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自社サービス『くれいしゅ』の開発エンジニアに技術構成や仕事の様子について聞いてみた。

こんにちは。最近、水泳を始めた人事兼広報担当の三輪です。
弊社が加入する健康保険組合のウォーキングイベントにも参加し、周囲から「何を目指しているの?」と言われるようになりました。笑

そんな私のプライベート事情はさておき、今回は弊社が提供するサービス“くれいしゅ”の紹介ストーリーVol.2になります。
開発に携わっているエンジニアメンバーのインタビューを通して、“くれいしゅ”誕生までの背景を記事にしていたVol.1とは違った魅力をお届けできたらと思います。

Vol.1:【プロジェクトインタビュー】病児保育事業への進出。新たなる挑戦。

インタビュー参加者紹介

左:BabyTech事業部の開発メンバー 平田さん
右:BabyTech事業部の開発メンバー 江本さん

左:BabyTech事業部の開発メンバー兼広報 山下さん
右:今回のインタビュアー 三輪

※くれいしゅは『病児保育・病後児保育』を対象としていますが、記事内では一括して『病児保育』と記載しております。

三輪:はい。では、さっそく始めていきたいと思います!
一同:よろしくお願いします。

三輪:あ、山下ちゃんは、くれいしゅパーカーは着ていないんだね?

山下:え?あ、みんな着てる!!すご!意識たか!!!笑

三輪:いやぁ、インタビューのために着てくれてありがたいよね。

江本:めっちゃ家の中探したっすね。どこやどこやって。笑

三輪:保育博にも遊びに来てくれたりとか、ありがたいです。
ちなみに来月東京で保育博がありますけど・・・

平田:あ、全然。行って良いならいきますよ。交通費が出るなら行きたいです。

江本:そうすね、交通費さえ出るなら。笑

写真:くれいしゅパーカーです。RESARTさんに制作いただきました。

―― 軽く自己紹介、これまでの経験やBabyTech配属への流れなど。

平田:(ニヤニヤ)

江本:もう笑ってるやん。

平田:いや、江本さんから、はい。どうぞ。笑

江本:はい。名前は江本です。笑
経歴としては、これまでずっとWeb開発をしていて、JOINT CREWに入社してからもWebフロントエンドを担当しています。病児保育関係の業務構想が話に上がっていた当時関わっていたこともあり、くれいしゅPJが本格始動する際に改めて声をかけていただきました。フロントエンド開発メンバーとして参加して、現在はPO(プロダクトオーナー)見習いとしても活動しています。
ちなみに前回の記事では麻生さんに全然知らんやつ扱いされてました。それ以降ずっと傷ついて作業が手につかない状態です。笑

三輪:夜な夜な枕も濡らしてたり?

江本:そうですね、悲しい気持ちで仕事をしている江本です。笑

平田:悲しいですねぇ・・・。笑

三輪:それでは、次は平田さんお願いできますか?

平田:はい。えっと、前回の記事で1mmも名前が出てこなかった平田です。笑

三輪:江本さんのコメントもですが、そういった面白いコメントはね、自分は記事に残そうと思っている側なので。笑

平田:はい、大丈夫です。望まれなかった平田です。笑
くれいしゅに携わったきっかけですが、入社前の面接のタイミングでくれいしゅを希望していたということがきっかけになります。今後経験したい技術としてReactを挙げていたので、そこも考慮された結果なのかなと思います。前職ではWebサイトの制作やデザインを作っていたりとWeb歴は長いです。
あとは、入社時に住んでいた大阪から引っ越して今は和歌山からリモートでやらせてもらっています。地方創生という会社の想いを体現している男です!

三輪:良いですねぇ。笑
当時の面接に自分も立ち会ってましたけども、くれいしゅの話題が出ていましたね!

ーー お二人の仕事を深掘り

三輪:江本さんは開発とPO業務を兼任しているとのことでしたが、割合はどのくらいですか?POは麻生さんの業務の巻き取り?

江本:エンジニアの方が若干比率多いんかな?7対3くらい。PO業務は仰るとおりです。

三輪:PO業務は初めてだと思うのですが、身につけていくにあたって書籍から学ぶとか、何かしたことはありますか?

