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フリーランスと正社員を経験した私が辿り着いた先

皆さんこんにちは。(株)JOINT CREW人事部の三輪です。

今回はエンジニア組織のマネージャーとして、マネジメントと技術支援を両立されている麻生さんにインタビューをさせていただきました。

これまで12年のエンジニアキャリアを持つ麻生さん。
キャリアを見据えた中で1度フリーランスにも転じた彼が、再度組織で働こうと思った理由とは?IT業界の変化を見てきたからこそ話せるエンジニアの方へのメッセージとは?


三輪:お疲れ様です。すみませんお時間をいただき。
麻生:いえいえ、大丈夫ですよ〜。

三輪:ありがとう御座います。それでなのですがこれまでの簡単なご経歴を教えてください。
麻生:はい、元々は異業種で働いていましたが、日々進化するIT業界に興味が湧いてエンジニアに転身、IT企業を2社介した後にフリーランスエンジニアとして独立、その後ジョイントクルーに身を置き現在に至ります。

三輪:ジョイントクルーに入社された理由は?
麻生:“エンジニアを起点として全て考える”という思想ですね。

三輪:というと?
麻生:順を追って説明しますね。
代表の村越とは以前の会社からの付き合いなんですが、
当時、彼は営業部長で、私はエンジニアとして働いていました。

三輪:なるほど、それで?
麻生:村越がジョイントクルーを創業した後に「転職を考えているようなら一緒にやらないか?」とお声掛け頂いたんです。
ちょうど私も転職かフリーランスで迷っていた時期でして。

三輪:凄いタイムリーでしたね(笑)
麻生:そうなんです、ホントにたまたま(笑)
ただ、その時はフリーランスに挑戦してみたいという気持ちが強くてお断りをしました。

三輪:そうだったんですね、ところで何故フリーランスで働こうと思われたんですか?
麻生:ん〜そうですね、やはり一番は自分の実力を知りたいということです。

三輪:フリーランス組織と組織に属している時と比べていかがでした?
   メリット・デメリットとか。
麻生:色々とありますが、まず大きな部分でいうと年収の点ですかね。
一般的でしょうけども、社員よりフリーランスのほうが稼げる金額は多いです。
ただし、税金関係、社会保険、年金、扶養など、組織にいると当たり前の制度などはないので、業務以外の時間が取られるなどは多分にありました。
あとは有給や夏季休暇等の概念もないですよね。

三輪:“働く”に関連する全ての事項を自分で決めなければならないですよね。
麻生:ですね。さらに、これも大きいのですが営業的な部分で次期PJの獲得にも時間を割かないといけない。全て自分でやらなければならない。

三輪:確かに、、、それは特に大変かも。
麻生:自分の場合、幸いにも以前からお付き合いのあるクライアントから次期PJの依頼をもらえ、ジョイントクルーの営業にもサポートしてもらっていたので、その点はクリアしていたのですが、そのパスが無いとなかなか難しかったんじゃないかと思います。

でも精神的なストレスは少なかったと思います。
自分がしたくないことはしなくてもよいのですから(笑)

(写真)左の灰ニットセーター:麻生  右のベージュセーター:三輪

 
三輪:なるほど、フリーランスを目指されている方にも参考になりそうです。
麻生:参考になれば良いですが・・・(笑)
あと言えることとしては、フリーランスは一見稼げるイメージですが、支出もそれなりでしたので稼げるとは一概に言えないです。重複しますが全て自分で行う必要があり、引き受けたPJ以外の活動に手間や時間をかけますから、それらを如何に効率良く片付け、自分にとって割に合うかと思えるかですね。

そして社員の場合は、組織だからこそ生み出せることがあるなと感じたことは大きいです。多くの人が関わり、介在することで生まれるものの良さって大いにあると思っていて。そこがもう一度、組織で働こうと思った理由ですね。

三輪:参考になります。その時の選択肢はジョイントクルーのみでしたか?
麻生:はい、そうですね。
前職時代、遠藤や村越の営業スタイルに大きな信頼を寄せていたのでジョイントクルーのみで決めました。

