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前回「初の試み!インターンからジョインする4人の新卒に『新入社員研修』を実施しました。」という記事で研修の内容をお届けしました。
今回は、4人の新卒が研修を振り返る座談会をお届けします。
新卒ならではの目線で、カジュアルに本音も覗かせつつ、研修をどんな思いで受けたのか、何を得られたのかなどを聞いていきます。
想定外?入社半年以上経ち研修を受ける4人
さて、今回ジュニでの初の試みとなる研修は、研修代行会社に一任をしないで、ジュニのプランナー/ディレクターの峯藤が設計と講師を担当しました。
峯藤は「かしこまった研修は考えてなかったが、既にジュニで半年以上馴染んで働いている4人が対象なので知識レベルをどの粒度にするか悩む点もあった」と苦労した側面もあったとのこと。ジュニらしいカジュアルさをもちつつも、基礎的な“社会人として厳守すべきこと”への理解や、“職種を横断してコミュニケーションをとりながら働く”という狙いで研修を全3回に渡って手探りでつくっていきました。
そんな裏側がありつつ、ジュニで研修を行う!ということを聞いた新卒4人はどう思ったかというと…それでは研修を振り返ってみましょう!
Q:入社時に研修をすると聞いてどうでした?
「(会社らしい研修をやるとは思っておらず)意外だった」
「ベンチャー企業には無いイメージ」
「研修をリクエストしたので、叶った」
などの意外性を感じつつも好印象。
写真左から
遊佐:2021年4月からインターン入社。学生時代は大学でメディア社会学を学び、昭和・平成の文化研究と雑誌制作に注力。ジュニで幅広い案件のコンテンツを自由な発想で取り組みたいと志望して入社。現在サイト制作進行とARTWORKSの運営を担当するディレクター。
石野:2020年9月からインターン入社。大学でAIとXR技術を用いた音楽の即興演奏インターフェースの研究開発を行い、ジュニでWeb〜リアルまで幅広いクリエイティブなものづくりに挑戦できる魅力を感じ入社。現在フロントエンド全般とdisguiseを使用した映像演出やweb3.0などを担当するエンジニア。
峯元:2021年8月からインターン入社。大学でグラフィックやプロダクトのデザインを学び、ジュニにアウトプットのジャンルを問わず制作しているところに魅力を感じ入社。現在ゲームコンテンツやLPを担当するデザイナー。
加藤:2021年12月からインターン入社。大学でICT教育・デジタル教材制作を学び、ジュニに幅広い分野で制作進行含むディレクター/プランナーとしての経験が積めると感じ入社。現在配信イベントやサイト制作の進行を補佐するディレクター。
研修を受けて得た事、見えた課題
研修1『社会人の基礎知識。会社で働くということとは?』
まず1回目は基礎ということで真面目な座学パートです。
社会人の基礎知識から、業界基礎知識の専門用語まで幅広く学びました。既に半年以上ジュニで働く4人にとって既に知っている部分もある内容ですが、どう感じたのでしょうか。
Q:1回目の研修は座学でしたが、受けてみてどうでしたか?
石野:ビジネスでの言葉遣いや伝え方、考え方、顧客との付き合い方などあらゆる面で学生時代とは違う意識が必要だと改めて感じましたね。
加藤:ビジネスとしての一般常識を学べる機会は少ないので改めて知ることができてよかったですね。社会の動きを感じられたかも!特に契約書を実物で見てその文面に一番興味が湧きました。
研修2『ジュニの社員として他職種メンバーと働くことを知る座談会』
2回目は1回目とは変わって、ディレクター/プランナー、エンジニア、デザイナーと職種を混ぜた4人1グループの座談会形式で行われました。インターン時代は同じ職種のチームメンバー内でのコミュニケーションにとどまりがちでした。
△座談会はお菓子片手に和やかに実施しました。
Q普段あまり話さないメンバーとの座談会はどうでしたか?