江本:普段読み込む書籍の種類は変わりました。これまで技術系の本を読むことが多かったですけど、コードを書いていればいいだけじゃなくなってきたので。このPJに関わってからはスクラム開発とか、チーム活動や組織、リーダーはどう動くべきか、そういった知見も幅広く勉強しているつもりです。

三輪:すごいですね。この話は、自社サービスとクライアントから委託を受ける業務とのギャップみたいな部分にも繋がりそうなので、また後で深掘りさせてもらいますね。

三輪:では、続いて平田さんにお伺いします。
当時の面接では開発の能力を引き上げたいというふうに伺っていたのですが、前職の経験からデザインの観点でも頼りにされるのかなと思います。実際、どういった関わりかたをされていますか?

平田:ほとんど開発がメインですよ。最初の頃は一部デザインを担当することもあったのですが、高本さんが戻ってこられてからは彼女に委譲していまして、たまにレビューしている程度です。自分でデザインし始めるというのはほとんどないですね。

三輪:JOINT CREWはデザインの専門チームがあるわけではないですよね。配色やデザイン観点でのルール決めなどはどうされているんですか?

平田:ルール決めでいうと、外部のデザイナーさんにお手伝いいただいたり、チーム内で叩き台を作ったりしながら手探りで進めている状態です。完成しているかと言われるとまだまだですが、改善を繰り返している状況です。

三輪:なるほど。というのも、次回はデザイナー向けインタビューも考えていまして・・・。笑

江本:お、2回連続で登場?

山下:望まれていない平田なのに・・・2度参加してもらうかも・・・。笑

ーー 仕事の忙しさについて

三輪:お二人とも複数の仕事に関わることもあるようですが、時間的にお忙しかったりしないですか?

江本:過度に忙しい時、、、はないと思います。チーム内でスクラムを組んで、大体2週間ぐらいの仕事量を見積もって進めているので、パツパツみたいなところはあまりないかも。少なくともくれいしゅでは経験したことないかな。笑

三輪:働き方でいうと、江本さんなんかは育児をしつつ仕事されてますよね?必要なタイミングで中抜けされたりとか?

江本:そうですね。子どもが1歳くらいの時は病気が多かったので中抜けさせてもらい、落ち着いた頃に再開したりと融通が効くので助かりました。無理なく両立できていて、子育てに対してしんどいみたいなことはほとんどなかったです。

三輪:他の社員でも夕方くらいに中抜けして数時間たって再開してみたいな方もいらっしゃるので、プライベートも含めて調整できる環境があるのはいいことですよね。

ーー 自社サービスと請負・委託型の開発とのギャップ

三輪:くれいしゅと受注したPJで開発するときとのギャップに関してはどうでしたか?

江本:主な違いだと思うのは、カバーする領域の広さですね。私が経験した委託での開発は、設計者が居て、インフラ担当が居てという形で分業されていて、自分自身はフロントエンドの開発をすれば問題ないという状態でした。自社サービスでは進め方からインフラ面の整備とかとか、全員が全員のカバーをしないとならない場面がある。そこがギャップでもあり大変でした。

三輪:仕事進めるにあたって幅広く理解しないとですよね?BabyTech事業部の開発チームはまだ小規模だと思いますが、例えば誰かがお休みのときなんかは肩代わりする範囲がその都度広がっちゃったりとかもありました?

江本:そうですね、覚えることは想像以上に多かったです。ただ、全員が同じ知識量でどの領域もカバーできるように進めてきたので、肩代わりする範囲が広がるということは少ないと思います。分業されていた開発業務に携わっていた頃は、他社の方も関わっていたりして、その領域をカバーするか躊躇することもありました。笑

三輪:ありがとうございます。平田さんはどうですか?弊社の仕事ですと、BabyTechの事業しか関わっていない状態だとは思うので、社内サービスの開発に携わってみた感想でも良いですよ。

平田:そうですね。フロントエンドエンジニアという役割だったのでReactをかくことが多いと思っていたのですが、江本さんもお答えされていた通り、仕事の幅が広いなというのはすごく感じました。モニタリングのツールであったりとか、障害が起きた際にどうすればいいかとか、サービス全体の運用で考えることも多くて。

三輪:全体的な技術の知見も抑えつつ新しく導入するツールもあると思いますが、かなり学習コストもかかってるんですか?

