、自己PRは自分の強みを通して「うちの会社にどんな貢献をしてくれるのか」「どれだけ客観的に自分のことを見ているのか」などを見ていますね。
自己PRってどんな貢献を出来るかが見られているんですか…。
正直、学生のレベルで会社に対して何か貢献できることなんてないと思っちゃうんですけど…。
そんなことないですよ!
業界の知識が少ないからこそ、固定概念に囚われず、斬新なアイデアを出したりなど、出来ることはいろいろありますよ!例えば、サービスを全く知らない人に提案をするときに、当たり前のように使っていた言葉が、業界用語に近くて分かりにくかったと気づけたりとか。ほかにも毎日元気に挨拶をする、とかでも会社の雰囲気を明るくすることに貢献していますしね。
あとは、入社してすぐだけではなく、入社数年後をイメージしたときに、自分の強みを生かしてどんなことができるのか考えるのが重要ですよね。
イメージしてほしいんですけど、「挨拶も苦手、事務処理も苦手。得意なことはひとつもないけど、この会社に入りたいから雇って!」って言われたらどうします?
・・・なんで雇わないといけないの?こっちのメリットは?ってなりますね。
学生の立場で『会社へ貢献』と考えるのは恐れ多いと思っていたんですが、確かに会社の目的は利益を上げることですし、自分が会社にとって何が出来るのか考えることが必要なんですね。
そうですよね。あとは、その強みが志望している会社で活かせるかどうかも重要ですよね!
例えば「笑顔が強み」だとして、接客業ならすごく大切だけど、技術職だったらそこまで重要ではなかったりとか。
業界や職種に合わせて考えるのが良いと思います。
なるほど、志望しているところに合わせて見せ方を変えるのがよいんですね。
わたしは将来、食品系のメーカーに勤めたいと思っているんですが、自己PRは『好奇心の強さ』にしようと思っていたんですが、『食への探求心の強さ』にしようかな!
いいですね!どういった経験からそう思われたんですか?
(あれっ、急に面接みたいな質問・・・!)
ええと、もともと食べることが好きで、いろいろなお店を巡っているのですが、ただ食べて終わりではなく、それぞれのお店の良さや味の特徴をまとめて、グルメ専用アカウントで発信をしています。
最初は記録として残しておくために始めたことですが、そのアカウントでの発信を通して、自分自身の味の好みについて知ることが出来たり、似た趣向の方からおすすめのお店を教えてもらうようになったりと、食の世界への興味がより深まるきっかけとなりました。
そのアカウントでの発信では、何か意識していたことはありましたか?
いかに美味しそうに見えるような写真を撮るかというところに意識をおいていました!
照明や角度にこだわったり、お店の雰囲気にあったアプリで加工をしたりなどしていました。
素晴らしいですね!先ほど、自分の味の好みを知るきっかけとなったとお話をされていたのですが、それはどのようなところで気付くことができたのですか?
ええと・・・美味しいなと思うところはどこも同じようなテイストのお店が多くて。
こういう味が好きなんだなと思うようになって。
今のは盛りが入ったのかな?
エピソードを深堀したときに、抽象的な答えが返ってくると盛られているのかなと思います。
バレた!!!!
そうですね。グルメアカウント自体は作っていて、料理が美味しそうに撮れるよう一眼レフのカメラも買ったんですけど、体系的にアカウントを動かしていたわけではなかったです・・・
カメラまで購入って本格的ですね!!
志望業界にあった自己PRはとてもいいと思いますし、グルメアカウントの運用って他ではない内容で印象にも残りやすいと思います。これからこだわりポイントをより深堀して運用していくとすごくよい自己PRになると思いますよ!
自己PRってこういう内容でもいいんですね!
ありがとうございます
人事から見た強いガクチカは?
ガクチカって、だいたいサークル活動、アルバイト、インターン、留学、大学の研究とかが多くて、正直似たような内容が多いと思うんですよね。その中で何を見ているんですか?
何をしたのかではなくて、どんな経験をして、そこから何を学んだのかを見ています!
よく、数字が大事!とにかく数字で具体性を!という感じで、結果をアピールしてくれる人もいるのですが、一番知りたいのはその結果に至るまでの過程の方ですね。
過程が見られてるんですね。
人事の方から見て、「いいな!」と思うガクチカってありますか?
『人柄が伝わるもの』と『挫折したもの』ですね。
『人柄が伝わるもの』というのは自分の強みが活かされているようなエピソードです。
採用した後は一緒に働く仲間となるわけですから、一緒に働いている様子が想像できるような、その人らしさが伝わる内容のものは好印象ですね!
もうひとつの『挫折したもの』っていうのは、具体的にどういうものでしょうか?
挫折して諦めてしまったものではないですよ!
挫折や失敗を経て、そこから再び頑張ったようなエピソードですね。
社会人になってからも壁に当たることは多々あるので、そういうときにどのような態度を取るのか、どうやって解決していくのかというところが伝わるので、「この子いいな!」と思うことが多いですね。
失敗談っていうのもいれてもいいんですね!
むしろ隠した方がいいんだと思っていました!
あとはテクニック的なところでいうと、『第三者からの評価がある』内容は信ぴょう性が上がるのと、周りとの関係性も見えるので良いと思います。
頑張っていた内容や結果に対して、周りからどういう言葉をかけてもらったとか。
ちょうど弊社でもインターン1期生の募集を開始したのですが、よい成績を残した学生に関しては推薦状を作ってあげたいなと思っています!
上場企業からの推薦状って、就活ですごく強いアイテムになるんじゃないですかね。
それすっごくいいですね!!!
私はもう就活終えてしまったんですが、そんなの貰えたら就活無双できそう・・・笑
なにより、誰かからきちんと認めてもらえたというのが形に残るのは自信に繋がって、面接も堂々と受けることが出来そうです!
前半戦はここまで。
就活で負けないような、確固たる自信をつけたい人はぜひエフアンドエム様のインターンへ!!!
▼ポイント
①注目の職種インサイドセールスの記念すべき学生インターン1期生
②関西屈指のイケてる上場企業でのインターンシップ
③リアル面接官によるフィードバック&就活塾&特別選考ご招待
前半を終え、人事側が1点先取とリードの状態。
後半は明日公開させていただきます。
しばし待たれよ・・・