峯元:普段デザイナーチーム内で話しがちなんですが、座談会では他チームとも話しやすい印象でした。そこでエンジニアの方に「遠慮なく話して欲しい」と言ってもらい、実際のコミュニケーションが大事だと感じられました。また、エンジニアの仕事の向き合い方への理解も深まった気がします。
遊佐:座談会で理解できて良かった点は2つです。1つ目はリモートワーク時の皆さんのワークスタイルです。ジュニは今、週の半分をリモートの形を取っていますが、私はつい自宅のデスクに集中しがちで、息抜きの仕方がわからなかったんです。人によっては積極的に外でランチをしたり、買いに行ったり、カフェで仕事をしたりと、柔軟にしてもいいんだと感じられて参考になりました。2つ目は、違う職種の方々の働き方です。私はディレクター/プランナーなので、エンジニア、デザイナーの別の職種への理解が深まって、今後の仕事の依頼もしやすくなりそうです!
研修3『ビジネスマナー研修(名刺交換や電話対応)』
3回目はクライアント対応をロールプレイングで学ぶ研修です。
敬語や謙譲語をテキストでみて学ぶよりも、実践あるのみということで、まずは名刺交換、次にクライアントへの電話対応を想定したロールプレイングを行いました。
△名刺交換のロールプレイング時。
Qロールプレイングは実際に発生しうるシチュエーションでの設定でした。やってみていかがでしたか?
石野:自分では敬語を使えているつもりだったのですが、いざやってみるとロールプレイングでは、電話対応、マナーなど、自分に足りない部分を感じられました。ロールプレイングはあくまで練習なのでまずは実践して慣れていきたいですね。
加藤:私は以前2社インターン経験したのですが、2社ともコロナ渦中でオンライン中心で、社内のやりとりはチャットなどのテキスト上のコミュニケーションが中心でした。対面でのビジネスコミュニケーションは経験があまりなく心配な点もあったんですが、この研修で正解がわかり安心しました!
等身大の新卒4人の今と、実現したいこと。
研修の振り返りの最後は、今業務をするうえで課題に感じたり、これからチャレンジしたいことや、達成したいことを聞きます。
Q最後に、ジュニで働く上で課題に感じたり、これからチャレンジしたいことを教えてください。
加藤:今私は早く一人で業務を進められるようになるのが直近で実現したい事ですね。そしてできることを広げていきたいです。さらにその先の実現したいことや、やりたいことをこれから見つけて、チャレンジしていきたいと思ってます!
峯元:今、サイトデザインやLPを任せてもらってます。そのデザインの雰囲気を最初にイメージする際に考え込んで、なかなか決められないんです。まずは、求められるデザインのイメージをはやく掴めるようになりたいと思っていて、それを達成してから実現したいことを見つけていきたいです。
石野:自分のポートフォリオサイトをつくるとか、音楽にチャレンジするとか、ジュニで大事にしているアソビゴコロを業務外でも培っていきたいと思ってます。そこで得た事を仕事に還元したりと仕事と趣味を相互作用で充実していきたいですね!
遊佐:業務のサポートとしての役割を脱していきたいです。ここはお願いしますと私に任せていただいたところはプロとしてメイン担当としてやっていきたいです!今、「代わりにやっておきます!」と言えるようになってきたんです。相手の意図が汲み取れるようになって、予想ができるようになってきた気がします。
研修は1割!あとは実践の中で。
全3回の研修から多くの気づきや学びがあったことがわかる振り返り座談会でした。
まず研修自体行われるということが想定外だったという感想から始まり、1回目の座学では改めて学ぶ機会は無いので知ることが出来て良かったという意見、2回目の座談会では新卒メンバーそれぞれが課題に感じていたコミュニケーション部分の問題解消のきっかけとなったこと、3回目ではロールプレイングを得て今自分に足りないこと、実践が必要という理解促進にもなったようでした。
研修担当の峯藤は、ビジネスでは、7割を仕事上の経験から学び、2割を先輩・上司からのアドバイスから学び、残りの1割を研修などのトレーニングから学ぶ「7:2:1の法則」の話をしました。
あくまで研修は1割の役割。これから様々な実務の中で多くを学ぶにあたり、今回の研修はそれをより促進させていく役割になればと思っています。
応援しています!