平田:全然触ったことも調べたこともないモノもあったので、最初は学習コストが高いようにも感じました。今でこそ1年経って慣れてきた感はありますけど。

江本:初め、PO(麻生さん)の発する単語が何一つ分からなかったすよね。笑
スクラム関係の専門用語が全然入ってこなくて、英単語の海に飲まれて・・・。カレンダーに組まれているイベント名毎に、そのイベントが何をやろうとしているのか調べて確認して、みたいな感じで理解していきました。

三輪:PO側を担当するようになってその単語を使う側にまわったことでさらに、このイベントは何を目的にしているのか?など手段と目的をちゃんと認識していないといけないですね。

江本:はい。新しいことをやろうという際には提案する側になるので、いかに丁寧に説明するかは気をつけています。笑
そして、なぜ?の部分は大事でして。「これをやろう。」となっても、理由に対して皆で合意を取れないとうまく進めなかったりする、難しい部分でもあるかなと。

三輪:そうするとコミュニケーションにも配慮をしないといけないわけですね。私からみると、BabyTech事業部は会話量は多い印象なのですが・・・

江本:コミュニケーションを大事にしているので、会話量はめちゃくちゃ多いと思います。クライアントの仕事ですと会話をしないタイミングもあったので、そこもギャップかなと。笑

三輪:そこは平田さんも同じ見解ですか?

平田:コミュニケーション量は多いと思いますし、何かを「やりたい」と思ってもすぐに検討できる状態にあるのはいいですね。

ーーチームの雰囲気

三輪:チーム内の人間関係やコミュニケーションはとても大事だと思うんですけど、チームの雰囲気ってどんな感じですか?普段、BabyTech内のメンバーと個別で関わることはありますが、BabyTechチーム内でのコミュニケーション環境ってどうなのかなと思い。

江本:バーチャル出社オフィスツールの『oVice(オヴィス)』を利用しているのですが、メンバーは基本oViceに常駐していて、会話しながら仕事をしています。雑談することもありますが、突然仕事の話に変わってし、みたいな感じで相談もしやすい環境だと思います。

写真:- バーチャル出社オフィス-oVice 弊社が実際に利用している画面です。

三輪:竹内さんとか、ビジネスサイドとの会話の機会もありますか?

江本:週に1回、皆で情報共有をする日があります。サービス販売の営業面がどうだった?とか、開発側からはこのような機能増えたよみたいな情報交換をしていますね。他に、隔週で作ったモノをお披露目する場面もあり、デモをしてフィードバックをいただいたりとか。

三輪:なるほど、全体的にコミュニケーションが取れる環境なのですね。ちなみに、平田さんは普段どなたと会話することが多いんですか?

平田:まぁ、開発メンバーと喋ってることが多いですよ。

三輪:BabyTechチーム皆が同じようなSlackアイコンに変更してたりもありましたよね。笑

(この最中とあるネタで盛り上がるものの、話題が内輪すぎるので割愛。笑)

ーー くれいしゅの技術環境について

平田:サーバーレスな環境でフロントは、Next.js、TypeScript。後ろにはHasuraが待ち構えていて、そして、全体的にはVercelに乗っかっています。他、デザインをするのはFigma、ログの取得ではDatadogを使ってます。あらゆるSaasを利用していてモダンな環境かなと思います。

江本:現在で考えても、この技術スタックは割と攻めてると思いますよね。Next.jsもWeb開発のスタンダードになってきていて、React、TypeScriptとかも最新に追従しているので・・・まぁ、モダンかなと。笑

(技術構成に関しても大変盛り上がったのですが、ボリュームの関係で割愛。笑)

三輪:Datadogとかは後発的に導入されてますよね、導入までの流れはどんな感じでした?