三輪:元々、お誘い受けていたからですか?
麻生:それもありますが、先ほど話した思想ですね。

三輪:“エンジニアを起点として全て考える”ってやつですね。
麻生:はい。以前に関わっていたクライアントから無茶な要求があったのですが、
それを相談したところ「そのPJはやめよう!」と言ってくれまして。
クライアントや案件によっては撤退しようよ。と。

それが結構衝撃的でして。

三輪:衝撃?ですか?
はい、会社としてのスタンスに衝撃を受けました。

・会社のために案件を獲得してくるのか?
・エンジニアのために案件を獲得してくるのか?

この2点の違いですが、1社目の会社は前者でした。
それが当たり前の世界だと思っていたのですが、村越、遠藤と働いていた時は後者の
パターンで。

これって言い換えると、
・会社の利益を優先するか?
・エンジニアの気持ちを優先するか?
ですよね。

三輪:ですね。
麻生:これは遠藤だったと思うのですが、以前にこんなことを言われました。

「我々は3年後、5年後にあの案件もしくは仕事をやって良かったなと言えるかどうか?」で判断したいよね。と。

これは目先の売上や利益だけを見るのではなく、
エンジニアが「あの案件があったからこそ成長した」や「あの仕事があったからこそ今の自分がある」と中長期的に言えるかが重要だということです。

俗に言う「使い回し」的な感覚は一切ないと言い切れます。
それらが、私が思う当社の営業メンバーに対する信頼です。

三輪:大変参考になります。では、その思想が表れている例を他にも教えてください。
麻生:そうですね、まずは年収や手当を含めた待遇は業界標準でみても良いです。
あと多くのメンバーが答えると思いますが、
この規模でここまでやるか?っていう福利厚生面ですかね。
あとは休みが多いです。(笑)

三輪:“働きやすさ“に関わることですね。
麻生:そうです。
私がフリーランスから改めて組織に属する際の条件は、

・生活水準を保てること
・裁量があり、やりたくないこと(案件など)をやらない意思決定ができること
・先端技術に触れることができ、成長できる環境・伸び代があること
・成長意欲の高い仲間がいること
でした。

三輪:ジョイントクルーは条件を満たせていますか?
麻生:はい、満たせていると思っています。

三輪:では次に今後の展望を教えてください。
麻生:はい。
業界平均以上の給与水準を保っていますが、さらに振り切れるような水準にまで高めていきたいと思っています。

例えば、求人票とかに年収事例ってあるじゃないですか?
現時点ですと、「お!」となるくらいなのですが、「スゲーいいじゃん!」にしたいです(笑)

また、中長期的に自分のキャリアをデザインできるような仕組みを強化していくこと、
成長したいという想いをカタチにできるような土壌を作ることが自分のミッションだと思っています。

三輪:良いですね、ワクワクします。
麻生:そう言っていただけると嬉しいです(笑)
やはり、やりたいことをやりたいタイミングでリスクなくやり続けられる組織でありたいです。

三輪:素敵です。ちなみに話が変わってしまいますが、休日って何されてます?
家族で過ごす時間が多いですよ。
言い忘れていましたが、時間的余裕があることも当社の魅力だと思います。

仕事だけが人生ではないと考えていますし、新しい働き方のモデルを提唱して推進していくことが当社の思想でもあるので。

三輪:マネージャーの麻生さんがそのスタンスだとメンバーも休みやすいですね(笑)
そうですね(笑)
どんどん定時で帰って欲しいと思います(笑)

時間的余裕を確保することが、結果的に仕事上のパフォーマンスに繋がると思っています。家族も含めて「当たり前の幸せ」を語れる土壌や文化でありたいと思っています。


(写真)明らかに写真慣れしていない麻生のハニカミショット


最後までお読みいただきありがとう御座います。
その後も色々と話をしていたのですが、ボリュームの関係で次回にまわそうと思います。
今回聞けなかった内容はVol.2として別途アップする予定です。

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