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大手メーカーから地元中小企業へ転職した結果

中途入社で日本システム技研に入社した田中と申します。
前職は名の知られた大手メーカーのプラントエンジニアの下っ端でした。
現職はWeb系のバックエンドエンジニアの下っ端です。

また転職にあたり、住居も東京から地元・長野へと移りました。

つまりUターン転職かつ、全くの異業種からの転職でした。
そこでそんな私の目線で、前職と現職を比較してみたいと思います。

ざっと比較してみました

項目: 東京/長野

家賃: 高い/低い
残業: 多い/無し
通勤手段: 電車/自転車
通勤時間: 1時間/20分
会社規模: 社員数50000以上/30人前後

家賃

都会の家賃は高かったです。せまい1Kでも相当しました。一方、長野で同じ金額出せばオートロックの2LDKが借りられます。

せまくて高い、広くて安い。びっくりです。

もちろん、どんなコンテンツにも1時間とかからずアクセスできてしまう都会の立地は大きなメリットです。

長野が立地的に勝てるのは自然へのアクセスでしょうか。登山やウィンタースポーツに興じる人にとっては最高の環境だと思います。ヘッダー画像のような山中であればすぐ行けます。

残業

前職では月30-50H程度でしたが、現在はほぼありません。
また、今年度から導入されたフルフレックス制度により、残業した分、別の日に早く帰るという勤務体系になりつつあります。
また、月40Hのみなし残業制度が導入されているので40Hに満たない残業は、金銭的には実質無意味となるので、みんな早く帰ります。

自由であるぶん、管理コストは増えているのだと思いますが、私は管理職ではないので今のところガンガン活用しています。

ちなみに私の先月の残業時間は0.5Hでした。分単位での勤怠管理をしているので微調整が効きやすいです。

通勤手段/時間

前職では3路線乗り継いでドアトゥドアで1時間かかっていましたが、現在は自転車で20分です。あらためて満員電車によるストレスがものすごかったことを実感します。
ただし、長野は車社会です。通勤時間帯は別のストレスになりうるほど車が混みあっています。
それに、裏を返せば広大な土地に対し電車の路線があまり発達していないとも言えます。

社員数

前職でのプロジェクト規模は5-10年単位、かかわる人数も数え切れないほど多かったです。現在のプロジェクト規模は2-4人程度の少人数で、3ヶ月〜1年程度の期間のものが多いです。
これは会社規模というより、職種による差だと思います。
規模が大きいほどコミュニケーションコストは高くなりますが、一方で、小さいほどコミュニケーションの精度(?)を高める必要があるように感じます。

異業種からの転職で困ったこと

正直あまりないです。技術的な面でいえば、学生のころプログラミング(主にC言語)は学んでいたものの、うぇ、ウェブ・・?でぃ、ディージャンゴ(Django)・・・?というレベルでしたが今ではなんとかやって行けています。
Web業界のオープンソースという文化によって、インターネット上のさまざまな知見にアクセスできますし、「Slack」といったコミュニケーションツールによって社内への質問が容易なので、学習手段は豊富にあるように感じます。

前職はクローズドな業界だったので、業務に必要な知識はほぼ全て社内の人から聞く、もしくは膨大な社内資料の中から探すしかない、しかも聞く人によって情報量や精度が違うということも多々ありました。

しいて言うのであれば、入社した当初は、半径5m以内の人にチャットで話しかけるということが少し不思議ではあったものの、すぐに慣れました。

まとめ

できるだけフラットな目線から比較してみました。

本記事では様々な比較をしていますが、これはどちらが良い悪いではないです。
「大企業だから/中小企業だから○○だ」のように語られることも多いですが、単に好みが合う合わないの話かなと思います。
ただ、この好みこそ職場を探す上で一番重要なことかと思います。

転職にも、「前向きなもの(はてなブログに投稿されるタイプ)」、「後ろ向きなもの(はてな匿名に投稿されるタイプ)」があると思いますが、私の場合、完全に後者でした。

私においては、大企業は合わず、少人数の会社のほうが肌に合っていましたし、クローズドな業界よりも、オープンな技術をユーザーが発達させていくようなWeb技術は性分に合っています。

Wantedlyにご登録されている皆さま方においては、どちらの理由かも分かりませんが、様々な業種の方々が応募を閲覧されているのは確かなことかと思います。
こちらも募集を出しているからには、できる限り正直に社風などお伝えできたらと思います。みなさんの選択の一助になれれば幸いです。

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