江本:基本的に使いたいツールは開発メンバーで決めています。ツールの内容や利用した場合のおおよその料金を麻生さんに相談、麻生さんから竹内さんに予算をとってもらう流れですね。基本的に使いたいモノを使わせてもらっています。

三輪:いいですね、自分たちで選定できるというのも楽しそうです。

江本:2年前くらいだとNext.jsとVercelのセットはあまり聞かなかったんですけど、その時も開発メンバーからの意見で決めさせてもらいました。推奨メーカーがあるわけでもなく予算への考慮があれば起用させてもらえる環境だと思います。

ーー 仕事や開発で大切にしているもの

三輪:開発業務で大切にされていることって何でしょう?仕事という広い側面でも構いません。

江本:難しい質問ですね、うーん、大切にしているもの・・・。

三輪:無いっていうのも一つの答えかもしれませんけどね?笑

江本:いやいや、あります。笑
チーム内に指針を決めるヒーローみたいな存在が居て、その個人の方針に従って進むというようなスタイルは合わないと思っているので、その辺は意見を聞きながら、皆で進めて皆で責任を取るという部分は大事にしています。

三輪:皆で共通認識や合意を持って物事を進めていくような感じですね。平田さんはいかがでしょうか?

平田:僕はイチ開発メンバーとして、素早く開発、どんどん修正を盛り込むことですね。最近本で学んだ、「アジリティ高く、イテレーションを回す。(名言)」ことを大事にしてます。笑

山下:『LEAN UX(本)』からやったんや。なんか最近よう言うなと思ってました。笑

三輪:アジリティ・・・敏捷性、スピード感を大切にしているということなんですね!

ーー 開発で苦労した部分

三輪:では次に、開発で苦労した話を教えてください。

江本:色々なことを覚えないといけなくなった、というのはさきほどのコメントで触れましたが・・・。
他には、作っているモノに対してずっと不安が付きまとってくることですかね。自社サービス特有かもしれないですけども、正しい成果物なのか?大丈夫なのか?みたいな。クライアントの委託開発は成果物が予めまとめられているので、そこの心配はないんですけど、全員が当事者にならなきゃいけない側面がありましたね。

三輪:大丈夫なのか?というのは世の中に有償で提供する製品といった営業的な面も含めて?

江本:そうですね。営業の腕に関わってくるのかみたいなものでもないので。

三輪:前回インタビューで麻生さんも話してましたね。そこはやっぱり苦労される部分なんですね。平田さんはどうですか?苦労されたエピソード。

平田:まだ利用者が数多く居るわけではないので、実装した機能が効果的なものだったのか、今後の開発方針をどうするとユーザーが使いやすいか、みたいなところは難しいと思いました。

三輪:ユーザーの意見を取り入れて開発したいですもんね、その辺は暫定的な課題として残っているという感じでしょうか。そういった課題はチーム内でも情報共有して共に検討されているんですか?

山下:適宜ミーティングを実施しているのでその時ですかね。イベントログを確認してこれは想定通りの使い方ができていそうか、みたいな。

江本:そうですね。あとはどうにかフィードバックをもらって、という感じで進めています。笑

ーー くれいしゅを通じて実現していきたいこと

江本:実現したいこと・・・。うーん。笑
例えば飲食やったら『食べログ』のように、くれいしゅを世の中にとってスタンダードなサービスにしたいです。病児保育に限らず、一時保育を探したり、保育機能に関わるサービスの中でくれいしゅの名前が当たり前に上がるようなところまでは持っていきたいなと思います。

三輪:ありがとうございます!平田さんはどうですか?

平田:病児保育というものは、くれいしゅに関わるまでは全く知らなかったんですけど、実際の事業を聞いた時に便利そうやなと率直に思いました。知らない方が世の中にはまだまだ居ると思うので、くれいしゅを通じて病児保育自体の認知も上がると、相乗効果になるかなと思っています。自分がいつか子ども授かったときに、今よりももっと子育ての体制が整っていると良いなと思いますね。

三輪:お〜、お二人とも予想以上に意識高いポジティブな回答でしたね!

江本:え!もう少し腹割った感じが良かったっすか?全体的に牽制しあってインパクトにかけますかね?笑

平田:綺麗にまとめようと思ったんですけどね。笑

三輪:もう少しエッジが聞いてても悪くないかな〜くらいには思ってましたけど。笑

要所要所で素を出しつつインタビューにお答えいただいたお二人、ご協力ありがとうございました!
この後も話は続いていたのですが、それも割愛しております。笑
(カット量の多さからも普段のコミュニケーションが垣間見えて非常に良いチームだなと思います。笑)

ということで、今回は開発メンバーへのインタビューでしたがいかがでしたでしょうか?
インタビュー内でも軽く触れましたが、次回はデザイナーへのインタビューを予定しています。Vol.3もお目通しいただけると幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました😊

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